子育てのヒント

だるまちゃんとてんぐちゃん

2016年8月15日

小さいだるまちゃんと小さいてんぐちゃんが遊んでいて、だるまちゃんはてんぐちゃんのうちわや帽子や履物と同じ様な物が欲しくなります。こういう子どもの気持ちってわかりますよね。だるまちゃんは家に帰って大きなだるまどんに「てんぐちゃんのようなうちわが欲しいよう」と、頼みます。大きなだるまどんはすぐに沢山のうちわを出してくれます。でも、だるまちゃんの欲しいようなうちわは有りません。そこでだるまちゃんは考えているうちに思いつくんです。なんとやつでの葉っぱをうちわにするのです。ぴったりですよね。それを見たてんぐちゃんは褒めてくれます。次は帽子、その次は履物と、同じ展開が繰り返されます。そしてその度にてんぐちゃんは褒めてくれます。最後にはてんぐちゃんの様なとんぼもとまる鼻が欲しくて大きなだるまどんに頼みますが、大きなだるまどんは鼻を花と間違えてしまいます。でもお餅をついて丸めて形の良い鼻を作ってくれます。なんとその鼻にすずめがとまってだるまちゃんはすずめを捕まえててんぐちゃんと楽しく遊びます。

だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)
加古 里子
福音館書店
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とにかく最初のページから最後のページまで心地よい優しさいっぱいの言葉と楽しい絵が溢れていて子どもだけではなく読んであげる大人もとても心地よく幸せな気持ちになります。ぜひ絵を隅から隅までよ~く見てくださいね。毎回大きなだるまどんが出してくれた物が沢山で、一つ一つを見ているときっと会話がはずみますよ。だるまちゃんの家の様子も垣間見れて益々幸せな気持ちになります。そしてだるまちゃんが自分で考える時のヒントの絵がちゃんと描かれていますよ。目からも耳からも幸せをいっぱい感じてくださいね。最後のページのだるまちゃんとてんぐちゃんの嬉しそうな顔!!見ている私たちの顔もきっと同じ顔をしていると思います。

そうそう、だるまちゃんとてんぐちゃんが捕まえて遊んだとんぼとすずめ、どうなったんでしょうね・・・答えは最後のページを見たらわかりますよ。

文/子どもと絵本ネットワーク ルピナス 会員 山﨑貴子さん

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