ぴっぴの防災ブログ

防災に関するぴっぴの活動紹介や報告、防災豆知識、おすすめの防災グッズや図書などを紹介します。

  • JAとぴあ浜松 暮らしに役立つセミナー’17

    2017年8月14日

    8月3日、JAとぴあ浜松さんからご依頼を受け、女性部の方々を対象にセミナーを行いました。「パッククッキングを体験して、災害時の食事を考えよう!」がテーマです。調理実習も行いますが、お料理教室ではなく、あくまで防災の講座です。パッククッキングの実習を通して、あらゆる物資が不足する災害下の状況をより具体的に想像し、どう備えるか考えることが講座の主旨です。

    講座のようす1

    パッククッキング自体は、近年エコで簡単な調理法として知られるようになってきましたが、災害時にも食生活の質を高めてくれることが期待されます。これまでも、防災キャンプなどで子どもたちと一緒にカレーを作るなど、パッククッキングをワークショップに取り入れたことがありました。今回の講座では、家庭で備蓄しやすい常備菜や缶詰、塩昆布などの保存食を使い、からだにやさしい非常食づくりを目指しました。たいへん暑い真夏日でしたが、子育て中のママからグランマ世代まで50名の方が参加され、熱心に取り組んでいただきました。

    調理の加熱を待つ時間を使って、災害時はどのような生活になるかということや、そのために必要な備えについてお話をしました。また、災害下で食器が手に入らない・水が使えないということを想定して、牛乳パックを使ったお皿づくりにもチャレンジしました。そして、実際にこのお皿を使って試食していただきました。

    講座のようす2

    さて、避難所の女性の役割といえば「炊き出し」とイメージされがちですが、女性が必ず炊き出しをしなければならないという決まりはありません。にもかかわらず、災害時は性別役割負担が一層強くなり、家庭で女性に求められるような役割が平常時以上に求められる傾向があると聞きます。そんな時、こうした簡単な調理の提案をすれば、男女関係なく皆で作業できるかもしれませんね。

    災害後の生活でとても重要な「食」に関するワークショップを、年代も地域もさまざまな大勢の方々と実施でき、いろいろな気づきを共有できました。JAとぴあ浜松の皆さん、ありがとうございました。

    (ずきんちゃん)

    ぼうさいぴっぴ
  • 『小千谷から』

    2017年8月7日

    小千谷に住むママのブログです。
    2004年10月に起こった中越大震災後の様子が綴られています。

    小千谷から―新潟県中越大震災から2年半 被災地で暮らす主婦の記録
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    被災者として、子育て中のママとして、日々気づいたことや感じたことをストレートに書き、身近なところで起こっている被災後の生活者として感じた課題を伝えています。
    例えば、2005年3月に福岡で起こった震度6の地震の後、小千谷の仮設住宅に住んでいる人が困っていた漏水問題を伝え、福岡でもそのような仮設住宅が作られることがないようにと、実情をビデオに撮り、福岡県庁の担当課に手渡しに行ったことが書かれています。その視点と、自分と同じ被災者が困らないようにするためにとった行動に、いったいどんな人なのだろうと想像が膨らみます。
    本の中で語られている部分からは、本当にひとりの子育て中のママを想像しますが、著者のような人が地域にいると頼ってしまいそうです。

    (わかば)
    本の紹介
  • 水害から子どもを守る

    2017年7月31日

    今年は全国各地の水害で、土砂崩れや河川の氾濫により命を落とされた方がたくさんいます。未だ復旧の最中の方々にはお見舞い申し上げます。

    地震と違って水害の場合、急いで外に出るなと教えられてきました。まずは階上の高いところへと。しかし、土砂災害や河川の氾濫で避難命令が出た場合、どうすればよいのでしょうか?
    広島県の防災Webで子どもにもわかりやすいサイトを見つけました。

    「防災情報ステーションforキッズ」の水害について

    最近は1時間に80ミリ以上の雨が局地的に降るのが特徴のようです。これは猛烈な雨と表現されています。

    避難するタイミングはとても難しいですが、開設された避難所に向かう場合、地震とは違う装備が必要です。「ぴっぴ家族の減災BOOK」P21にも「洪水の場合の避難時の注意」について少し記載していますが、このサイトにも掲載されているのでご覧ください。水流に足元を取られないようにすることですね。子どもを連れての避難には特に注意が必要です。マンホールなどにも気を付けましょう。蓋が外れていて気付かず落ちることや側溝に落ちてけがをすることもあるようです。

    減災BOOK

    いずれにしろ、避難は容易ではありません。ふだんから避難所の場所やそこへたどり着くまでの経路などを、子どもと一緒に歩いてみると危険個所がわかり、実際の時に役立つでしょう。

    <hiro>

    防災豆知識
  • 萩っ子ふれあいスクール 防災講座

    2017年7月24日

    萩丘小学校は地域と一体となって子供たちを育む「地域とともにある学校づくり・コミュニティスクール」のモデル校となっています。
    7月12日午後、コミュニティスクールの一環として開催された「萩っ子ふれあいスクール」で防災講座を担当しました。当日は地域の方々が講師を担当するいくつかの講座が同時に進行しており、こどもや保護者が希望の講座に参加する仕組みです。当日の進行には大人だけではなくこどもたちも参加しており、講師の案内や、講座のはじめの・おわりの会もきちんと務めてくれました。

    講座の前半はいろいろな種類の災害から身を守るためのお話です。

    萩っ子ふれあいスクール講座

    後半は身の回りにあるものを活用したグッズ、スリッパとカッパを作りました。

    萩っ子ふれあいスクールスリッパ

    P1020143.JPG

    萩丘っ子ふれあいスクールバリバリスリッパ

    参加者の皆さんは、いくつもある講座の中から防災講座を希望してくださっただけに、お話を聞くだけではなく、時には一緒に考えて、そして発表してくれて、頼もしくさえ思えました。

    夏休みは、「我が家の防災」を見直すビッグチャンス!
    小学生が自分たちでもできること、家族で話し合って決めておくことなど、学んだことを家に持ち帰って「我が家の防災」に取り組むきっかけにしていただけたらと思います。

    受講者累計1万人を突破!

    さて、ぴっぴでは団体設立以来、子どもを守る防災ネットワーク事業として「ぼうさいぴっぴ」の講座を行ってまいりましたが、ついに今回の「萩っ子ふれあいスクール」をもちまして、受講者累計1万人を突破いたしました。

    阪神淡路大震災など大きな災害を教訓に「防災ワークブック」を、東日本大震災後には「減災BOOK」を作り、日本全国各地で講座を行いました。昨年の熊本地震をはじめ、台風や豪雨よる水害も多発。「減災・命を守ること」は子育て家庭のみならず常に多くの方々の関心事であること、そして年々関心が高まっていることを実感しています。

    ぴっぴでは、これからも皆様とともに「減災・命をまもること」を学んでまいりたいと思っています。今後ともどうかよろしくお願いいたします!

    <やまねくん>

     

     

    ぼうさいぴっぴ
  • 赤佐小学校での「ぼうさいぴっぴ」

    2017年7月10日

    7月2日、浜北区・赤佐小学校の「親子ふれあいの時間」にて、ぼうさいぴっぴの講座を実施しました。大変暑い気候となりましたが、子ども・大人あわせて84人もの方が参加してくれました。大きな自然災害が起きた場合を考え、どうすれば自分や家族を守ることができるのかという基本的なお話とあわせて、防災ゲームやワークを体験してもらいました。

    講話

    「きみは何を持って逃げる?」というゲームでは、災害で自宅にいられなくなり、避難所に行く場合を想定して、子どもが自分自身、何を持って行けば良いかを考えました。「なぜ」その持ち出し品を必要だと思うか?との問いかけに、災害後の状況を細かく想像し、家族や友だちとも一緒に考えて、意見を発表してくれました。

    持ち出し品

    また、その後は新聞紙でスリッパを作り、「物の無い状況で、身の回りにあるものを使って工夫する」ことに思いを巡らせました。新聞紙でできたスリッパですから破れることもありますが、素足で踏み出す前に、その場で手に入るものを使って対策できないか考えることが大切です。さらに、災害で物が散乱した状態に見立てた一角を作り、その上を歩いてみました。非常時は、家の中さえも全く変わってしまうことを想像してもらえたのではないでしょうか。

    バリバリスリッパ

    子どもたちそれぞれに、災害下の状況と、自分や家族のことを結びつけて考える時間となったとしたら幸いです。積極的に考え、参加してくれた赤佐小学校の皆さん、保護者の皆さん、そして先生方、ありがとうございました。

    (ずきんちゃん)

     

    ぼうさいぴっぴ
  • 夏休みに開催される『パパママ防災講座』のご紹介

    2017年7月7日

    「大規模災害!あなたは、こどもの命を守れますか?」をテーマに開催される子育て世代向けの防災講座のお知らせです。
    この『パパママ防災講座』は、浜松市社会福祉協議会 北地区センターの主催です。

    パパママ防災講座

    • プログラム1 防災講話「自分の身を守り家族を守る」
    • プログラム2 ワークショップ みんなで情報交換!
             「私んちの防災、ちょっとした工夫・アイデア」
    • プログラム3 ちょっとリフレッシュタイム『ヨガの体験』

    パパママが防災講座に参加している間、同伴の1歳から未就学の子どもは託児があり、小学生の子どもは同時開催の「こども防災講座」に参加できます。

    プログラム終了後は、家族いっしょに昼食をとりながら交流・情報交換ができるお昼タイムも予定されています。夏休みに家族で防災について学び、ついでにリフレッシュもできる一日を過ごしませんか?

    詳細は主催者ホームページにてご確認ください。
    http://www.hamamatsu-syakyou.jp/?action_contentsdetail=1&id=1559

    問い合わせ先
    浜松市社会福祉協議会 北地区センター 
    E-mail:csw-kita@royal.ocn.ne.jp
    TEL:053-527-2941

    はっぴー☆

    他団体の講座・催し情報
  • 『災害復興法学』

    2017年7月3日

    被災地を支援するというと、がれき処理や泥の掻き出しなどの作業を行うことや、物資を支援することなどを、まず思い浮かべるという人が多いです。確かに、被災者にとっては、災害の後、日常生活を取り戻すために、まず生活の場を得て、食事や日用品を確保することが大切です。そして次には、災害に関連して起こったトラブルの解決や、諸手続きが必要になります。

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    このトラブル解決や諸手続きを行うことは、誰もが簡単にできることではありません。時には法律が絡み、専門的な知識が必要になることもあります。自分や自分の家族以外の人や家が絡む場合には特に、問題解決が困難になるケースもあります。そのような場合に、法律の専門家が相談にのってくれる支援の場や機会が必要になります。
    著者の岡本氏は、東日本大震災後、弁護士として無料法律相談を行い、日本弁護士連合会(日弁連)がデータ・ベース化したものやリーガル・ニーズがどこにどのようなものがあるのかを書いています。
    被災後の生活から日常生活を取り戻すために、もしも法律の壁を乗り越えなければならないなら、このような支援があるということを思い出したいものです。もしも身近にそのような問題を抱えている人がいれば、こういう情報を伝えられるとよいですね。

    (わかば)
    本の紹介
  • 全国瞬時警報システム(Jアラート)

    2017年7月1日

    全国瞬時警報システム(Jアラート)とは、大地震や津波など、緊急度が高く、すぐに身を守る行動をとることを促すための情報を、気象庁から消防庁を経由して市町村の防災行政無線を自動的に起動し伝える方法です。緊急地震速報、大津波警報、津波警報、噴火警報(居住地域)、 噴火速報 、気象等の特別警報などがこのシステムにより発信されます。

    また、武力攻撃などの緊急を要する情報についても同様のシステムを用い、内閣官房をから消防庁を経由して同じく行政無線から発信されます。弾道ミサイル情報、航空攻撃情報、ゲリラ・特殊部隊攻撃情報、大規模テロ情報などがこれ該当します。

    情報が流れる際には、サイレン音とともにメッセージが流れます。サイレン音は総務省消防庁のホームページで試聴することができます。ただし、緊急を知らせる音なので、人によっては不安や不快を感じることがあるかもしれないので、気を付けましょう。

    最近では自然災害のみならず、弾道ミサイルにつての報道も多く、大変心配です。実際に避難訓練をした地域(秋田県男鹿市北浦地区)もあると聞いています。

    弾道ミサイル情報で危険が知らされた場合にはどうしたらよいのでしょう。
    【屋外にいる場合】
    近くのできるだけ頑丈な建物や 地下に避難する。
    近くに適当な建物がない場合は、物陰に 身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。
    【屋内にいる場合】
    できるだけ窓から離れ、できれば窓のない 部屋へ移動する。

    近くに落ちたら・・・
    【屋外にいる場合】
    口と鼻をハンカチで覆い、現場からすぐに離れ、密閉性の高い屋内、風上に避難する。
    【屋内にいる場合】
    換気扇を止め、窓を閉め、目張りをし て室内を密閉する。

    浜松市では行政(同報)無線で情報を流すほか、緊急速報メール等により緊急情報を知らせることなっているので、詳しくはこちらをご覧ください。

    <やまねくん>

    防災豆知識
  • 地域と企業のつながり

    2017年6月24日

    6月20日(火)夜間に大分で震度5強の地震がありました。昨年は熊本地震が4月にあったばかり。防災意識は地震が起きれば高まりますが、あっという間に忘れてしまいがちです。


    個々の家庭での備えも必要ですが、働いている父母の方々は職場の防災も気になるところではないでしょうか。昼間、突然、地震に見舞われたらどこに逃げるのかなど、防災訓練はされていますか?

    ソミック石川

    さて、今回は、自動車部品(ボールジョイント、ダンパー)の開発・設計・製造・販売メーカー株式会社ソミック石川(浜松市南区古川町)の防災に配慮された工場内の写真をいただいたので掲載します。こちらの工場には約1,700名の従業員がおられ、南海トラフ地震では震度6が想定される地域なので「従業員の安全確保」を第一に、耐震や落下物による二次災害への備えにも対処できるような体制をとっているそうです。

    避難地

    東日本大震災以来、災害などにより企業の機能が停止する事態が起きた場合、損失や風評被害も起きるので、万一に備え、あらかじめ対策を立てておくBCP(Business Continuity Plan)が重要になってきています。近年では各企業が災害対策を実施していることを、私たちも知っておくことは必要でしょう。

    避難場所

    ふだんはつきあいがないところかもしれませんが、地域で夏祭りなど催して子どものいる家庭も含め地域に開放しつながりを持とうとしている企業もあります。(まさにこの企業では夏祭りを行うそうですが)何かあったときに地域での協力体制を持っておくといいですね。

    事業所の防災対策に関する様々な取組事例(静岡県公式HPより)

    <Hiro>

    さまざまな防災の取り組み
  • 浜松市の防災マップが更新されました

    2017年6月15日

    浜松市の防災マップが更新されました。
    災害時に、警報や避難勧告など避難情報が出された地域や避難所の開設状況、道路の通行止めなどの状況がリアルタイムで見られる機能が追加されたようです。
    自分の住む地域、通勤通学の経路がどうなっているのかを把握して行動ができるのでありがたいです。(もちろん災害が起こらず利用する機会がないのが一番ですが・・・)

    また、今回新たに津波の浸水予測マップも追加されています。防潮堤のあり、なしで浸水地域が切り替わるようになっています。

    津波浸水マップはこんな感じで見られます。

    防潮堤なし 防潮堤あり

    はっぴー☆

    防災豆知識
  • 「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」募集情報

    2017年6月5日

    一般社団法人 日本損害保険協会が、第14回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」を実施しています。これは、防災・防犯・交通安全など「地域の安全・安心」をテーマに、<1>まちなかを探検、<2>マップを作製、<3>グループごとに発表 というワークを経て、作られたマップを審査するコンクールです。

    応募資格は、2人以上の小学生が関わって作成されたマップである、ということ。参加を申し込めば、実施キットとマニュアルが提供されます。昨年は2,871もの作品が寄せられたとのこと。今年度の応募締切は2017年11月8日(水)です。まだ日程に余裕があるので、夏休み期間などに地域の子ども会や少年団などの集まりでマップ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

    これが夏休みの自由研究にもなり、さらには入賞して文部科学大臣賞受賞!……なんてことになったら、一生の思い出になりますね!

    詳細・募集要項などはこちら(日本損害保険協会のホームページ)

    (ずきんちゃん)

    他団体の講座・催し情報
  • 毎年6月は、土砂災害防止月間

    2017年5月29日

    毎年、梅雨入り前あたりから雨が気になります。そして、日本が熱帯になってしまったかのようにも感じられる「ゲリラ豪雨」や、局地的集中豪雨に伴う土砂災害も気になりますね。2014年には広島県安佐北区の土砂災害、鬼怒川の堤防決壊などの関東・東北豪雨がありましたし、2016年には、熊本地震から復旧できていないという時期に九州地方の豪雨により、二重にも三重にも苦しい思いをされた被災者がたくさんいます。
    土砂
    土砂災害から身を守るためには、日ごろから自分の住む地域の危険度を把握しておく必要があります。しかし、たとえ危険度の低いところに住んでいても、雨が降り出したらテレビやラジオ、インターネットなどで、情報に注意しましょう。そして早めに避難することが大切です。大雨の時、家の中にいると、雨音で外の様子が全く聞こえない場合もありますが、周囲の変化に気を付けましょう。夜間に避難するのは危険が高くなりますから、明るいうちに避難する方が良いです。何事もなければ「何もなくて(災害がなくて)よかったね」と考えるとよいです。

    毎年6月は、「土砂災害防止月間」です。みなさんの自宅や、学校、職場など、よくいる場所の危険度チェックと、いざという時の避難について、再度チェックしてみませんか?

    (わかば)
    防災豆知識
  • 奪われた村 避難5年目の飯舘村民 上映決定

    2017年5月24日

    「日本で最も美しい村」といわれていた福島県飯舘村。

    2011年3月の東日本大震災後、その美しい村から何が奪われてしまったのか・・・ 2015年3月から2016年4月までの1年間を撮影したドキュメンタリー作品です。村の人々が「奪われたもの」を自覚するまでには5年という苦しく長い年月があった・・・いったい何が奪われてしまったのか。

    奪われた村


    監督/撮影の豊田直巳さんは静岡県出身。ヴィジュアルジャーナリストとしてイラクやパレスチナなどの紛争地を取材。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験もあり、その後、福島に入られたそうです。

    浜松市での上映が決まりました。1日限りの上映です。

    ※上映終了後に豊田直巳監督の講演があります。

    日 時: 6月4日(日)14:05~15:50
    会 場: シネマイーラ 
          浜松市 中区田町315-34  TEL 053-489-5539
    料 金: 大人1500円 大学生以下500円
          (各種割引、スタンプ、招待券、優待券の利用はできません)


    詳しくはこちらをご覧ください。

    <やまねくん>

    忘れない3.11
  • 非常時用防災備蓄下着レスキューランジェリー

    2017年5月17日

    4月16日に、人と防災未来センターで行われた「減災デザイン&プランニング・コンペ2017」の2次審査会で最優秀賞となったのが
    「非常時用防災備蓄下着レスキューランジェリー」でした。

    東日本大震災で2011年、被災地を回ってヒアリングを重ねた折にいくつかの課題があがってきました。その中にもあったのが、避難所での洗濯です。女性の場合、プライバシーも全くない体育館や学校での避難生活で着替えも洗濯も大変だったという話を聞きました。


    そんな最中、仙台で聞いたのは洗濯ボランティアさんの存在。でも、それもある程度、落ち着いてからの状態だったようです。
    昨年の熊本地震では、着替える場所の確保はさすがに考えられていましたが、依然として、水不足や干すところを考えると躊躇してしまいますね。

    そんなところに視点がいったのがこの「非常時用防災備蓄下着レスキューランジェリー」なのではないでしょうか。
    2次審査会でお話を伺った女性社長さんは、水害が起きた被災地出身の方でした。女性の視点ならではの発想。どの年齢でも使えるような色合いです。


    現在、一部の自治体で備蓄に採用されているとか。行政が備蓄してくれるのは数が限ってしまいそうなので、個人として備えておくことも考えてはいかがでしょうか。

    非常時用防災備蓄下着 Rescue LingerieのFacebook

    <Hiro>

    ネットワーク(防災の活動をする仲間など)
  • 平成29年度「災害ボランティアコーディネーター養成講座」情報

    2017年5月11日

    地域防災に何か役立ちたい、もっと防災のことを知りたい…。そう考えて、いろいろな講座を受けるなど、勉強している方も多いようです。このブログを読んでくださっている中には、ぴっぴの防災講座やワークショップに参加された方もいらっしゃることでしょう。防災というと男性の領域…という考えはもうひと世代前のものなのか、防災関連の講座に行くと女性がかなりの割合を占め、子育て中のママの姿を見かけることもあります。女性視点での防災はとても大切なことなので、良い傾向ですね。

    さて、「防災のことを学んだら、その知識を地域でのボランティア活動に活かしたい」という方は、「災害ボランティアコーディネーター養成講座」を受講するという選択肢もあります。災害時に支援を必要とする方とボランティア活動を結びつける、つなぎ役である災害ボランティアコーディネーターの養成講座です。被災地に赴いて支援活動をするばかりが災害ボランティアコーディネーターの活動ではありません。自分たちで啓発講座を開いたり、防災訓練を企画したりするような啓発活動も、大きな役割です。防災のことをまとめて学び、学んだ内容を活動の中で活かせる講座を、興味のある方はぜひ受講してみませんか。

    平成29年度 災害ボランティアコーディネーター養成講座

    日 時:平成29年6月10日(土)、6月17日(土)、7月1日(土) 全3日間

        受付 9:30~   講座:10:00~16:00

    内 容:災害ボランティア・災害ボランティアセンターの役割や仕組みを理解する、災害に関するワークショップ、グループディスカッション

    講 師:災害支援に関するNPOスタッフ、団体

    参加費:1,000円(1日目の受付時に集金)

    定 員:30名

    対 象:浜松市内に在住・在勤されている方・3日間すべて出席できる方・災害ボランティア活動に関心のある方

    申 込:受付開始は4月17日(月)から浜松市社会福祉協議会まで、電話または受講申込用紙を郵送・ファックスで。

         〒432-8035   浜松市中区成子町140-8 福祉交流センター5F  電話:053-453-0580  fax:053-452-9218

    情報掲載サイト  

    (ずきんちゃん)

    他団体の講座・催し情報
  • 『LDK 防災の便利帖』

    2017年4月24日

    まず、この雑誌の表紙に書かれている文字から目が離せなくなりました。
    「完全主婦目線」
    「他人事」もうやめましょう。
    と書かれています。

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    確かに、防災を実行するためには、「他人事」でとらえていては、実行できません。もしかしたら、いつか自分や家族が被災するかもしれないから、「いざという時のために備える」のです。防災意識は、知らず知らずのうちに薄らいでしまいがちですが、こういう言葉を見かけるたびに、ハッとさせられます。

    そして、ページをめくってみると、再びハッとします。
    「東日本大震災・熊本地震に直面!ママたちに聞いた被災の『困った』ランキング50+α」
    という見出しがあります。
    「他人事」を「自分事」に引き寄せるためには、実際の体験者の声に耳を傾けることが必要です。大きな震災の経験がなければ、実際「その時」どのようになるのかを想像するのは難しいです。体験者ならではの言葉から、「自分や家族にもその危険性があるかもしれない」と感じた時に、備えの必要性を感じるのかもしれません。

    解説が主婦目線で所狭しと書かれています。気軽にページをめくりながら、防災チェックしてみてください!

    (わかば)
    本の紹介
  • 熊本地震から1年

    2017年4月21日

    2016年4月14日から発生した熊本地震から1年経つことを受け、さまざまなメディアで報道がさかんです。

    静岡新聞(4月13日朝刊)に掲載された記事に、2度の震度7に襲われた熊本県益城町、そして震度6を観測した嘉島町で現在も仮設住居に暮らす方々の様子とともに、ぴっぴの活動やつながる支援パックのコンセプトを表すマークについてなどが紹介されました。

    未だ多くの方々が不自由な避難生活を続けている現実を前に、ぴっぴも思いを新たにしました。
    災害時の子育て家庭を支援する仕組みづくりについては、今後も団体として継続的にすすめていきますので、どうぞ皆様引き続きのご協力をお願い致します。

    20170413静岡新聞朝刊
    ※静岡新聞社 掲載許可済

    つながる支援パック

    つながる支援パックプロジェクト
  • 減災デザイン&プランニングコンペ 審査員賞受賞

    2017年4月21日

    満開の桜に迎えられるように訪れた神戸。「減災デザイン&プランニングコンペ2017」の公開プレゼンテーション&2次審査会のため、人と防災未来センターに行ってきました。ちょうど1年前、熊本地震の本震が起こった4月16日でした。

    私たちがコンペに出したのは「災害時、心をつなげるマーク」ということで、「子どもがいます。」マークと、「アレルギーがあります。」マークの提案です。

    減災デザイン&プランニングコンペ2017

    減災デザイン&プランニングコンペ2017

    結果は最優秀賞・優秀賞は逃しましたが、審査員賞をいただきました!!ありがとうございます。

    思い起こせば、熊本地震発生後たくさんの方からの寄付と応援をいただき、「つながる支援パック」という乳児用の支援物資をバッグにひとまとめにしたものを、嘉島町と益城町に送りました。そのバッグには、これらのマークをつけていました。

    災害の後、乳幼児連れで支援物資をもらう列に何度も並ぶことは困難です。アレルギーは見た目で分かりにくいため、みんなと同じように「食べられない」ことが「わがまま」と捉えられ、辛い思いをしたという話もあります。これらのマークを付けている人を見たら、子どもがいる家庭やアレルギーがある子どものいる家庭であることに気づき、配慮をしてほしいというものです。

    1次審査通過した提案は20点ありました。これまでの災害から見えてきた課題や、解決策を考え、試行錯誤しながらも製作物として完成したものばかり。他の提案のプレゼンテーションを見ながら、「私たちにいただける賞はあるのだろうか……。」と不安が募りました(神戸まで行くからには、何らかの賞をもらおうという気持ちを持って行ったのですが、現地で怖じ気づいてしまいました)。

    しかし、審査員賞を受賞でき、これまでアドバイスしてくれた方や、プロジェクトに協力してくれた方たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。また、これからも、このマークを広めることや、「つながる支援パック」をいざという時に役立てることを目指して、活動していきます。そのためにも、まだまだ応援よろしくお願いいたします。

    今回提案されたものは、5月7日(日)まで、人と防災未来センターに展示されています。お近くまで行かれる方は、ぜひお立ち寄りください。

    (わかば)

    つながる支援パック

    つながる支援パックプロジェクト
  • PUBLIC DAY IN 浜松城公園

    2017年4月10日

     熊本地震から1年が過ぎようとしています。

    昨年4月14日夜に震度7(マグニチュード6.5)、そして16日深夜には震度7(マグニチュード7.4)という前々日を上回る大きな地震が立て続けに起こりました。その後も大きな余震が長い間続きました。14日の震度7の揺れが前震で、さらに大きな本震が襲ってくることをどれだけの人が予想できたでしょうか。

    災害はいつも想像をはるかに超えて私たちに襲いかかり、大きな爪痕を残していきます。多くの犠牲を伴いながらも、いくつかの教訓も残していくので、「我が家の減災」を更新していくアンテナを持ち、災害に学ぶ姿勢を持ちたいものです。

     

    ★ 防災×キャンプ  < PUBLIC DAY  IN 浜松城公園>

    さて、熊本地震を振り返り、追悼し、学ぶイベントが浜松城公園で開催されます。

    防災×キャンプ(難場所でもある浜松城公園にテント泊する避難体験)はすでに申込み締め切りですが、その他にも防災ゲームや起振体験車など、親子で参加できるプログラムがたくさん企画されています。

    日時:イベント4月15日(土)10:00~17:00      キャンドルナイト 18:30~20:30

        (宿泊者のみ16日(日)~10:00終了)

    場所:浜松城公園(浜松市中区元城町100-2)

    主催:浜松PPPデザイン

    ※雨天の場合は中止(決定はホームページに掲載します。)

    詳しくはこちらをご覧ください。

    <やまねくん>

     

    他団体の講座・催し情報
  • 災害支援の準備をしておきたい!ご協力お願いします。

    2017年4月3日

    昨年4月、熊本地震があったこと、みなさん覚えていますか?

    「まさか自分たちが被害にあうとは思わなかった。」大災害にあった人々の中でそんな言葉がつぶやかれていました。南海トラフ大地震の被害想定が出ている日本列島太平洋側。季節、時間、場所によって被害はずいぶんと変化します。

    ぴっぴでは、東日本大震災、熊本地震で実際、現地に飛んで、災害にあった人々に話を聞いて、まさかのために・・・の準備が必要であると切に考えています。ぴっぴはこれまでにたくさんの調査を経て、つながる支援パックを考案しました。

    経緯はこちら 

    支援物資を入れるバッグには災害時の避難所などで妊婦や乳幼児、アレルギーの子どもがいることを周囲に伝える2種類のマークがプリントされています。このマークは特別な支援が必要な被災者であることを知らせるのが狙いです。

    つながる支援パック

    災害が起きた時、子育て世代、アレルギー患者、障がいを持った人、高齢の方々、外国人、そしてけがをした人など要配慮者となる対象者には支援物資のことや、避難する所などをめぐって困りごとが発生する状況が考えられます。

    自分のことは自分で助ける、「自助」はもちろんたいせつで、備蓄、持ち出し用バッグの備えは必要ですが、どうしても持ち出せなかったという場合もあります。自治体が備蓄している物資には限りがあります。民間で賄わなければならない物資があることを留意しておかなければなりません。

    災害が発生した時に、被災した乳幼児親子に支援物資を迅速に届ける、新しい仕組みづくりの目指し、「子育て世代への災害支援」のための寄付金を募ります。ぜひともご協力お願いいたします。

    詳しくはこちらをご覧ください。 

    なお、こちらに寄付していただいたお金は、現在、ぴっぴは仮認定NPOであるため、寄付金控除の対象となります。

    <Hiro>

    つながる支援パック

    つながる支援パックプロジェクト
  • 第12回図上訓練に参加して(プレイヤー参加)

    2017年3月29日

    「第12回 静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」 が、3月4日・5日の2日間にわたり静岡労政会館で開催されました。全国の災害ボランティア、行政・社協職員、災害支援団体などから、団体・個人を含め300名以上の参加者が集まる巨大規模の訓練です。ぴっぴは今年も、地域で子育て支援を行う団体としてワーキンググループのメンバー(運営側)、そしてプレイヤー(実施側)の両面から参加しました。今回は、プレイヤーとして参加した視点からの報告です。

    開催のようす1

    今年度のテーマは「災害時の助けあいと平時のつながりを考えるワークショップ」。第10回開催時からひとつながりのテーマで3回連続で実施された訓練の、最終回という位置づけです。(昨年度の様子

    前回、各地域ごとに計画した防災訓練プログラムを、今年度いっぱいかけて各地域で実践し、その報告を持ち寄りました。たとえば、浜松市中区ではこのような形で実施し報告しました(自主防災隊&災害ボランティアがコラボした防災訓練)。

    訓練の1日目では、各地域から持ち寄った報告を、地域を離れた各分科会で共有しました。互いにプログラムの良いところを褒めあい、課題や社会資源を共有しあい、より良い取り組みとなるよう提案をしあったのです。

    訓練の2日目は、それらを踏まえて、再び地域の参加者グループでのセッションです。想定される困りごとに関して、自分たちにどんな支援ができるか、また外部の支援チームに何を頼めるか、を洗い出しました。その後、関係各機関が壇上で模擬の「情報共有会議」を行いましたが、これは実際の災害時を具体的にイメージできるような内容でした。

    開催のようす2

    開催のようす3

    さて、これまで何度かプレイヤーとして訓練に参加しましたが、毎回再認識し身震いするのは「いざ大規模災害が起きたとき、浜松市の被害は恐ろしく甚大なものになる」ということです。市南部だけでも46,000棟の建物が全壊し、津波の浸水域は広大で20万人以上が避難者となり、指定避難所には到底おさまりきりません。こうした中で、災害ボランティアにできることはとても限られた範囲なのだと痛感することになります。

    日頃からつながりのある地域の参加者間で訓練をすることは、連帯感を持てるという意味では意義がありますが、全体の状況を把握することができません。実際の災害時に、地域の混乱した状況の中に身を置いて、外の状況がよくわからないという疑似体験をしているかのような気にもなりました。そうした意味では、ビジターとして会場を自由に見学できる立場で参加した方たちの方が、全体を俯瞰して見る事ができたという声を聞きました。

    県外から参加された方からは「静岡県はすごく先進的で、感心しました!」という意見をたくさんいただきましたし、実際にこれだけの規模・内容の図上訓練は他に例が無いようです。(それを準備・運営するワーキンググループの方々の働きには頭が下がります)。図上訓練は来年も開催されるそうです。少しでも関心を持たれた方は、まずはビジターからでも、ぜひ参加されてはいかがでしょうか。

    (ずきんちゃん)

     

    講座・講演
  • 『アンダーグラウンド』

    2017年3月20日

    災害にはいろいろな種類があります。地震・津波、火災、風水害、土砂災害、火山噴火などの自然災害の他にも、事件・事故、テロなどの人為的災害もあります。
    この本は、小説家である村上春樹氏が、1995年(平成7年)3月20日に東京の地下鉄サリン事件に巻き込まれた62人から聞き取った証言がまとめられているものです。

    アンダーグラウンド (講談社文庫)
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    1995年1月17日に、阪神淡路大震災が起こりました。その約2か月後に地下鉄サリン事件が起こったのです。著者はこれを書くにあたり、まず証言をしてくれる人を探し、インタビューをします。中には「もう辛くて忘れたいから、これ以上話したくない」という人も多数いた一方、「これを風化させてはいけない」ということで、証言してくれる人もいたようです。その証言を著者は、できるだけその人のことばのままの形でまとめたといっています。これらの証言から、災害発生時に当事者がどのように受け止め、どのように考え行動したかということが、とてもよくわかります。その時に死がすぐ隣にある緊迫感、自分自身も具合が悪いような気がしているにもかかわらず、もっと苦しそうにしている人を助けようと必死になっている様子など、その場にいた人が証言しなければ、また、それをインタビュイーの言葉のままに伝えなければわからない事実です。

    災害時に人は、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまうという特性で「正常性バイアス」というものがあります。災害発生時、自分自身が被災者となっているのにもかかわらず、「たいしたことないのではないか」とか、「まさか、そんなに大変なことにはならないだろう」という意識が働き、避難行動をとるのが遅くなってしまうことがあるそうです。この中の証言にも出て来ますが、自分も周囲も混乱していて何が起こっているかがわからず、自分はただの体調不良だと思っていたり、鼻水が異常に出るということがなぜかもわからない状態だったりしたようです。「普段と違っておかしいな」と気づいたら、危険がないかを冷静に判断したいものです。

    さらにこの本には、この事件に巻き込まれた人たちのその後の生活も書かれています。サリンによる後遺症でこれまでと同じように仕事や生活ができなくなったり、ひとりで外出することや地下鉄に乗ることの恐怖などを感じるPTSDなどを抱えたりして過ごす様子にも触れられています。
    災害に遭うということは、すぐに元の生活に戻ることが困難になる場合もあるのです。災害の当事者の証言から、今後に備えることができるなら、行動を起こしていこうと、このような本を読むと思うのです。

    (わかば)
    本の紹介
  • 子育て世代への災害支援~3.11からはじまった支援のかたち~

    2017年3月11日

    私たちぴっぴにとっても、3月11日は忘れようのない日です。この日から始まったいろいろなことが、今日までのぴっぴの活動を大きく動かしました。

    自然災害は多くの命を奪います。だからこそ、生き残った命を守り、大切に育てたい。子育て世代のための災害支援にはとても重い意味があります。

    大規模災害時には物資が不足します。特に、乳幼児用品やアレルギー用品は、公的な備蓄が十分ではありません。支援物資が届いても、乳幼児家庭が支援物資を求めて何度も配布の列に並ぶのは大変なことでした。東日本大震災の後、ぴっぴは被災した地域や支援した方々を訪れ、災害時に何が必要だったのかの調査を行いました。調査結果から、10品目の支援物資をひとまとめにしてバッグに入れ、配布することを考えました。これを「つながる支援パック」と名付け、災害時に必要な人に行き渡らせるためのしくみを試行錯誤していたところ、平成28年4月に熊本地震が発災。そこで、ぴっぴはこの「つながる支援パック」を熊本に届けることを決め、募金活動を行い、多くの方の支援のもとに、このパック100個を熊本に送り届けることができました。

    バッグ中身

    バッグ

    あれからまた、1年近い月日が過ぎましたが、災害は再び、いつでも、どこでも起こり得ます。そのときにできるだけ早く、必要な支援ができるように――ぴっぴは、「つながる支援パック」の考え(マークがそのコンセプトを表しています)を広め、大規模災害発生時には子育て世代にこのパックを送ることができるように、ずっとこの活動を続ける事を決めました。

    この活動には、原資が必要です。そこで、ぴっぴとつながる皆様には、この活動のための寄付をお願いしたいのです。熊本地震のときのように期限を区切った寄付のお願いではありません。「いつも」「いつでも」寄付していただければ、ぴっぴがそのお金を「ずっと」、子育て世代への災害支援のための活動に役立てていきます。賛同してくださるかたは、どうが、リンク先のページから、寄付の申し込みをしてください。

    子育て世代への災害支援を寄付で応援する

    <ずきんちゃん>

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  • ≪速報≫「ハルをさがして」限定上映!

    2017年3月7日

    東日本大震災後、福島から東京に家族で自主避難していていたチエコが、福島に残してきた愛犬<ハル>が行方不明になっていることを知り、中学校の同級生たちと<ハル>を探し被災地へ旅にするという物語です。主なロケ地は福島県いわき市と福島県田村郡小野町。主演は『楽隊のうさぎ』で映画デビューした浜松在住の佐藤菜月さんです。

    浜松ではシネマイーラにて3月11日(6年前に震災が起きたその日)に1回だけの限定上映。

    当日は 佐藤菜月さんの舞台挨拶が予定されています。

    上映会場:シネマイーラ(浜松市中区田町315-34 tel:053-489-5539)

    上映時間:13:20~14:55 (上映終了後に舞台挨拶)

    「ハルをさがして」公式ホームページ

    ハルをさがして

     

    <やまねくん>

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  • 「支え合いの仕組みづくり実践講座」

    2017年3月7日

    2月28日(火)、静岡市社会福祉協議会主催の「支え合いの仕組みづくり実践講座」の「災害と子ども」の講座を行ってきました。

    静岡市社協.JPG

    参加者は、静岡市内で民生児童委員や自治会役員など、地域で活躍されている方たちです。日ごろから防災についての関心も高いこととは思いますが、熱心に参加していただきました。今回は、災害時に子育てファミリーがどのように困るのか、日ごろはどのような点に気を付けて備えていけばよいのかというお話をしました。ちょうど、この講座の前に、「災害と高齢者」というテーマのお話があったのですが、高齢者の抱える課題と子どもの抱える課題とはとても関連性の強いものでした。
    実は、日ごろから、子育ての課題として取り上げられていることは、高齢者や介護の課題とも共通点が多いのです。高齢者や介護の必要な人が抱えている問題を、乳幼児や子どもに置き換えて考えると、同じようなことが問題となっていることに気づくことが多いです。ちょうど今回は、高齢者をテーマにお話があった直後に、子どもをテーマにしてお話したので、高齢者の問題と子どもの問題を関連付けして考えやすかったのではないかと思います。

    避難所では特に、自宅に住めなくなった人たちが集まっているので、みんながそれぞれ不安を抱いていることなどから、お互いを思いやる余裕がなく、配慮が必要な人が遠慮などから避難所に居ずらくなることがよくあります。被災後の混乱して不安をたくさん抱えている時に、さまざまな人に配慮することは難しいかもしれませんが、平常時に災害時にどのような配慮が必要かを想定しておくことによって、冷静に判断したり、困っている人に目を向け対処したりすることができるとよいですね。
    平常時、いかに課題を見つけ、対処法を何通りも考えておくということが、災害時に「おたがいさま」の関係性を実現することにつながるのかもしれません。

    (わかば)





    講座・講演
  • 故郷と被災者をつなぐ広報

    2017年3月1日

    東日本大震災から6年を迎えようとしています。

    未だ震災の爪痕が残っている地域、原発の被害で立ち入りが許されない地域などもあります。震災の被害を受けなかった地域では、すでに風化が始まって久しくなってきています。しかし、震災被害は今も続いている東北の各県。特に福島県は東京電力福島第1原子力発電所事故で帰還困難区域に指定され、よそに避難したまま帰れない人々もいます。福島県内の広い範囲に除染で取り除いた表土や草木が入ったフレコンバックが山積みされたまま、除染が今も続いています。

    2011年11月、福島から新潟へ避難した人々が集まるうつくしまの会を訪れたとき、故郷と被災者をつなぐ情報はこのうえもなく大切なものでした。あれからこれまでにはずいぶん変化はしているもののやはり、情報提供だけではなくこころをもつなぐものなのではないでしょうか。

    福島県庁では「避難者支援課」という部署を震災後より設け、避難者向け情報紙「ふくしまの今が分かる新聞」を発行しています。県内外で被災され避難している人々に向けて情報提供している広報誌です。Web上にはPDFで公開しています。

    例えば、

    2016年12月号

     知事の思い、“新生ふくしま”の復興と飛躍に向けた取組、原子力損害賠償、応急仮設住宅の供与期間と住宅支援策について

    2017年1月号

     甲状腺検査、双葉郡の医療体制、原子力損害賠償(住宅確保損害)、ふくしま健民パスポート事業について

    2017年2月号

     会津地方の移住・定住促進の取組、会津地方の風評被害の取組、福島県IT企業への就労マッチング事業、原子力損害賠償紛争解決センターからのお知らせが掲載されています。

    子どもがいる家庭は、数年の間に学校の転校で新しい友人関係ができ、親も仕事を見つけるなどして生活が定着しており、いざ帰還できるとなっても帰らないという家庭も多くなっているようです。数年間で変わってしまったであろう故郷。帰還される人もいるでしょう。離れたとは言え、現地の様子や助成制度などを知るのにつながっておきたい人々のためにも自治体が発信する情報はたいへん貴重です。

    今年の1月号(NO.51号)では「からだとこころの健康のために」が特集で、気になる原発と甲状腺がんの関係について、双葉郡の医療体制、被災者のこころのケアについてなどがQ&A形式で掲載されています。その他にも、原子力損害賠償について。これもQ&A形式での掲載。おそらく知っておきたい情報が盛りだくさんに掲載されているのでしょう。

    今やWebで情報を簡単に入手できますが、広報誌として紙のまま残しておけばお年寄りでも見られるという利点があります。今後も日本中に分散されているご家族に広報が届くといいですね。

    ※ぴっぴでは

    震災以降、「忘れない3.11」としてブログ掲載をしています。

    <hiro>

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  • 子どものための体験宿泊施設「モリウミアス」

    2017年2月24日

    東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県石巻市雄勝町。その高台に残る築93年の廃校を生まれ変わらせ、子どもが自然の中でいろいろな体験や交流ができるようにした施設が「モリウミアス」です。

    施設外観

     ここではこどもを対象に、短期(1泊2日・2泊3日)、長期(7泊8日)で滞在しながらさまざまなプログラムに参加できるプランが、春休みや夏休み時期に開催されています。沢や海での自然体験、漁師さんと海産物を獲って調理する体験など、地域の環境を活かしたプログラムがたくさん用意されています。 

    プログラムの様子

    ホームページによると、夏休みのプログラムの予約が始まっています。また、春休みのプログラムにもまだ空きがあるようです。子どもたちにとっては、地域の人たちとの交流を通して、震災からの復興や持続可能な暮らしについて考える機会となるかもしれません。

    また、先月、別館として、大人のための協働宿泊施設もオープンしました。自炊できるキッチンやスタジオ、露天風呂などが完備し、未就学の子どもとも一緒に宿泊できるそうです。この春休みの旅行先として、ぜひ行ってみたくなる施設ですね。詳しくは、同施設のホームページを訪れてみてください。

    モリウミアス ホームページ 

    (ずきんちゃん)

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  • 『防災かあさん』

    2017年2月13日

    災害の対策として「自助」は基本です。
    とはいえ、自助だから、個人で何でも備えておくということばかりではありません。防災を考える時、この本では「家族」を単位として考え、家族の中でもキーパーソンとなりえるのが「お母さん」という仮定で作られている本です。自分は「お母さん」ではないから関係ないと思わずに、防災を考えるキーパーソンとして、皆さんが手に取ってもらいたい本です。

    まずは、「セルフチェック」から始まります。防災については意識が高い方だと思っていても、チェックしてみると意外に知らないことが多かったり、このチェックでは結構知っていることが多くて自信がついたり様々ですが、「今の自分」を知ることが大切です。
    本全体が、クイズのように読み進められるので、子どもたちと一緒に読んでも良いかもしれません。

    防災かあさん
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    (わかば)

    本の紹介
  • 今月開催の防災講座をご紹介

    2017年2月9日

    今月は、浜松市主催の講座をはじめ、民間の団体でも防災に関する講座が企画されています。

    1つ目は、浜松市が主催する「総合防災講座」 2月25日(土)の開催です。
    総合防災講座に参加しよう!! で紹介しています。

    以下で紹介する、2つ目・3つ目の講座は地域とつながりのある民間団体が主催する講座です。
    どれにしようか迷ってしまうぐらいですが、まずは自分に身近なテーマのものへの参加してみてはいかがでしょうか?

    --------------------------------------------
    災害時の防災食とは
    缶詰・乾物・保存野菜・冷蔵庫内の食材を使って
    --------------------------------------------
    いつ・どこで・どんな災害が起こっても不思議ではない昨今、皆さんはどんな備えをしていますか?住まい、食と多くのの備えが必要ですが、防災食について考えてみましょう。「備えをしなければ」という思いで、備蓄品を買っていませんか?普段食べたことのない食材は災害時にも食べづらいし、見直したら賞味期限が切れていたり。普段の食事が災害時にもできたら、ストレスや体の負担が少しでも軽くなり、フードロスも減るのではないでしょうか。
    水、電気がないときに日常に近い食事を目指して1週間をどう乗り切るか?ライターでもあり環境と食のアドバイザー山口雅子さんを講師に迎え学びます。

    日時:平成29年2月19日(日)10:00~12:30
    会場:浜北文化センター北館1F 料理工房 (浜松市浜北区貴布祢291-1)
    対象:男女どなたでも(定員20名)
    参加費:無料
    --------------------------------------------
    【申し込み・問い合わせ】
    山岡 美須永 防災士、災害ボランティアコーディネーター (浜松市北区在住)
    TEL:09025708739
    E-mail: misue-y@silk.plala.or.jp

    【主催】(社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 中部支部静岡分科会


    --------------------------------------------
    防災講演会
    知的障がい・発達障がいのある人の災害時の支援を考える
    --------------------------------------------
    今もあちらこちらで発生している地震、台風、水害…浜松に於いても明日にでも同じような災害が起きるかもしれません。非常時にたいする準備や訓練は行われてはいますが、少数派である障がいのある人や家族に対する準備や想定は、まだまだ進んでいるとはいえない状況です。
    御前崎災害支援ネットワークの落合美恵子氏を講師に迎え、災害時を共に考え少しでも安心につながる機会にしたいと思います。

    日時:平成29年2月26日(日) 13:30~15:30
    会場:浜松アリーナ 第1研修室
    対象:どなたでも 
    参加費:無料(駐車場をご利用の方は200円)
    詳細URL http://www7b.biglobe.ne.jp/~hamamatsu-ikuseikai/
    --------------------------------------------
    【申し込み・問い合わせ】
    Email: tiikiseikatu@hamamatsu-ikuseikai.com
    FAX: 053-441-0207

    【主催】浜松市浜松手をつなぐ育成会、地域生活支援委員会

    はっぴー☆

    他団体の講座・催し情報
  • 避難情報の名称変更

    2017年1月31日

    市町村から発令される避難情報の名称が変わりました。

    「避難準備情報」→「避難準備・高齢者等避難開始」、「避難指示」→「避難指示(緊急)」となりました。

    昨年の台風第10号による水害で、高齢者の方が多く被災されたことを受け、早め早めの対応を呼びかけています。「避難準備・高齢者等避難開始」が発令された場合には、高齢の方や障がいのある方、また乳幼児を連れているなど、避難に時間を要する方たちは、避難を始めましょう。また、被害の危険性が非常に高まった場合の「避難指示」には直ちにに避難すべく(緊急)という文字が追加されています。

    避難情報は以下の3種類ですが、必ずしも順を追って発令されるわけではありません。また、発令されていなくても、身の危険を感じたら、安全な場所に避難しましょう。速やかに避難し身を守るために、避難場所、安全な経路、家族との連絡、持出し品など、日頃から準備確認しておくことが大切ですね。

    ◎避難準備・高齢者等避難開始

     =避難勧告や避難指示(緊急)が発令されることが予想される

     ※いつでも避難できるよう準備、危険を感じる場合は避難しましょう。

     ※高齢の方や障がいのある方、また乳幼児を連れているなど、避難に時間を要する方たちは、避難を始めましょう。

    ◎避難勧告

     =災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高くなった

     ※避難場所に避難しましょう。

     ※危険な場所にいる人は安全な場所に避難しましょう。

    ◎避難指示(緊急)

     =災害が発生するなど状況がさらに悪化し、人的被害の危険性が非常にたかまった

     ※まだ避難していない人は直ちにその場から避難しましょう。

    (外へ出ることが危険な場合には自宅内のより安全な場所に避難しましょう。)

     詳しくはこちら→内閣府・防災情報

    <やまねくん>

     

    防災豆知識
  • 今年も図上訓練があります!

    2017年1月23日

    平成29年3月4日(土)~5日(日)に「静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」が静岡市で行われます。今年で12回目。全国から災害ボランティア活動に関わる人々が参加する訓練です。

    ぴっぴは災害時に要支援者になり得る“子ども”という視点から、どんなことに困るのか、どんな支援が必要かを知ってもらうために、数年前から当事者団体として参加しています。

    これまで、災害ではトリアージ的に緊急度の高い人を優先して助けるとされ、要支援者という考え方は、近年に及んでからという感じがします。これは阪神淡路大震災以降、地震や水害など日本に多くの災害が起こり、東日本大震災では、さらに多くの人々が亡くなったり、被害に遭ったりしたからではないかと推測します。

    災害ボランティア活動に主として関わるのは、行政、社会福祉協議会、災害関連のNGOやNPOが中心で、これまでこの図上訓練ではそうした人々が主として参加してきました。ぴっぴが関わることになったのは、当事者視点が必要ということで、運営側に関わらせてもらっています。現在では障害者施設に関わる方や外国人に関わる方も運営側に入って、ワークショップ作りをしています。

    滅多に起きてはならない災害ではありますが、図上訓練に参加された人々が地域に戻って、得たプログラムや知識をもとに、地域住民に分かち合える状況になることが理想です。最終的には、地域単位での支え合いが大切であると、これまでの災害から見てじゅうぶんにわかることだからです。

    ぜひ、参加してみようと思われる団体やグループの方はお申込みください。災害時の対応に興味がある団体、グループでも構いません。

    図上訓練について 

    <Hiro>

    他団体の講座・催し情報
  • 自主防災隊&災害ボランティアがコラボした防災訓練

    2017年1月16日

    阪神・淡路大震災が発災してから、今年の1月17日で22年が経ちます。1995年、被災地には延べ137万人以上のボランティアが全国から集まり、「ボランティア元年」とも言われました。以来、災害が起きると、全国からボランティアが被災地に詰めかける動きが見られました。彼らボランティアを受け入れ、作業の指示やサポート、ニーズの収集などのために働くのが、災害ボランティア・コーディネーターです。浜松にも災害ボランティア連絡会があり、ぴっぴも参画しています。

    昨年12月、浜松市内のある自治会の防災訓練に、「浜松市中区ボランティア連絡会」が参加し、合同で訓練を行いました。

    訓練の内容は放水訓練やバケツリレー、担架や三角巾の使い方など、よく行われているものです。ですが、今回はそれに加え、子どもの参加者(今回は小・中学生)に架空の「災害ボランティア」体験をしてもらう仕掛けをしました。

    受付のようす

    当日、通常の受付隣に「ぷちボラセン(ボランティアセンター)」受付を設置。それぞれの訓練メニューの場所に行き、指導者の補助をしたり、訓練のモデルとなったりするなど、率先して動いてもらうように指示所を渡して「派遣」をしました。

    「ボランティア」の名札をつけることで、意識が変わる効果があったようです。本部テントの設置や仮設トイレの組み立て、炊き出しの盛り付けなどを、大人の指示を受けながら一生懸命に行う小・中学生たちの姿がありました。

    トイレの設置

    毎年似通った訓練内容だと繰り返し感が強く、遠巻きに眺めているだけ…という参加のしかたになるのも無理のないことかもしれません。しかし、今回、災害ボランティアの視点を加えることで、「自分も支援する側になりえるということ」「自分も地域で防災訓練の担い手になりえるということ」に気づいてもらえたのではないでしょうか。

    訓練後の報告書には、「今まで防災訓練がめんどくさいと思っていたけれど、とても大切なものだと分かった」「私たち若者が主力となって、積極的に参加する必要があることを痛感した」などの感想があり、予想以上に「自分が主体となる」ことの効果が見られました。また、子どもが率先して動くことで、大人の参加者もより真剣に参加できたのではないでしょうか。

    全体のようす

    もちろん、実際の災害ボランティアとして活動するには、相応の装備や心得、知識、スキルが必要です。ですが、今回の“ぷちボラセン”体験により、「防災は自分ごと」と感じてもらえたことが、何よりも大きな収穫だったと感じています。

    (ずきんちゃん)

     

    ネットワーク(防災の活動をする仲間など)
  • 『みんなで考える こんなときどうするの?』

    2017年1月9日

    世界のどこかで、予想の範疇を大きく超えるような災害が起こるたびに、企業や施設などでは、危機管理マニュアルの作成や見直しが行われているのではないでしょうか。

    危機管理マニュアルは、さまざまな災害等を想定して作成します。しかし、災害にもいろいろな種類があり、危機管理という考えでいえば、災害以外に危機となることも想定する必要があるため、危機管理マニュアルを作成するということは、簡単にできることではないのです。

    そんな時、他の施設や企業で作成した危機管理マニュアルは、とても参考になります。この本は、『図書館の危機管理』について書かれていますが、何を守るために、どのような方法で危機管理しようとしているかという視点は、いずれの施設や企業でも必要なことです。また、この本では、自然災害だけでなく、“人”から職員を守る視点なども盛り込まれています。ここに書かれているマニュアルを、その施設・企業などに合った視点でリフォームしてみるには、わかりやすい例のひとつです。

    危機管理マニュアル作りで苦労している方は、ぜひとも手に取ってみてください。

    (わかば)
    本の紹介
  • 総合防災講座に参加しよう!!

    2017年1月1日

    昨年は熊本地震、追い打ちをかけるように九州を襲った梅雨の記録的豪雨、北海道や東北を襲った台風など日本各地で災害による大きな被害がありました。自然に恵まれた風土の中での生活は、大きな恩恵を受ける一方で、常に自然災害と隣り合わせであることを忘れることはできません。

    さて、気持ちも新たに、防災について関心はあるけれど、何から始めればよいかわからない方、平日は仕事があって防災を学ぶ時間がなかなかとれないという方にお勧め。主催は浜松市危機管理課。1日で終了するので参加しやすい防災講座です。

    <総合防災講座>

    内容:浜松市の防災対策・大雨と防災・男女がともに支えあう地域防災・災害ボランティア・家庭内DIG・熊本地震から学ぶ家の診断など

    日時:平成29年2月25日(土)9:00~16:00

    場所:浜松市役所 101会議室(北館1階)

    定員:80人程度(応募者多数の場合は、初めて参加する方を優先します。)

    対象:市内在住または在勤・在学の方 ※中学生以上

    申込:1月16日(月)から、はがき・ファックス・Eメールで住所・氏名・電話番号(FAXがある方はFAX番号も)記入の上、下記宛先まで。

    宛先:〒430-8652 浜松市中区元城町103-2 浜松市危機管理課

        FAX:053-457-2530

        Eメール:bosai@city.hamamatsu.shizuoka.jp

    締切り:2月10日(金)必着

    問合せ:浜松市危機管理課 tel:053-457-2537

    ※有料駐車場がありますが、出来る限り公共交通機関でお越しください。

    <やまねくん>

     

    他団体の講座・催し情報
  • 今年も貴布祢子供会で防災講座やりました

    2016年12月29日

    12月4日(日)、浜北文化センターで、毎年恒例になっている貴布祢1~3区子供会の防災訓練の中で、防災講座を行いました。
    毎年恒例ということもあり、何度も参加してくれている子どもたちにも新しい学びがあるように、様々な切り口で講座を組み立てています。

    貴布祢1.JPG

    今年は、バンダナを使って、けがの処置ができるように、みんなで体験してみました。
    災害時にけがをすると、病院ですぐに診てもらうことが困難になります。だから、けがをしないようにすることが一番大切です。
    でも、万が一、けがをしてしまった時に、応急手当の知識があれば、安心です。子どもたちはこれまで、けがの手当てをしてもらう経験の方が多かったと思いますが、もしもの時にはお互いの助け合いが必要にもなります。
    「万が一」はないに越したことはありませんが、知っておくことや、日ごろから関心を持っておくことが、いざという時の助けになります。

    貴布祢2.JPG

    応急手当以外にも、バンダナの活用方法はあります。また、バンダナ活用以外にも、家の中によくあるものを、いざという時に役立てる方法も見直してみませんか。

    (わかば)
    ぼうさいぴっぴ
  • 親子防災イベント BoUSaI GO!(ボウサイGO!)

    2016年12月27日

    今年の流行語大賞のトップ10にも選ばれた「ポケモンGO」ならぬ、「ボウサイ GO!」 と銘打った防災イベントが1月に開催されます。
    浜松市災害ボランティア連絡会が主催する、親子で防災の知識を身につけるウォーキングイベントです。

    最初に渡される1枚の地図と謎の暗号をたよりに、ミッションに挑みながらゴールを目指します。

    開催は1月22日(日) 10時スタート

    詳細や申込方法は、以下のページでご確認ください。

    BoUSaI GO!(ボウサイGO)

    この防災イベントでなにを見つけられるかな?

    はっぴー☆

    他団体の講座・催し情報
  • 乳幼児のいる家庭のための防災豆ちしき講座

    2016年12月19日

    11月27日(日)広島文化学園大学長束キャンパスで「乳幼児のいる家庭のための防災豆ちしき講座」の防災講演を行いました。

    参加者の多くは大学に在籍して保育を専攻する学生です(中には男子学生も数人いました)。その他、参加者には一般の乳幼児の保護者や大学の広報により災害に興味を持って参加された方がいました。

    広島文化学園

    当日は小雨降る天気。講演前に担当の教授に なぜ遠く広島から講演に呼んでいただいたのかをおたずねすると、以前、NHKのニュースにも流れた島田市でのあかちゃん防災講座の様子をネットで見られたとのこと。ふだん見落とし忘れがちな防災について考えるためには、「これだ!」と思われたそうです。

    広島文化学園講座の様子

    というのも、広島は瀬戸内海に面し、一見、大地震が来ても津波の心配さほどなく他の太平洋岸の県に比べれば災害を意識しないのではないかと考えられるような土地柄です。しかし、2014年(平成26年)8月20日に広島県広島市北部の安佐北区や安佐南区などの住宅地を襲った豪雨が大規模な土砂災害を引き起こしたのは長束キャンパス周辺でした。地震により引き起こされる災害ばかりではなく、豪雨により引き起こされる土砂災害、河川氾濫による水害など、想像だにせず災害はどこにでも起こり得るものなのです。

    今年、熊本で大地震が起きたので、講演ではいつどこで遭遇するかもしれない地震について、乳幼児のいる家庭は何に気をつけて、どのように身を守ればよいのか、避難所生活とはどんなことなのかなど時系列でお話しました。また、私たちが数年間、被災地を回って聞いた困り事を再び起こさないように考えておいた方がよいことなども積極的にお話しました。実際、乳幼児家庭だけでもたくさん伝えたいことはあります。

    防災講座をまずはとおり一遍、聞くことも重要ですが、被災者ゆえに経験された生の声やヒアリングで回り知見を経た私たちのようなNPOが主催する話に耳を傾けていただければ幸いです。

    今後、講演後のアンケートについてまとめられてくることを期待しています。

    <hiro>

     

    講座・講演
  • 小学校でトランプを使った授業を実施

    2016年12月13日

    小学校の授業の一環として、ぴっぴの減災が学べるトランプが活用されました。森町(静岡県周智郡)三倉小学校の3・4年生保護者参観会で、防災をテーマにした授業をされ、その中で生徒さんたちがトランプゲームをしました。その報告と写真をいただいたので、許可をいただいて掲載します。

    授業の導入

    初めにゲーム前の導入として、先生が写真を見せながらお話をしています。小学校の周りで実際に起こった自然災害や、これまでやったことがある訓練について話し、減災と防災の違いについても確認しています。そして、「自分の命を自分で守る」には、どうしたらいいか、今からトランプゲームをしながら考えてみるよ、と伝えてスタート。

    導入のようす2

    学校のすぐ横を流れる三倉川が自分の背の高さよりも増水している様子、実際に土砂崩れが起き、プールが使えなくなったこと、学校よりさらに奥に入った地区の土砂崩れによる事故でドクターヘリが運動場に来たこと等を写真を見ながら思い起こし、災害の怖さを改めて感じ、真剣に考えることができました。

    ゲームのようす1

    トランプゲームは、始めの頃は担任の先生にジャッジ(判断)してもらいましたが、次第に慣れてくると、自分たちで判断し始めました。友達の話を聞いて「わかるわかる」「うちにもあるよ」「ぼくんちのおばあちゃんやってる」などのつぶやきが、参観に来ている保護者の方に伝わり、いつの間にか保護者も子どもたちの周りに座って、一緒に考えてくれるようになりました。

    生徒の皆さんの感想は――。

    ・自分にできることがあるなって思った。

    ・楽しくやりながら勉強できてよかった。

    ・今日、お母さんは来れなかったけど(6年のお姉ちゃんの所にいて)、おもしろかったから話してみる。

    ・明日、またやりたいって思ったよ。

    ・トランプだけど、災害のことも分かったし、どうしたらよいかもちょっとわかった。

    ・トランプゲームをやりながら、減災のこと考えられるって、すごいね。

    学校ですでに信頼関係ができている先生と生徒、そして生徒同士での学びあいがなされ、教材として大きな効果を発揮することができたのではないでしょうか。三倉小学校の先生方のすばらしい指導の賜物ですね。活用していただき、ありがとうございました。

     

    ◎減災が学べるトランプについてのお問い合わせ・ご購入はこちらから

    (ずきんちゃん)

    防災教育プログラム&教材の開発
  • 地域防災訓練への参加はおススメ!

    2016年12月12日

    12月最初の日曜日に、各地の自治会で開催された防災訓練。皆さんは参加しましたか?朝9時にスマートフォンに一斉配信された緊急警報の音で飛び起きた、という人も多いかもしれません。自治会によって訓練のメニューは異なるようですが、多くの場合、消火器を使った初期消火やバケツリレーの訓練、アルファ―化米を使った炊き出しなどを行っています。(写真は中区のある自治会の防災訓練)

    地域防災訓練

    長年続いているメニューが多いため、一回参加したら「もうわかった」と思い、次から行かなくなる人がいても不思議ではありません。特に小さい子どもがいる家庭では、子連れで屋外での訓練に長時間参加するのはハードルが高いでしょう。実際、防災訓練の参加者は、シニアか学生が中心。子育て世代の参加は、あまり目立ちません。

    だからこそ、地域防災訓練への参加はおススメなのです。たとえ最後まで参加できなくても、実際にやってみたからこそわかることはたくさんあります。

    たとえば―――

    ・避難所となる場所(小学校など)の非常用給水栓はどこにある?

    ・バケツリレーをするとき、2列になるのはなぜ?

    ・火事を見つけ、消火器を使う前に、まずするべきことは何?

    ・地域の民生委員さんの顔と名前を知っている?

    ・AEDの使用中、患者に触れていてもいい?

    ・「アルファ米の炊き出し」って、鍋は必要?

    ……などなど、防災訓練に参加することで、そうした実際のところが理解できます。また、一度覚えても、一年も経つとうろ覚えになるもの。それを思いだすためにでも、参加する意義がありますよ!

    多くの自治会訓練で、炊き出しのアルファ米をおにぎりや小分けパックにして参加後のおみやげにしています。こうした機会に、アルファ米の味をみてみるのも「なるほど」と思えますね。今回は参加できなかったという方も、次回の地域防災訓練には、パパ・ママ交代で子どもを預けあって参加してみませんか?

    (ずきんちゃん)

     

    防災を考えるコラム
  • 「避難訓練コンサート」に参加しました

    2016年12月10日

    12月3日(土)、アクトシティ中ホールで「避難訓練コンサート」が行われたので、参加してみました。
    ことしで3回目の開催となるそうですが、こういうものが行われていることを初めて知り、コンサート中に、もしも地震が起こったらどうなるのかな?という思いで参加してみました。

    浜松市消防音楽隊の演奏がノリノリになったころ、「緊急地震速報」が鳴り出し、地震が発生、そして、数か所ある避難口の1か所から火災発生という想定で、避難が開始されました。避難する時には、火災が発生したところの近くにいる人、地震でけがをした人、車いすの人、小さな子ども連れの人が優先で避難するようアナウンスがあります。その後、それ以外の人が、順次近くの避難口から避難しました。

    避難訓練.JPG

    避難訓練でしたので、冷静に行動ができていましたが、小さなお子さんは、緊急地震速報やアナウンスの大きな音量にびっくりして、泣き出してしまう子もいましたので、災害時にはそういう状況も想定したり、たくさんの子どもたちが一斉に泣き出してしまったりする場面に慣れておくことができると、大人たちも動揺しなくてよいのかもしれません。

    無事、避難訓練を終え、第2部の浜松市消防音楽隊のステージを満喫して、「避難訓練コンサート」は終了しました。避難訓練の形は、いろいろあって、さまざまな場面での訓練に参加しておくことは、決して無駄にはならないです。このコンサート自体は、あらかじめ整理券をもらっておけば、無料で参加できましたので、またの機会がありましたら、たくさんの人を誘って、再度参加してみたいと思います。

    (わかば)
    見聞録・体験記
  • 「もの言わぬ2万人の叫び 封印された震災死 その『真相』」

    2016年12月5日

    2011年3月11日に起こった東日本大震災で、2万人の命が奪われました。つまり2万件の「震災死」があるのです。その中には、もしかしたら亡くならずに済んだ命もあったかもしれません。未だその死の真相が解明されていないこともあります。

    封印された震災死その「真相」 (もの言わぬ2万人の叫び)
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    残された家族には、亡くなった人は帰ってこないと分かっていても、「どうして死ななければならなかったのか」という「死の真相」を知りたい人と、知りたくない人がいます。しかし、自分の家族がどのようにして亡くなったのか、ただそれだけを知りたいだけなのに、「千年に1度の災害だったから仕方ない」ということで原因究明しなくても良いのでしょうか。それによって、遺族が裁判を起こし、原因究明を強く望むことは、「遺族の吊るし上げ」と非難されなければならないことなのでしょうか。

    発災直後に、どのような行動をとることが正しくて、どのような行動は正しくないのか、混乱が収まってからなら何とでも言えますし、判断できるかもしれません。しかし、その場で誰もが正しい判断ができたかというと、難しいことです。ただ遺族としては、どのような災害だったとか、本当はどういう行動が正しかったかということの前に、大切な家族がなぜ亡くなったかという「死の真相」を、知りたいのではないかと思います。

    また、この時地域の消防団の人が、地域の人を助けるために最後まで避難誘導など、消防団としての任務を遂行し、津波にのまれてしまった人もたくさんいました。消防団ではなくても、地域の一人暮らしの人を助けに行って、帰らぬ人となってしまった人もいます。誰かのために命の危険も顧みず、行動を起こすことは尊いことです。でも、その家族にとっては、やはり「生きていて欲しかった」というのが本心。東日本大震災後、学校では防災教育に力を入れるようになってきたようですが、他人のために損得勘定なしに行動できることの尊さだけではなく、生き残るための行動の尊さについても、教育してほしいものです。

    著者はこの本の中で、
    「震災死からは、様々なのものが見える。死者が出た施設と遺族の争いだけに目を奪われるべきではない。施設の職員らの避難意識、そして職業意識、周辺に住む住民の避難意識、自治意識、人と人との関わりにも視野を広げたい。そして自分の周辺環境に置き換えて、考えてみることが大事だろう。」
    といっています。2万人の死に真摯に向き合うことが、今まさに必要なのではないかと思います。

    (わかば)
    本の紹介
  • <dボタン>を活用しよう!

    2016年11月25日

    皆さんはテレビのリモコンについている<dボタン>を活用していますか?

    データ放送

    ボタンを押すと、NHK、民放各局など、見ている局のデータ放送の画面が現れます。

    ニュース放送の時間を待たずとも、全国ニュース、ローカルニュースを選んで見ることができます。気象情報では3時間ごとの予報、週間天気、警報・注意報の有無を発信しています。さらに便利な機能として、他の都道府県の情報を同じく得ることができるのです。たとえば、旅行や出張先の気象情報を、1週間分知ることができるのですからとても便利です。

    また、地震・台風などの災害情報や全国各地の主な河川の水位状況も調べることができるので、活用すれば早めの避難につながることが考えられます。

    ニュース・気象情報・スポーツ・テレビ番組などの分類は局によって違いますが、パソコン・携帯などのインターネットを使わなくても、普段見ているテレビの画面から、いつでも視聴者が必要に応じて選択し、情報を得ることができるので、日常生活での活用は勿論の事、災害時にはさらに役立つと思われます。

    <dボタン>是非、試してみてください。

    <やまねくん>

    防災豆知識
  • こらぼ講座で「地域の防災力アップ」

    2016年11月23日

    11月13日(日)、日本郵政グループ労働組合の依頼で、防災講座を行いました。
    地震や津波が起こるとどうなるのか?そして、それにどのように備えればよいのか?というお話をしました。
    こらぼ講座.JPG
    「備え」というと、「役立つものを備える」ということを想像する人が多いのですが、「いざという時に役立つ知識」を持つように備えておくことも大切です。防災講座を受講する時には、「こんなこともあるのか」「意外にもそんな風になるのか」という新しい発見があることで、いざという時に役立つ知恵を身につけておくことで、いざという時に冷静に判断して行動することにつながります。

    災害時には、男女共同参画の視点が大切です。
    東日本大震災後、「避難所生活をしている人は、同じ被災者であり、ひとつの大きな家族だから、避難所に届いている仕切りを使うことはやめよう」という避難所があったそうです。
    しかし、着替えをする時や、おむつ交換する時、授乳する時など、やはり仕切りを使いたい、あるいは、専用の部屋を用意してほしいということはあります。そのような思いや声を、避難所生活をしているもの同士で伝えられることが大切です。
    いざという時にどのような避難所運営が良いのかを考えておくことは、自治会の役員や行政職員だけが考えることではなく、日頃から、ひとりひとりが考えておく必要があるのではないでしょうか。「考えておくこと」も備えのひとつです。

    いざという時に役立つ知識は、日常生活の中にたくさんあります。「これは役立つな」と気づくためには、「どこかに役立ちそうなものはないかな」と思いながら見てみることも大切ですね。そしてぜひ、身近な人たちと、有益な情報を共有してください。

    (わかば)
    講座・講演
  • 広沢小・蜆塚中合同PTA講演会

    2016年11月19日

    「世界津波の日」である11月5日、各地で防災イベントが催されていました。

    ぴっぴではこの日、内閣府と三重県松阪市が共催した『内閣府・松阪市防災訓練』イベントの依頼を受け防災ワークショップを掲げて参加。 

    また、地元では「地震が来たらアナタはどうする?まなぼう!つくろう!体験しよう!」ということで、中区広沢小学校に通う親子を中心に蜆塚中学校区にお住まい方、地域の自治会、自主防、健全育成会の皆さんが合同で行った研修会に講師として講話とワークショップを行ってきました。

    講座の様子

    ここでは、地元で行われた研修会についてお話をします。「地震が来たらアナタはどうする?!」とした講話。東日本、熊本地震でのヒアリング等を踏まえ、そこで被災された方々が、困ったことやたいへんだったと考えられることをピックアップして講話の中身としてお話しました。

    カッパ作り

    その後は、ぴっぴが東日本大震災から得た教訓をもとにして制作した紙芝居を。そして、新聞紙でスリッパ、ごみ袋でカッパを作り、それを身につけて、瓦礫に見立てた卵パックの上を歩きました。

    バリバリスリッパ

    参加者にとっては、講話もいいけど、個々で作る防災グッズ作りがいちばん楽しい様子。それぞれがスリッパ、カッパを周囲のPTAの役員さんたちにサポートされながらにぎやかに作っている姿が一番楽しそうでした。

    災害時は何もかも失くしてしまうかもしれません。そのために、例えば、身近にあるもので身を守るものをつくるというような知恵を働かせる訓練、そして地域や身近な人とのつながりを深めることが今後のキーになってくるのではないでしょうか。ぜひ、楽しみながらも(たいへん、怖いと思っていたら参加できません)こうした機会に触れあって欲しいと願っています。

    <Hiro>

    ぼうさいぴっぴ
  • 松阪市地震・津波防災訓練に、ぴっぴ参上!

    2016年11月11日

    11月5日は「津波防災の日」。全国各地で防災関連の訓練や催しがありました。三重県にある大型商業施設“松阪ショッピングセンター・マーム”でも「平成28年度内閣府 松阪市地震・津波防災訓練」が開催されました。地域住民の津波避難訓練に始まり、続いて防災ヘリによる救出訓練や消防隊の放水訓練も行われるなど、大規模な訓練です。この訓練に、ぴっぴも協力出展しました。

    P1010070.JPG

    と言っても、ヘリ訓練に参加したのではありません(笑)。ブースにぼうさいぴっぴのメニューをいろいろ用意し、来場した皆さんに希望のものを選んで体験して貰いました。これまでの開催地でも人気のあった「カッパ作り」「スリッパ作り」はもちろん、出張開催は今回が初めてとなる「バンダナを使ったワークショップ」、そして防災紙芝居の上演も。

    ブース

    子育てファミリーから地域の自主防災隊まで大勢の市民の皆さんが、いろいろなメニューを体験してくれました。

    バンダナ

    よく知られるようになった新聞紙スリッパも、こんなアイデアを加えてくださった参加者さんが…!「身近なもので工夫し、避難生活を乗り越える」というコンセプトをたくさんの方と共有でき、ぴっぴもパワーをいただきました。

    スリッパ

    自衛隊や消防など、災害救助の第一線で活躍する組織の訓練はすばらしいもので、それらを見ると「災害時はプロが助けてくれる」と思ってしまうかもしれません。ですが、実際に大規模災害が起きたら、自分の命をまず守ることができるのは自分、そして助け合う心を持った地域の人々です。訓練に参加した方々が、そうした気づきを持ち帰ってくだされば、とても嬉しいです。

    今回お招きくださった松阪市、そして地域住民の皆さん、ありがとうございました。

    (ずきんちゃん)

    ぼうさいぴっぴ
  • 金谷小学校PTAふれあい講演会

    2016年11月9日

    10月28日(金)、島田市金谷小学校のPTA依頼により、PTAふれあい講演会「防災・災害時における親子の絆」というテーマで、お話をさせていただきました。島田市の金谷小学校のPTAの代表の方と告知チラシから講演内容まで何度かやりとりをさせていただき、当日に至った講演会です。

    この講演のきっかけとなったのがNHKのニュースです。放送された島田市の防災講座の様子を見て、PTAの方が「これだ!」と思ったからだと伺いました。NHKのニュースで流れた防災講座は、ぴっぴのWebサイトで防災講座の様子を知った島田市から依頼があった講座です。つまり、活動を発信することがどれほど、広く活動を広めるのにたいせつかということがよくわかるできごとでした。

    金谷小学校は広域のためバスで通学してくる子どもたちもいるそうです。当日前後は、晴天が続いていたのに、本番の日はあいにくの雨。参観会後の講演会でしたが、保護者は車での参観会参加が多く、晴天ならば運動場に駐車できるのですが、雨天の場合、駐車はできないということで、かなり参加者が少なくなったということでした。

    金谷SL

    島田市金谷は、大井川鉄道があり、蒸気機関車が走るのでも有名なところです。どちらかというと山あいです。南海トラフなど地震が起きれば、津波の被害はなく、土砂災害を考えた方がいい地域です。しかし、東日本大震災のときのように、地震が起きた時間帯は昼間だったことから、どこで被災するかはわかりません。

    家庭で、外でどんなところに気をつけておいたらよいか、被災直後、被災後に起きることなど、経過を踏まえて4月に起きた熊本地震を例にお話しました。また、身近でできる防災グッズなども講演会で紹介をしたところ、終了後に参加者の方々が集まって来られて写真に撮ったり、実際に作り方を聞いたりして行かれる方も。

    実際にメディアの中では聞かれない話も聞けてよかったと参加者からも言っていただけた講演会でした。

    <Hiro>

     

    講座・講演
  • 世界津波の日

    2016年11月5日

    昨年、国連は、東日本大震災のあと日本で制定された「津波防災の日」の11月5日を、「世界津波の日」と定めました。
    国連の新たな開発目標が自然災害の被害を減らすことを目指しており、各国が津波の早期警報システムなどを整備する重要性を強調し、今後は啓発活動などを取り組んでいくことになります。

    東日本大震災は3月11日なのに、どうして11月5日なのかというと、「稲村の火」に由来します。

    「稲村の火」というのは、嘉永7年11月5日(1854年12月23日)の実話からできたお話です。津波が紀伊半島から九州まで襲ったという「安政南海地震」の時に、紀伊国広村(現在の和歌山県有田郡広川町)の庄屋の浜口儀兵衛(梧陵)が機転をきかせ、収穫したばかりの稲に火をつけ、村人たちに火事が起きたと思わせて高台に避難させ、命を助けたというものです。

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    ここから、平成23年6月に「津波対策推進法」が成立した際、国民に津波対策について関心と理解を深めるために、11月5日を「津波防災の日」としていたのです。これを日本が国連に提案し、全会一致で採択されたのです。

    東日本大震災後、まだまだ被災地では、元通りの生活に戻れていない地域や人たちがたくさんいます。「東日本大震災」という災害を、他人ごとではなく自分事として、これからも機会があるたびに思いだし、自分にできることを考えていきたいものです。
    そのきっかけのひとつとして、「世界津波防災の日」を、みんなで津波防災について思いだし、備えるきっかけにできると良いですね。

    (わかば)
    防災豆知識
  • 『復興の書店』

    2016年10月31日

    東日本大震災の際には、家屋だけではなく、商店や会社のビルなども、多くの被害をうけました。商店などの場合は、店主に再建の問題が立ちはだかります。

    復興の書店
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     その中でもこの本は、書店の再建のドキュメンタリーです。岩手、宮城、福島の3県では、書店の約9割が被災したそうです。
     さて、みなさんは、書籍は被災後の生活の中で必要だと考えますか?大災害が起こってすぐは、水や食料もままならず、生命を維持していくために必要なものが最優先となります。発災後3~4日経つとやっと支援物資が届くようになり、避難所生活を継続する人と、自宅に戻る人が出て来ます。避難所では、ルールなどが決められ、水や食料の供給がスムーズになっていくと、それ以外に必要なものなどが要望としてあげられるようになっていきます。東日本大震災後、そのような状況の避難所で、わずかでも本や雑誌などが置かれているのを見た出版取次会社である中央社の斉藤さんは気づきます。「ここでは本が必要とされているんだ」と。

     ただでさえ、やめてしまう書店が多い中、被災し、さまざまな事情を抱えながらも、必死で再建しようとする書店の思いと、書店や書籍を求める人の思いに打たれます。震災の後に良く求められる書籍にも傾向があるということも、おもしろかったです。その傾向を聞くと、発災後、被災者たちの経験した背景が想像できます。
     災害の後、数日間という短期間で考えても、復興するまでの長期間で考えても、書店や書籍には、そこにいる人たちを救うための役割があり、力があるのだということを感じます。

    (わかば)
    本の紹介