1歳頃の発育・発達

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幼児からのメッセージ

子どもからのメッセージ

歩けるようになったり、言葉がわかるようになったりするよ。
お父さん、お母さん、見守っていてね。おもしろいことを見つけたら教えるから、一緒に見てね。でも、まだ抱っこもおんぶも必要だよ。いっぱい甘えさせてね。

1歳からは「幼児」です。自分の気持ちや考えをしっかり持つようになります。指さしをしたり、ひっぱったりするのは「言いたいことがある」ということ。「なぁに?」「どうしたの?」と聞いてあげてください。わかってもらえる体験が、人の気持ちをわかる力を育てます。
歩くようになると、ますます世界が広がります。
より遠くに向かって進み、新しいものを発見していきます。歩行はまだ不安定ですが、バランスを取る練習中。安全面に気をつけながら、いろいろなところを歩かせてあげましょう。

心の中には言いたいことがいっぱい

ことば

指さしをしたり、少し言葉らしいことを言ったり、懸命に表現しようとします。でも、まだ言っていることがよくわからないこともあります。
そんなときはお子さんが見ているものを一緒に見てみましょう。
同じものを見て話をすることが大切です。お子さんの言いたいことを予想して「ああ、鳥さんがいたね。」「うんうん、お花が咲いてるね。」と話してあげてください。

指さし

いろいろな遊びを楽しめるようになります。

あそび

お父さんやお母さんとやりとりする遊びが大好きです。
「ちょうだい」「どうぞ」というやりとりをしながら、おままごとを楽しんでみましょう。
ボールを転がすのも楽しいですね。
からだを使った遊びも好きです。
怖がらないように気をつけながらからだの向きを変える遊びを楽しみましょう。

やりとりする遊び

感覚を十分に味わうことは脳の発達を促します。

あそび

砂や水も大好き、はだしも大好きです。安全面には気をつけながら、「汚れるからやめよう。」と言わず、たっぷり遊ばせてあげましょう。

砂や水も大好き

『子どもの生活時間』を優先しましょう。

からだ

仕事や家事など大人は忙しいですが、生活のリズムを作る大事な時期です。
早寝早起きが、安定した心とからだを育てます。

おっぱいを卒業した後も、お母さんを触ります。

コミュニケーション

お母さんのからだのどこかを触りながら、おっぱいを卒業した寂しさを我慢します。ぬいぐるみやタオルをいつも持っていたい子もいますが、一時期のことです。
受け入れて、のんびり見守りましょう。

おっぱいを卒業した後

大事なことは「楽しく食事すること」

からだ

いろいろなものを食べられるようになります。嫌いなもの、食べないものもありますが、無理はさせず、お父さんやお母さんがいろいろなものをおいしく食べる姿を見せましょう。
何かのきっかけで、お子さんも食べられるようになっていきます。

食べないもの

甘えたいときに十分甘えられることが心を強く豊かに育てます。

コミュニケーション

だんだん歩けるようになりますが、抱っこを求めてきたときにはしてあげましょう。

道具に興味を持ち始めます。

あそび

食事はまだ手づかみですが、スプーンやフォークも用意しましょう。
使うのはまだ難しいけれども、触ったり持ったりして、少しずつ慣らしていきましょう。

食事はまだ手づかみ

ワンポイントアドバイス

「わかりやすいおもちゃを用意しましょう」
「くっつく」「取れる」「おちる」「まわる」など、簡単なおもちゃでの遊びを楽しむ時期です。
お父さんやお母さんと一緒に積木を積んだり、倒したりの遊びも喜びます。
単純な遊びを、一緒に繰り返し楽しみましょう。

積み木

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