名古屋駅からほど近くに、「ノリタケの森」があります。洋食器メーカーノリタケの陶磁器に関する複合施設です。

広大な敷地の中でも、イオンモールNagoya Noritake Garden前にある「煙突ひろば」は、広い芝生があり、子どもたちがたくさん遊べます。

今回息子と遊びに行くと、煙突ひろばのシンボルでもある大きな煙突の間を、なんとたくさんの大きなこいのぼりが泳いでいました。息子は色とりどりのこいのぼりを見つけると、一目散にこいのぼりの下へ。「大きいねぇ、きれいだねぇ」とうれしそうに見上げていました。

高層ビル群を背景に優雅に泳ぐこいのぼりの姿は、大人の私も初めて見る光景です。この日はあいにくの曇り空でしたが、それでも気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりの姿は、圧巻でした。

広場で遊んだ後は、周囲の遊歩道をのんびりお散歩しました。遊歩道に沿って続く「窯壁」は、かつてノリタケの工場の基礎に使われたレンガでつくられています。

そんな歴史を感じる窯壁を、大人はつい見入ってしまいます。一方の息子は、それを不思議そうにのぞき込み、レンガの形を船や乗り物の形に見立てたり、「ダンゴムシがいたよー」と言って、都会にいながらも自然を楽しんだりして過ごしました。

敷地内では、近代化産業遺産群にもなっている建築物を見ることができます。工場見学や絵付け体験などもできるので、子どもの成長に合わせてまた遊びに来たいと思います。なお、こいのぼりは5月末まで見られるそうです。

■森の鯉のぼり2023
【開催日】2023年4月8日（土）～2023年5月31日（水）9:00～19:00（園内施設は10:00～17:00 ショップは18:00まで）
【場所】煙突モニュメント