子どものインフルエンザ対策

2016年9月11日

インフルエンザってどんな病気?

インフルエンザは、ウイルスが原因で発症します。流行するインフルエンザのウイルスの種類は、大きくA型と B型に分けられます。感染力が強いため、保育園や幼稚園、学校などの集団生活では短期間で広がってしまうことがあります。空気が乾燥して寒い冬(12月~2月頃)が流行のピークですが、近年、春夏秋にも集団感染が出るケースもあります。

症状の特徴

主な特徴は突然の高熱、頭痛、のどの痛み、全身のだるさや筋肉痛などです。ほかにも咳、鼻水、嘔吐下痢など風邪と同じ症状が出ることもあり症状だけでは区別するのは難しく、医療機関で検査をして感染の有無を調べます。

子どもの様子がおかしいなと思ったら

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インフルエンザでは受診をして、診断・治療することが重要です。早めに医療機関を受診して診断・治療を受けましょう。
インフルエンザの検査は鼻の奥やのどなどを綿棒でこすり、数分~15分程度でウイルスの有無とウイルスの型が判定できます。しかし発熱後半日程度たってい ないと実際にはインフルエンザでも陰性という結果がでてしまうことがあるので、できれば発熱8時間以後に受診し、症状や周囲の流行状況などを総合的に判断 してインフルエンザの診断をするのが良いでしょう。
発熱後48時間以内であれば、有熱期間を短くし症状を改善する効果のある、タミフルやリレンザ、イナビルといった抗ウイルス薬を使用することもあります。副作用のことも含めて医師とよく相談のうえ使用するか決めましょう。

インフルエンザにかかってしまったら

十分な休養をとり、脱水を防ぐため水分を取ってください。
家族は別室で過ごすのがベストです。しかし、親は看病がありますのでどうしても近くで接します。うつらないようにマスクをするなどして予防してください。加湿器、なければ濡れたタオル等を部屋に干して湿度は50~60%ぐらいに保つとよいです。
周りの子たちに感染しないように保育園・幼稚園・学校は出席停止となります。園や学校に連絡をしましょう。再登園・登校には医師の証明をもらった許可書の持参が必要となります。

予防接種は受けさせるべき?

予防接種は流行が始まる前に受けておきましょう。

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一般の医療機関で予防接種が始まるのは10月頃。予約してから接種する病院も多くあります。13歳未満の子どもは2~4週間あけて2回接種をします。接種 後2週間ほどした頃から抗体ができ始めるため、1月以降の流行のピークを迎える前の12月初旬までに接種を終了しておくとよいでしょう。
保育園、幼稚園、小学校など、集団で過ごす時間が多い子どもは、感染しやすい状況にあります。本人の感染予防はもちろんですが、重症化しやすい赤ちゃんやお年寄りと同居しているかなどの生活環境も考え、予防接種をするかどうかの判断をしましょう。
 

インフルエンザ予防接種のポイント

毎年10月ごろから開始
生後6か月ぐらい~大人

6か月以上3歳未満…0.25mL を2回
3歳以上13歳未満…0.5mL を2回
13歳以上…0.5mL を1回

接種後2・3週間から5か月程度といわれています。

任意接種のため、接種費用は自己負担です。
医療機関によりますが、2500円~3500円ぐらいが多いです。

インフルエンザや風邪に負けない生活

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予防接種をしたからといって、安心はできません。
感染を防ぐための一番の予防はウイルスに接触しないこと。
風邪やインフルエンザは、咳やくしゃみによって感染します。特に乳幼児は免疫力が弱いので、流行の時期は人ごみの多い場所へ出かけるのは極力避けるようにしよう。
そして、親や兄弟姉妹もふくめ家族全員が、家の中へのウイルスの持ち込みを防ぐことも大事です。
外出時のマスク、帰宅時のうがいや手洗いを徹底しましょう。

「よく遊び、よく食べ、よく眠る」という言葉にあるように、普段から十分な休養・睡眠と栄養バランスのとれた食事で、病気に強いからだをつくっていきましょう

監修:きとう小児科皮膚科 鬼頭秀行先生

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健康増進課
電話:053-453-6117