子育てのヒント

助産師たちのつぶやき ~初めての妊婦生活~

2016年10月5日

助産師たちのつぶやき残暑もようやく和らいできましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目は体調を壊しやすいため、自分の身体に意識を向けて過ごすことができるといいですね。

さて、今回「助産師のつぶやき」を担当させていただくにあたり、自分自身のことについて話をしたいと思います。なぜなら、只今私は妊娠中です。初めての妊娠は新たな発見、驚きの毎日です。初期にはつわりがあり、常に気持ち悪い状態が続きました。一日に何回も嘔吐しました。色々なものを食べてみたり、食べるのをやめてみたり…ツボ押しの勉強をしてみたり、服を変えてみたり…。助産師としてこれから妊婦さんたちにアドバイスすることができるようにいろいろ自分の身体で研究しました。知識があってもなかなかうまくいかないものですね。苦笑。

そんな時期が数か月間続き、妊娠中期になると羊水量が増え胎動がよりしっかりとわかるようになりました。急激にお腹が目立つようにもなっていきました。海外の大好きな女優さんが、「マタニティは最高にセクシーで魅力的。ずっと妊婦でいたいわ(以下省略)」と話しているところをテレビで見たことがあります。私も助産師になる以前から‘妊婦さん’が大好きで、‘妊婦さん’に強い憧れをもっていました。憧れの妊婦になった今、大変なこともありますが、毎日がとても幸せです。お腹の中で活発に動いてアピールしてくる赤ちゃんはもちろんですが、今回の妊娠をきっかけに初めて自分の身体を愛おしく思うことができています。

妊娠線ができないように、お風呂の後に保湿クリームを塗る時間は、赤ちゃんと会話する大切な時間でもあります。それと同時に自分の身体にも話しかけます。「お腹が急に大きくなってきたね。足には妊娠線らしきものができてしまった…。乳頭は母乳育児の準備が始まり色素沈着してきているぞ。乳腺が発達して乳汁も滲み出してきているからびっくりだ。」

妊娠中はしんどいことや我慢しなければいけないことがたくさんありますね。それを窮屈に感じたり、辛い思いをしたりすることはもちろんあるでしょう。しかし、そんな時は赤ちゃんと自分の身体に少し意識を向けてみてください。お腹の中には命が宿っています。妊娠によって変化する身体はとってもセクシーです。長い人生の中の10か月間、この貴重な時間を共に楽しみましょう。

文/周産期センター・バースセンター 松本美佳

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