子育てのヒント

確認してみよう!赤ちゃんのうんち・おしっこ 

2016年3月23日

みなさんこんにちは。保健師の内崎です。まだまだ寒い日もありますが、日増しに暖かくなり早春の息吹を感じるこの頃です。皆さんいかがお過ごしですか。季節の変わり目は家族の体調管理にも気を遣います。赤ちゃんの様々なサインを見逃さず健康に過ごしたいですね。

さて、今月のコラムでは「赤ちゃんのうんち、おしっこ」についてお話しします。

おむつがえ

1.赤ちゃんのうんちについて

初めに、食事によってうんちは変化していきます。大人のおしっこ、うんちが何で出来ているかといえば、皆さんが摂取する食事や水分ですね。では、赤ちゃんはどうでしょう。赤ちゃんは母乳やミルクが栄養源になるので、生後しばらくの間、出てくるうんちは水っぽくて、つぶつぶが混じっていることもあります。しかし、これは赤ちゃんの消化機能が未熟な為で、母乳の脂肪が消化しきれずに出てくる物などが入っているからです。下痢や異常という事ではありません。そしてまだ固形の物は口に出来ないので大人のうんちとは少し違いますね。

赤ちゃんが成長して離乳食が始まると、うんちの形態も変わってきます。前よりもどろっとしていて少し形がついてきます。色もほうれん草を食べた時は緑っぽくなったり、食べたにんじんがそのまま出てびっくり!なんて事もあるかと思います。かたち、色、においなど毎日のうんちをよく観察してみてください。

正常なうんちの色は黄色~緑色~茶色です。母子健康手帳の生後1か月のところに正常な色が載っているので参考にしてください。うんちの回数は一般的に1日4~8回ですが、生後1~2か月ごろは授乳のたびにうんちをする子もいます。

2.赤ちゃんのおしっこについて

産まれたばかりの赤ちゃんは1日に10~20回くらいおしっこをします。赤ちゃんは膀胱におしっこをためることが十分にできないので何回にも分けてします。水分不足をみるための目安は、例えば“普段は1日10回くらい出すのに1日5回しか出ない”など、回数が普段より少ないかどうかということです。その場合は、まめに水分補給をする事が大切です。母乳やミルクの回数を増やすなどしてみてください。

3.こんなときは受診を

赤ちゃんは大人に比べて吐きやすいのですが、ひんぱんに吐く、うんち(便)の色が白、赤色(潜血が混じっている)黒色(血液が固まったような色)等の色のうんちの時、水っぽい便が立て続けに出たり、何日も続いたりする時は受診をしましょう。嘔吐、下痢どちらもあり、発熱など他の症状がある場合も受診してくださいね。

また、赤ちゃんは脱水になりやすく、ときには命にかかわることもあります。「ひんぱんな下痢や嘔吐がある時」「高熱で水分がまったくとれない時」「ぐったりしている」「おしっこが出ない」「唇が乾いている」などの脱水のサインがある時は、急いで病院に受診してください。

赤ちゃんのうんちやおしっこは、ママやパパが毎日のオムツ交換で確認できます。毎日目にするからこそ、あれ?普段とちがうな? に気付きやすいです。記事を参考に、是非、赤ちゃんのうんちやおしっこを確認してみてくださいね。

文/浜松市保健師 内崎博美

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