子育てのヒント

女性もメタボ予防を!

2020年11月3日

運動こんにちは。保健師の前野です。子育て中の女性は、育児や家事、仕事に毎日忙しく過ごしていることと思います。そうすると、どうしても自分の健康のことは後回しになってしまいがちではないでしょうか。私は子育てが落ち着いてきた今になって、毎年受ける健康診断の結果が気になるようになってきました。そういえば子育て中は毎日の生活に追われ、自分の健康についてあまり考えたことがなかったなあと。

女性の場合は男性と異なり、健康のターニングポイントがあります。それは「更年期」です。更年期は閉経をはさんだ前後10年間。日本人女性の平均閉経年齢は約50歳といわれていますので、45~55歳頃ということになります。女性の体は女性ホルモンで守られているので、男性に比べると生活習慣病になりにくいのですが、閉経以降は、女性ホルモンの分泌が激減するため、内臓脂肪はそれまでの2倍以上に増え、脂質異常症や糖尿病、高血圧のリスクが一気に高まります。そのため、子育て世代のうちから、更年期以降を見すえて、メタボ予防のために日頃の生活習慣を改善することが大切です。

【メタボリックシンドロームの診断基準】

メタボ判断基準

 出展:東京都報道事業保険組合ホームページ

メタボ予防の方法は、食事内容の見直しと運動量の増加が基本!

【食事】

  • 栄養バランスのとれた食事を心がける:主食・主菜・副菜をそろえる。
  • ゆっくり噛んで腹八分目:よく噛むと脳の満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぐ。
  • 薄味を心がける:濃い味付けはごはんが進み食べ過ぎのもと。
  • 不必要な間食・夜食を控える。
  • 食事は野菜から食べる(ベジファースト):野菜から食べると食後の急激な血糖値の上昇を抑えられる。

【運動】

  • 歩ける機会は逃さず歩く:エレベーターを使わず階段を使うなど。
  • 週3日以上は有酸素運動を心がける:ウォーキングやジョギングなど。
  • 子どもと一緒に動く、遊ぶ:生活の中で動くことでカロリー消費。意識していない運動が鍵。

新型コロナウイルス感染予防のため、自宅で過ごす時間が増えています。自宅でできる体操として、浜松市では浜松市リハビリテーション病院監修の体操動画を公開しています。ぜひ、参考にしてみてください。これからの自分の健康のために、忙しい毎日でも、無理をせずに続けられることを始めてみてはいかがでしょうか。

浜松市リハビリテーション病院監修の体操動画を公開しています

welはままつ 浜松市健康応援サイト WELはままつ

 文/浜松市保健師 前野

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