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この男がジブリを支えた。「近藤喜文展」
2016年の「スタジオジブリ・レイアウト展」から2年―今年は浜松市美術館で、「近藤喜文展」が開催されています。
ジブリ作品に限らず、「赤毛のアン」や「若草物語」など多くのアニメーションで作画監督やキャラクターデザインを務めてきた近藤喜文さんの展覧会です。ジブリの映画が大好きな3歳の娘と一緒に、さっそく観に行きました。
土曜の午前中に行ったのですが、ものすごく混んでいたため、あらためて平日の夕方4時前に訪れると、閉館まで1時間ということで空いていました。やはり土日祝日は長蛇の列になるそうです。
順路は2階→1階となっていて、エレベーターが階段の奥にあるので、子連れには便利です。イメージボードや原画などの展示は子ども目線より高いですが、抱っこするとちょうど見やすいようで、「魔女の宅急便だ!」と喜んで見ていました。また、子どもが喜ぶ仕掛け(「魔女の宅急便」のキキが飛んでいるシルエットや、「耳をすませば」の太ったネコのムーンがお散歩しているシルエットなど)がありました。娘はキョロキョロしながら探し、見つけては楽しんでいました。
館内は撮影禁止ですが、フォトスポットがいくつかありました。
「耳をすませば」で雫がムーンを追い掛けて電車に乗るシーンを再現した場所では、雫のように麦わら帽子をかぶり、ムーンと一緒に座席に腰かけて写真を撮ることができます。麦わら帽子は2つあり、選べるのもうれしいですね。娘は、雫と同じように向かって左側に座りました。雫の住んでいる街並みと一緒に写真を撮ることもできます。
私は学生の頃、「耳をすませば」の舞台となった街に住んでいたので、懐かしく思い出しつつ、親子でゆっくりとした時間が過ごせました。「家に帰って、またジブリ映画を観ようね」と話す娘は、さらにジブリが好きになったようです。今年の夏は親子や家族で、ジブリの世界に浸りませんか?
※写真については、許可をいただいて掲載しています。
■この男がジブリを支えた。「近藤喜文展」
【開催期間】 2018年6月23日(土)~9月9日(日)
【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)
【観覧料】 一般1300円、大学・高校・専門学校生800円、中学生・小学生600円
※静岡県内の小学生は「キッズアートプロジェクトしずおか」ミュージアムパスポート提示により無料
※70歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方およびその介護者1名は当日料金の半額
※遠州鉄道「ナイスパス」を利用してバス・電車で来館の場合は当日料金の2割引(美術館、市役所前、市役所南、浜松城公園入口、鹿谷町、遠州病院駅(電車)降車の方限定)
※各割引の併用不可
■会期中のイベント
- 講演会「アニメーター 近藤喜文」
【日時】 7月21日(土)14:00~15:00(13:40開場)
- イベント「カオナシがやってくる!」
【日時】 7月29日(日)、8月11日(土)
1部 11:00ごろ登場
2部 14:30ごろ登場
- ギャラリートーク「学芸員による展覧会の見どころ紹介」
【日時】 8月4日(土)14:00から(約30分程度)
- コンサート「バンジョー&アコーディオンみんなの音楽会」
【日時 8月19日(日)14:00から14:45(13:40開場)
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
施設情報
浜松市美術館
住所 | 浜松市中区松城町100番地の1 |
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電話 | 053-454-6801 |
休館日 | 月曜日 (8月・9月は無休) |
子連れに便利な設備 | トイレ有、毎週水曜日は思いやりトーク&キッズウェルカムデー |
駐車場 | 浜松城公園駐車場、臨時駐車場(17台)が通年利用可 ※臨時駐車場は台数に限りがあるため、できるだけ浜松城公園駐車場を利用 ※会期中は市役所駐車場が2時間無料で利用可。駐車券を受付に提出 |
アクセス方法 | 【バス】JR浜松駅北口遠鉄バス・バスターミナル1番乗り場、乗車約8分「美術館」下車 |
URL | https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/ |
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、最新の内容をお確かめのうえお出かけください。