待機児童と保育施設の整備について

2016年8月17日

待機児童が多いため、認可保育施設に入園できないというニュースを耳にします。浜松市にも待機児童がいます。待機児童の現状と、今後浜松市がすすめていく認可保育施設の整備についてまとめました。

待機児童とは?

就労などの理由で、小学校就学前の子どもを認可保育施設に預けたいと希望し、入園を申し込んだが、定員超過等により入所できなかった児童のことを保留児童といいます。
そこから、
・ 浜松市認証保育所入所者
・ 特定園のみの希望者
・ 求職活動の確認ができない人など
を除いた児童数が待機児童数としてカウントされています。

例えば、認可保育施設が定員オーバーのため認証保育所を利用しているが認可保育施設に空きが出れば転園を希望しているような人や、特定の園のみを希望しているような人は待機児童数からは除外されます。

待機児童数とは

※入園の選考については、すべての保留児童を対象に実施されています。

待機児童解消にむけての浜松市の取り組み

幼稚園と保育所の機能を併せ持つ認定こども園の普及を図り、就学前の教育・保育を一体的に受けられる環境整備し、保育の受け入れ人数を増やしていくことにより、待機児童の解消を図ります。また、少人数の単位で0歳から2歳児を対象とした小規模保育事業及び事業所内保育事業を推進していきます。

保育所整備以外の待機児童解消に向けての取り組み

認証保育所の活用と保育料軽減のための助成を実施

認可外保育施設の中で、浜松市が独自に定める要件を満たした施設を、浜松市認証保育所 I 類・II 類として認証し、助成しています。
また、0~2歳児の待機児童が多いことから、認証保育所を利用し、要件を満たした 0~2歳の子どもの保護者に対して月額上限20,000円を助成し保育料を軽減する、浜松市認証保育所利用者助成事業を実施しています。

幼稚園の預かり保育実施

浜松市立幼稚園のうち19園で、働く保護者の子育てを支援するために通常の保育時間の前後や長期休み期間中に預かり保育を実施しています。

私立幼稚園が行う長時間の預かり保育の実施促進のため、預かり保育にかかる施設改修や人件費などの経費に対して助成を行います。
小規模保育事業を卒園する3歳以降の連携施設として私立幼稚園が受け皿となるよう、長時間の預かり保育の実施を促進します。

各区への保育サービス相談員の配置

保育を希望する保護者等の相談に応じ、保育施設や保育サービス等の情報提供を行い、子育て家庭のニーズに応じたサービスとのマッチングを行います。

保育士確保のための対策

保育施設の整備とともに、保育士不足が問題になっています。保育士の資格をとるための援助、潜在保育士の復帰支援、修学資金や就職準備金の貸付等で保育士の確保を進めます。

先輩ママのアドバイス

今年(平成28年度)の浜松市の待機児童は前年より半分程度に減って214人でした。それでも4月時点ですでに200人超え。年度途中にはさらに増えて倍以上になるとも聞いています。そして保育施設に入園を希望しているが、待機児童としてカウントする条件に当てはまらない人も含めた保留児童全体では727人もいるとのこと。
働き続けたい、再就職を目指したいと思っても、何百人という待機児童数を見てしまうと、はたして保育園に入ることが出来るのだろうか? と心配になります。求職活動も同時期に行う場合は、就職と保育園入園の両方がままならず、疲れていやになってしまうこともあるでしょう。
今後も保育施設の整備が行われ、待機児童も徐々に解消していく見込みとなっていますが、現時点では今あるものの中からベストを選んでいくほかありません。
ぴっぴの運営ブログ「2017 浜松市保育園申込状況のまとめ(1)~(4)」を読むと平成29年4月入園の募集・申込みの状況がわかります。まずは現状がどうなっているのか、どんな選択肢があるのかを知ることから始めて、その中で優先したいことは何か? 譲れるところ、譲れないところの折り合いをつけて、なんとか待機児童の問題を乗り越えていきたいですね。

お問い合わせ

幼児教育・保育課
電話:053-457-2118