ぴっぴの防災ブログ

防災に関するぴっぴの活動紹介や報告、防災豆知識、おすすめの防災グッズや図書などを紹介します。

  • 芳川小学校「親子防災講座」

    2017年12月10日

    先日、芳川小学校でPTA教育文化部主催の「親子防災講座」を行いました。
    楽しく学べる防災講座を企画中に、ぴっぴのホームページから子どもを守る防災ワークショップ「ぼうさいぴっぴ」に出会ったそうです。

    芳川小学校講話

    静岡県に住んでいると地震と津波!と思いがちですが、地震以外にも風水害など様々な自然災害が起こります。特に芳川地区といえば川の氾濫など水害も心配な地域です。講話では地域を知ることや、日常生活の中でいつ起こるかわからない災害から命を守る方法や備えなどを伝えました。

    芳川小学校スリッパ

    後半はワークタイム。新聞紙でスリッパを作り、瓦礫に見立てた卵パックの上を歩いてみました。卵パックは参加者の皆さんが講座当日に間に合うように家族で協力して集めてくださったものです。足の裏の感触はどうだったかな。

    芳川小学校ぴっぴちゃんを救え2

    芳川小学校ぴっぴちゃんを救え

    「ぴっぴちゃんを救え」ではこどもたち全員が参加しました。毛布を担架に変身させるコツを学んだり、ぴっぴちゃんの気持ちを一緒に考えたり、みんなで気持ちを一つにして取り組んでくれました。

    講師の問いかけにも積極的に答えてくれたこどもたちからは、日頃から熱心に学んでいる様子が伺え、驚かされる場面もありました。講座で学んだことを持ち帰って、是非「家族の防災」に役立ててくださいね。

    <やまねくん>

     

    ぼうさいぴっぴ
  • 女性のための防災プログラムトレーナー養成講座(三次市・広島市)

    2017年12月6日

    11月27日(月)、28日(火)に広島県三次市と広島市で「女性のための防災プログラムトレーナー養成講座」が行われました。これは、広島県が公益財団法人ひろしまこども夢財団に委託を行い、県と夢財団が共に行う講座です。10月にも福山市で行っており、県内各地開催の3回講座です。この講座は朝から夕方まであり、子育て支援に関わる団体や行政職員・支援者が対象です。

    講座の様子2

    ぴっぴは、午前、県の危機管理監からの「減災に取り組むための啓発運動について」の話とDVD視聴後に、「子育て世代向け防災の取り組みについて」を講演しました。静岡県は南海トラフ地震で最も被害が大きいと予想されているので、地震を主とした話になってしまいがちなのですが、広島県では瀬戸内なので影響はあまり受けないと感じている人が多いようで、どちらかと言えば平成26年8月に広島市北部の安佐北区や安佐南区などを襲った土砂災害の記憶が強いようでした。ぴっぴの講演では、防災専門の団体ではないのに取り組み始めたきっかけと、ワークショップで行うぼうさいぴっぴのプログラムの意義について話しました。

    講座の様子

    午後からは支援者が防災プログラムを実際に体験し、それを自らの職場や支援の場で提供できるようにするためのワークショップが行われました。多くの団体等では広島市で起こった災害以降、すでに母子に対する災害対策のための冊子が制作されたり、いくつかプログラムを実施し啓発を行ったりしているところも多いようです。かつて、防災講座に参加者が少ないことに悩んだぴっぴでもありますが、同様にどうやったら参加してくれるのか、子育て世代の困りごとを理解してもらえるように多世代に働きかけるにはどうすればよいのかなどの悩みを持っている方々もたくさんいました。こうした悩みに誰もがコミュニケーションをとるきっかけとなり得る、今回の夢財団が進める防災プログラム。参加型で、人の意見をなるほどと聞けるしくみにもなっており、参加者はこの教材を基に講座を手掛けてみようという気持ちになったようです。まだ、プログラム自体は動き出したばかりなので、課題も検討課題も多いようですが、うまく進められていくことを望みます。

    ぴっぴも多くの人々に知ってもらい、取組んでもらいたいというプログラムを持っています。今回の広島県の取組みを参考に今一度、振り返って考えてみるきっかけにもなりそうです。広島県から呼んでいただいた、この度の講座。ここに参加する多くの人々とのご縁を基に、何かあった時は相互で助け合えるしくみを作っていきたいです。広島のみなさん、よろしく!

    (hiro)

    講座・講演
  • 防災をテーマにNAOTORA女性サミットの分科会開催

    2017年12月1日

    「NAOTORA女性サミット」最終日の11月25日(土)、アクトシティ浜松コングレスセンターにて、分科会「家庭・地域・職場 いろいろな顔を持つ私の防災を経験者と共に考える」を開催しました。
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    ぴっぴ理事長原田博子がコーディネーターを行い、昨年の熊本地震で被災し、新潟中越地震等ではボランティアを行ったことがある石嶋小織氏、被災地NGO協働センター代表として、被災地での活動を行っている頼政良太氏、浜松市危機管理課副参事兼課長補佐の小林正人氏をゲストに迎え、今回のサミットのテーマ、ワークライフバランスを踏まえて災害発生直後から日常の生活を取り戻すための復興について、それぞれの立場や経験から、お話をしていただきました。

    当日は、会議室が満室となるほどの参加者が来てくださり、他の分科会会場からも途中から参加される方も多く、驚きました。日ごろから防災にかかわる活動を行っている人や、現在子育て中の方、経験者の話が聞いてみたくて来られた方など、参加者もいろいろな顔を持っているようでした。いろいろな顔を持つ参加者には、石嶋氏からの、災害ボランティアを経験していても被災した時に大泣きした話など、実際に被災した時の衝撃はまた違うものだということを聞いて驚いたり、頼政氏からの、支援する時期や状況により支援のあり方は違っても、「地元が地元を支えることができるように支援する」という支援の見方・あり方に共感したりと、参加者の心に響くことがたくさんあったようです。
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    被災者に、できる限り元の生活に近い生活が送れる日が来ることを祈り、また、私たちもいつ被災者になるかもしれないという危機感を持ちながら、今できることを備えていこうと感じた70分間でした。当日はマスメディア、NHK静岡と静岡新聞取材も入りました。当日夕方には、NHK静岡の夕方の番組で取り上げられたようです。
    今後もぴっぴは、防災(減災)をテーマにした活動を続けます。今後もご期待ください。

    ※当日の様子が「静岡新聞に掲載されました。

    静岡新聞サミット分科会

    <平成29年11月26日朝刊 静岡新聞社許諾済み>

    講座・講演
  • 12月3日、地域防災訓練に参加しよう!

    2017年11月27日

    毎年12月の第1日曜日は「地域防災の日」。今年は12月3日、各地域で住民の自主防災組織による防災訓練が行われます。

    皆さんは、こうした防災訓練に参加していますか?寒いし朝早いので、子育て中だと参加しづらいかもしれませんが、行ってみると意外と大勢の人が参加していて、地域の人々の防災意識の高さを再認識できるのではないでしょうか。日頃、ご近所づきあいが少ない家庭も、近所の方たちと顔見知りになるチャンスです。

    また、この地域防災訓練は、学校で参加が推奨されているので、地元の中高校生も多く参加しています。いざという時には、避難誘導や避難所運営など様々な局面での活躍が期待される、中高生たち。こうした訓練に参加して防災用品に触れたり、扱い方を知ることはもちろん、地域でこうした防災活動があることを知るだけでも意義のあることですね。(写真は仮設トイレの設置を体験する中学生・冨塚地区にて)

    訓練に参加する中学生

    参加を迷っている方は、ぜひ、子どもと一緒に参加してみませんか?

    ◎市内各地域の訓練日時・場所一覧はこちら(浜松市のページ)

     

    (ずきんちゃん)

    さまざまな防災の取り組み
  • 『希望の地図 ~3・11から始まる物語~』

    2017年11月20日

    2011年3月11日に起こった東日本大震災から、被災地で起こっていることを再編集して作られたドキュメントノベルです。実在の人物が登場して、物語のように描かれています。

    希望の地図
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    印象に残ったのは、
    「夢は無意識のうちに持つものだけど、希望は、厳しい状況の中で、苦しみながらも持つものなんですよ。」
    という東京大学の玄田教授の言葉と、
    「『震災』ではなく『心災』からの復興」「街が元通りになることも大事ですが、ふるさとで生活する人々の心が元気にならないと。」という石巻日日新聞の武内さんの言葉です。
    被災地の人々の心に希望が見える復興を進め、その先には、たくさんの夢を持てる日常生活を取り戻さなければならないのだと感じます。
    また、被災地の雇用問題についても、被災した企業が事業再開のために踏ん張ろうとしても、国の雇用調整助成金などの手続きは複雑、さらに支給は4か月先。企業の資金繰りが厳しくなると、ハローワークでは「解雇してください」と言われる。解雇した方が、従業員も失業手当が支給されるからよいのだという。
    東日本大震災では被害があまりにも大きかったからとはいえ、目先のことしか考えられていない仕組みでは、被災した企業や従業員の将来を見据えた生活の保障はないも同然なのでしょうか。
    災害が起こるたびに、いざという時の備えが見直されているけれど、被災者の生活を守るための制度やその仕組みの見直しは、いったいどれくらい行われているのだろうかと考えさせられます。
    そんな中でも希望を捨てず、踏ん張っている地域の人たちがたくさん出てきます。希望と絶望は隣り合わせの中にあっても、希望を失わずに生きている人たちに、勇気をもらえる1冊です。

    (わかば)
    本の紹介
  • 減災が学べるトランプ体験会inキトルス祭こどもむら

    2017年11月14日

    11月4日・5日と、常葉大学の大学祭(キトルス祭)内「こどもむら」にて、減災が学べるトランプの体験会を開催しました。

    これまで2回にわたって「減災を伝えるリーダー養成講座」に参加し、子どもたちに減災を伝えるときに知っておきたいことを学んできた参加者の皆さん。今度は自ら「伝える側」=ゲームリーダーとなって、こどもむらに来場した子どもたちにトランプ遊びを通して減災を伝える役割を担いました。

    キトルス祭「こどもむら」では、常葉大学生の皆さんが、子どもたちが一日遊べるように、さまざまな楽しい遊具や遊び、人形劇などを用意しています。その中で、じっくり座って考えるトランプ体験に来てくれる子はどれくらいいるだろうか?と、始まる前は心配もありました。ですが、いざ始まってみると、少しずつ参加者が増え、やがて4つのテーブルがフル回転するほどの盛況になりました。

    会場のようす

     教室内は、常葉大学の皆さんでかわいい装飾をしてくれました。また、体験してくれた子どもたちに渡す表彰状や、ごほうびの折り紙細工も。この折り紙細工には、それぞれ、防災のまめ知識が子ども向けに書いてあって、とても良いアイデアでした!

    大学生ゲームリーダー

    社会人ゲームリーダー

    一方、社会人ボランティアの皆さんは、子どもたちから意見を引き出し、やさしくリードしながらゲームをすすめていました。ゲームに導入するための紙芝居を自作してきてくださった方もありました。

    子どもにとって、まだあったことのない、または映像などでしか見たことのない災害というものを想像し、そうした災害から身を守るということについて考える、ということは、簡単なことではありません。ですが、ゲームリーダーそれぞれに、自分のこれまでの経験や知識をもとに、子どもたちにやさしい言葉で伝える努力を最大限にしていただきました。

    こうした体験を通して、皆さんそれぞれに今後の活動に向けての自信や確信につながったのではないでしょうか。これからも、減災が学べるトランプを使っての活動時はもちろん、地域の子どもと接するさまざまな局面で今回の体験を活かしていただければと願います。

    常葉大学キトルス祭「こどもむら」を開催された常葉大学健康プロデュース学部・こども健康学科の皆さん、ありがとうございました。

    常葉大学生

    大学祭

    <過去二回の様子はこちら>

    第1回 講座 子どもに防災を伝えるときに知っておきたいこと

    第2回 ワークショップ 遊びを通して「減災」を伝える人になる

    ※この事業は静岡県社会福祉協議会ふれあい基金ボランティア育成・活動推進事業 助成事業です。

    (ずきんちゃん)

    防災教育プログラム&教材の開発
  • いろいろな顔を持つ私の防災を経験者とともに考える

    2017年11月11日

    いよいよ「NAOTORA女性サミット」(11月23日~11月25日)が近づいて参りました。

    はままつ子育てネットワークぴっぴでは、3日目(11月25日)の分科会を担当します。

    実際に被災した当事者、支援に携わる支援団体、行政の立場から、防災について参加者の皆様と共に考える分科会です。是非ともご参加ください。お待ちしています。

    <いろいろな顔を持つ私の防災を経験者とともに考える> 

    日時:11月25日(土)10:30~11:40
    会場:アクトシティ浜松コングレスセンター4階

    申込はこちらから

    ※分科会「はままつ子育てネットワークぴっぴ」の欄にチェックを入れてお申込みください。

    分科会

    <やまねくん>

     

    講座・講演
  • 西小学校宿泊訓練でのワークショップ

    2017年11月6日

    1028日、浜松市立西小学校で実施された防災宿泊訓練の一環として、「ぼうさいぴっぴ」に講座を依頼していただきました。同校では初めての宿泊訓練ということでしたが、70組もの親子参加があり、体育館は始まる前から大賑わいでした。

    ワークショップのようす

    宿泊訓練全体の最初の講座ということで、ぴっぴでは導入的な位置づけのワークショップとして「地震災害のため自宅にいられず、避難所に行く」ことを想定し、その時に何を持ちだすか?を考えるワークショップを行いました。グループに分かれ、子どもを中心に話し合いを進めてもらいましたが、どの班の子どもたちもとても積極的に参加し、発表タイムでは「ハイ!」「ハイ!」と大きな声とともに手が上がりました。

     この宿泊訓練では、その後も段ボールハウス作りや食事作りなどの訓練が実施されました。実際の避難生活でも、地域に暮らす他の家族と一緒になるでしょうから、地域でこうした宿泊訓練をし、そこへ多数の家族が参加することは、本当に意義があることです。こうした体験の共有から、地域の防災力が高まっていくのでは…? と感じさせてもらえた、宿泊訓練でした。

    (ずきんちゃん)

  • NAOTORA女性サミット分科会で防災をテーマに

    2017年11月1日

    11月23日(木)~11月25日(土)まで、アクトシティ浜松でNAOTORA女性サミットが行われます。

    このサミットの主旨については
    「平成27年の女性活躍推進法施行を機に、『女性の力』が十分に発揮され、女性が輝く社会づくりへの機運が高まりつつあります。すべての女性が輝く社会の実現には、その環境づくりとして、『仕事』と家事や育児、地域活動などの『仕事以外の生活』とのバランス(ワーク・ライフ・バランス)を考えること」(NAOTORA 女性サミットの開催について、浜松市報道発表一部から)とあります。

    最終日、11月25日(土)の10:30~11:40 アクトシティ浜松コングレスセンター4Fで4つの分科会が行われ、その中の1分科会をぴっぴが受け持つことになりました。

    ここでのテーマは【いろいろな顔を持つ私の防災を経験者と共に考える】です。

    ふつうに考えると「ワークライフバランスと防災?何が関係あるの?」と思われるかもしれません。近年、気象変動や地震が相次ぎ様々な災害が各地で起きています。ひとたび災害が起きれば、ワークライフバランスなどと言ってはおられない状況になります。
    しかし、災害から立ち直ろうとしている被災地に思いを馳せれば、復興に向けて各個人が職業人、家庭人、地域人としてどんなふうにバランスをとって活動しているのか、これまであまり語られていないのではないでしょうか。

    防災先進県でもある静岡県内の政令指定都市でもある浜松市。南海トラフ地震がいつ来るやも知れないですが、先々の備えのための考になるとともに、これまでの被災地支援にも役立つことではないでしょうか。

    ちなみに“復興とは以前の状態に戻ることは不可能だが新しい生活の中で日常を取り戻していくこと”という意味合いでこの言葉を使用しています。

    詳細はこちらをご覧いただいてぜひともご参加ください。

    事前の申し込みが必要です。

     <Hiro>

    ぴっぴからのお知らせ&募集
  • ゲームを実践!「減災を伝えるリーダー養成講座」第二回

    2017年10月26日

    10月15日、「減災を伝えるリーダー養成講座」第二回を開催しました。

    今回の講座では「減災が学べるトランプ」を使用して互いにゲームの進行役となり、「ゲームを通した学びの手法」を体験しました。参加したのは前回に続き、地域で防災や子どもとふれあう活動をしている市民の方々、そして常葉大学の学生さんたち。講師に山本真樹さん(あそびコーディネーター、環境教育研究家)を迎え、あそびの中で子どもに減災を伝えるときの心構えのエッセンスを教わりました。

    講座のようす

    その後はグループに分かれて「減災が学べるトランプ」を使い、実際にひとりひとりがゲームリーダーとなってゲーム「いきのこりんぐ」をしてみました。補助講師として、浜松でプレーパークを主宰する木俣雅代さんも指導に入りました。どのグループもすぐにうちとけ、やがて「いきのこりんぐ!」「いきのこった!」などの歓声が上がって、和気あいあいとした雰囲気に。

    体験のようす

    実施後は「参加者の皆さんのいろいろな意見を聴くことができ、大変参考になりました」「年上のゲームリーダーの姿を見て学ぶことがたくさんありました」などの感想が多く聞かれ、いろいろな立場の人同士相互に学び合うことの大切さを再確認しました。

    ゲームリーダーを体験して、皆さんそれぞれに学び合いの手法について理解が深まったようです。アンケートでは全員の方が「減災が学べるトランプ」を「自分の地域や団体での減災啓発に活かせそうだ」と回答されました。

    さて、11月4日(土)には、講座参加者有志が常葉大学大学祭(キトルス祭)に来場する子どもたちとふれあい、トランプで遊びます。トランプ体験会には、どなたでも参加できます。キトルス祭こどもむら内の会場は3号館2階3325教室です。講座を受講した市民の方々や、常葉大学の意欲ある学生さんたちがゲームのお相手をしますよ。他にも、こどもむらのいろいろなイベントも楽しめます。皆さん、ぜひお子さん連れでお越しくださいね!

    常葉大学キトルス祭

    減災が学べるトランプで遊ぼう!inキトルス祭こどもむら

    (ずきんちゃん)

    防災教育プログラム&教材の開発
  • 「減災を伝えるリーダー養成講座」第一回を開催

    2017年10月24日

    10月7日、常葉大学浜松キャンパスにて『減災を伝えるリーダー養成講座』を開催しました。

    参加者は日頃、地域のさまざまなフィールドで子どもと接する活動をしている市民の方々(自主防災隊、PTA、子育てサークル、ガールスカウト、災害ボランティアなど)が集いました。

    また、常葉大学健康プロデュース学部の協力を得て、参加者の約半数が学生の皆さんとなりました。

    講座のようす

    今回の第一回目講座では「子どもに防災を伝えるときに知っておきたいこと」として、災害時、特に配慮が求められる子ども・子育て家庭に、自らの身を守る方法をいかに伝えるかという視点で講話を行いました。また後半は、災害時に困ることなどを、いかに「子どもにも伝わる言葉で」伝えるか、というグループワークを行いました。日頃防災に関わる活動をしている方々が多かったためか、早速いろいろな困りごとについての話題が出て、盛り上がりました。

    第二回目(10月15日)の講座では「減災が学べるトランプ」を使用して互いにゲームの進行役となり、「ゲームを通した学びの手法」を体験します。また、11月4日には、常葉大学大学祭(キトルス祭)に来場する子どもたちとふれあい、減災の考え方を伝えていきます。

    (ずきんちゃん)

     

    防災教育プログラム&教材の開発
  • 『みんなで防災アクション!』

    2017年10月16日

    「防災を学ぶ」というと、とっつきにくいイメージを抱く人が多いようですが、子どもたちと一緒に、子ども向けの本で学べば、家族みんなの防災意識も高まり、おすすめです。
    この本は、「台風や地震から身を守ろう」「交通事故や火事から身を守ろう」「けがや熱中症から身を守ろう」という3巻があります。

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    災害には、いろいろな種類があるので、災害によって備え方や、万が一の行動も違いますので、子どもたちと一緒に、いざという時に冷静に行動するために、確認しておくと安心です。
    また、防災について学んだあと、行動にうつしてみることが大切なのですが、なかなかそこまでできていないのが現状です。しかしこの本は、「みんなで防災アクション!」というタイトルの通り、「アクションシート」に書き込み、復習することも促しています。アクションにうつせるまで活用できると、万全ですよ!!

    (わかば)
    本の紹介
  • 女性のための防災プログラムトレーナー養成講座

    2017年10月10日

    10月4日(水)広島県福山市ローズコムで行われた「女性のための防災プログラムトレーナー養成講座」で、ぴっぴの防災への取組についてお話をしてきました。子育て団体が防災に取り組む理由はなぜなのか?を主に子育て支援者に向けて伝えました。

    広島防災講座の様子2

    ぴっぴは2006年の法人設立と共に子どもを守る地域の防災ネットワーク事業に取り組み、これまでに“ぼうさいぴっぴ”としてゲーム感覚で楽しんで防災を考えるプログラムや地震で被災した地域を実際に回ってヒアリングを行ったことをもとに製作した“減災BOOK”、“つながる支援パック”などを開発してきました。防災専門の団体ではなく子育てを中心とした団体が子どもを持つ親の視点で防災にも取り組んでいるというところが興味深いという評価をいただいているようで、あちらこちらで講座や講演の依頼を受けています。

    広島県は、南海トラフに被害想定に含まれておらず、静岡県など太平洋沿岸地域の自治体の感じている危機感はもっていないと思われるものの、最近の集中豪雨などで土砂災害に対する危機意識が強いと参加者や行政の方々の話からそう感じました。

    そうしたことから、ひろしまこども夢財団がこの度実施する講座では、実際に土砂災害にあった地域の女性や県、そしてコンサルタントと共に開発された“ひろしま防災Jカード”を使用して、子育て支援者に防災知識を根付かせ、実際に子育て中の世代へと広げようという意図があります。

    防災Jカード

    ぴっぴの取組の話の後、“ひろしま防災Jカード”を実際に使って体験し、さらに今後、この参加者が中心となって「ワークショップを行うための進め方」のワークショップが行われました。ここでは、参加者となり、そして、出た意見の板書係となって夕方まで参加者のみなさんと一部講師、一部“ひろしま防災Jカード”の体験者として共に時間を共有しました。

    これまで、講師と参加者を一度に体験できる講座なんてあったでしょうか!

    広島防災講座の様子1

    この養成講座は、あと2回、広島県内で行われる予定でそれにも講師として行きます。地域により、危惧される災害は違います。しかし、いざという時のための備えと知識を得ておくことで、逆境に立った時に知恵を働かせることができるようになること。そして地域とのネットワーク。これを伝えることがぴっぴの防災に関わる事業の根底にあると信じて今後も活動していきたいと考えています。

    <hiro>

    講座・講演
  • グリーフプログラム

    2017年10月7日

    平成29年版 少子化社会対策白書(内閣府)に「東日本大震災被災地における子育て支援」についての報告が掲載されています。


    その中で、被災地では地方公共団体やNPO、ボランティア団体などが、子どもや保護者に対して、多方面からの支援事業を実施していますが、一例として「大切な人をなくした子どもと保護者のためのグリーフプログラム(岩手県)」が紹介されています。


    親や大切な人との死別(震災や病気、事故、自死などによるもの)などにより、グリーフ(悲嘆・愛惜)を抱えることになった子どもや家族に対するサポートです。大切な人を失うだけではなく、現実的には震災後の様々な生活環境の変化などもあわせて体験していることが多いこともあり、誰一人として同じ体験をしていません。グリーフは人によって違います。


    そんな子ども達ひとりひとりによりそい、子どもたち自身で選ぶ過ごし方や遊びの中で表現される気持ち(家や学校のこと、亡くなった大切な人のことや震災のこと、思い出話など)を尊重し受け止めていくというプログラムが実施されています。


    その他、白書には子育て関連施設の集約による支援の充実化取り組んでいる宮城県の事例なども掲載されています。


    詳しくはこちらをご覧ください。 平成29年版 少子化社会対策白書

    <やまねくん>

    忘れない3.11
  • 子どもを守る防災講座 海の星幼稚園

    2017年9月28日

    防災月間の9月!

    浜松海の星幼稚園PTAの方々にお招きいただき、防災・減災についてのお話をしました。

    講座のようす

    この講演では、防災訓練について、子どもがいる家庭で知っておくこと・備えておくこと、災害が起きて困ることや現実にあったことなどを、平常から発災・発災後と順を追って、子どものいる家庭と女性の視点を中心にお話をしました。

    子どものいる家庭においては、災害時、支援物資としてまず送られるものの中に一般成人とは異なるものが必要となってくるため、不足は必至です。例えば、おむつとかミルクなど。ふだんは市販で手に入るし、母乳だからなにも心配がないと思っている方が多いかもしれません。でも、異常な事態に遭遇すると身体も心も違った反応が起きる場合もあり、必要になってくるものがあったり、容易に手に入らなくなるものがあったりするのです。

    先人の災害経験者から語っていただいたことや、公の備えについてなどを足し合わせて、私たちぴっぴが学んできたことをここでお伝えしました。

    この数日前も台風が日本を通過し、多くの被害がでました。地震災害と水害とでは多少対処も違うのかもしれませんが、異常気象も多い昨今、備えることはたいせつなのだと筆者自身も思っています。

    (hiro)

    講座・講演
  • 強風の日、子どものケガに気をつけて!

    2017年9月18日

    三連休に日本を縦断した台風18号は現時点(9月18日14時)、北海道を北上中で、天気は今夜から回復するようですが、これまでに各地で大きな被害が出ています。

    浸水や土砂災害などによる建物被害も大きいですが、人の「けが」の被害を見ると、ほとんどが「強風にあおられて転倒」したことが理由になっています。「強風にあおられて転倒し、足の骨を折った」「強風にあおられて転倒し、顔にけがをした」などの事例が多数報道されました。

    常日頃は、転倒するほどの強風を経験することはありませんから、「本当に強風で転倒するなんてことがあるの?」と思ってしまうかもしれませんが、風速15~20km/sの強風が吹くと、転倒の可能性は出てきます。これは電線が鳴ったり、雨戸やシャッターが揺れたりする強さで、屋根瓦がはがれることもある風速です。今回の台風でも浜松市内で20km/s以上の風速が観測されました。

    小さな子どもについては、「強風・突風による救急事故」の原因として「乗り物などがあおられて転倒」したことによるけがが一番多いようです。これは主に、ベビーカーが強風にあおられて転倒したり、補助座椅子つきの自転車が強風で倒れることによるものです。また、強風でドアが閉まり、指をはさんでケガをする事例も多いようです。また、傘をさして歩くことは「強風にあおられる」面が大きくなり、大変危険です。これは大人も同じことですが、強風の時は傘よりもカッパを身に着けるべきでしょう。

    強風が吹くときは、誰しもできる限り外出を控えていることでしょうが、やむを得ず子どもを連れて外出するときは、こうしたリスクが高まっていることを忘れずにいたいものですね。強風のイメージ

    参考資料:

    気象庁 雨と風の階級表

    東京消防庁 報道発表資料 

    (ずきんちゃん)   

    防災豆知識
  • 『宮城県気仙沼発!ファイト新聞』

    2017年9月11日

    東日本大震災から1週間後、小学生4人が作った「ファイト新聞」という壁新聞が、当時の被災者を支え、被災していない私たちにも、被災時に子ども(小学生)でもできることがあるのだということを、教えてくれました。

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    書くことが得意な小学生が、避難所にいる人たちに元気になってほしいという思いから、一生懸命作ったものが紹介されています。あれだけ大きな災害が起こり、余震が続く中、大人も子どももみんなが不安でいっぱいだった時期だったと思います。そんな中、子どもたちが自分たちの身近なところであった復興に向けての少しずつの前進の出来事を、記事にしています。豚汁が出たことや誰かの誕生日など、被災していなければ当たり前のようにあった出来事だったかもしれないけれど、被災後の避難所では、悲しみに暮れる人たちの大きな支えとなったことでしょう。

    今では防災講座の中でも、子どもたちに向けた「防災教育」の重要性が唱えられるようになりました。子どもは大人が守るだけではなく、子どもの成長に合った防災力を、日ごろから身につけておくようにすることが大切です。ファイト新聞社の子どもたちが誰かに教えられてやったのではないのですが、「子どもたちが、誰かのためになることはできるのかな?自分たちにできることは何かな?」と考え、行動にすることができたのは、素晴らしいことです。この本を見た大人や子どもには、いざという時のための備えとして、「子どもたちへの防災教育」を考えるきっかけになり得るのではなでしょうか。

    (わかば)
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  • JアラートをiPhoneやAndroidで受け取るには?

    2017年9月8日

    「全国瞬時警報システム」(通称:Jアラート)は、緊急地震速報等の自然災害情報や、弾道ミサイル 情報等の国民保護情報といった緊急情報を、国民に瞬時に伝えるためのシステムです。
    最近になってJアラートという言葉をやたらと耳にすることが多くなったのは、2種類の緊急情報のうち後者の有事関連情報の心配があるためです。

    8月29日に、北朝鮮の弾道ミサイルが北海道上空を通過したとして、Jアラートを通して国民保護情報が発表されました。テレビを見ていた人は、情報がすぐに目に飛び込んできたでしょうけれども、静岡県は対象エリアには入っていないのでスマートフォン等がなることはありませんでした。

    Jアラートは全国で一斉に鳴るのではなく、情報配信が必要な地域のみです。スマートフォンの場合は、携帯電話事業者の「エリアメール」「緊急速報メール」の仕組みを通して配信されます。
    今までに馬込川や芳川の河川増水による避難指示情報など地域の災害情報が配信がされてたことがあれば、「エリアメール」「緊急速報メール」の受信ができているはずです。

    もし、心配なら、「Yahoo!防災速報」アプリを入れておくと、アプリの機能によって緊急地震速報や豪雨予報、避難情報などがプッシュ通知で受け取れます。今回のミサイル発射による国民保護情報は、全国共通の災害情報をオンにしておくことで受信です。
    また、対象区域が3か所まで選べるので、勤務先と居住の区が違う場合や、親や親せきなどが住んでいる地域を登録することもできるようになっています。

    ”鳴らない”が何よりですが、もしもの時に情報を得る手段としてアプリの利用も検討してみてください。

    ヤフー防災速報

     

     

    防災豆知識
  • 浜北図書館「親子で防災!」

    2017年9月2日

    8月10日、浜北図書館からご依頼を受け、未就学児親子を対象に防災講座を行いました。会場の「おはなしのへや」は普段読み聞かせをしている場所で、参加者の皆さんも、子どもたちも、いつもお話を聞いているのでしょう、とても落ち着いた雰囲気がありました。

    浜北図書館防災読み聞かせ

    講座の導入として、まずは図書館スタッフの方による読み聞かせ。親子で初めてのキャンプを経験する「やまでひとばん」という絵本です。今日の講座に合わせてスタッフの方が選んでくださいました。普段の便利な生活とは違う状況が、アウトドアと災害時の生活に共通するところです。

    浜北図書館防災講和

    日常生活を送っていると忘れがちな防災。身近なところから考えてみませんか?ということで、「身近に潜む危険から命を守るには」「日ごろの備えをどうするか」などを一緒に学びました。

    浜北図書館防災ワーク

    後半はみんなで、カッパとスリッパづくりをしました。災害時にいつも使っているものが無くても、身近な物で工夫し、不自由な生活を乗り越えることがテーマです。子ども用スリッパは半分のサイズで作りました。

    浜北図書館防災紙芝居

    最後に、ぴっぴオリジナルの防災紙芝居「その時君はどうする」を上演しました。やや長めのお話ですが、小さい子どもたちも、息をのんでじっと見ていてくれました。

    せっかくの機会なので、講座終了前に、参加者の皆さん同士で交流する時間を設けました。今日の講話を聞いた感想や、我が家ではこうしてますよ~などなど……情報交換にお話が弾んだようすでした。

    お盆休み前の忙しい時間に参加してくださった皆さん、本当に熱心に受講してくださいました。真剣な表情からはハッと気づくことがあったのではないかと思われました。備蓄品を準備しておくだけでなく、いざという時の家族との連絡方法や、さらに一歩すすめて、普段からの地域とのかかわりなどについて考えるきっかけにしていただけたらと思います。

    <やまねくん>

     

     

    ぼうさいぴっぴ
  • 【防災月間】都田図書館で「ぴっぴの防災事業」を展示

    2017年9月1日

    9月1日は防災の日、そしてこの1か月は防災月間です。先月も各地で局地的な豪雨による河川の増水や氾濫が起き、自然災害の恐ろしさを感じるニュースが続きました。災害はいつでも、どこでも起きる可能性があります。頭のどこかにいつも防災意識をとどめておきたいですね。

    さて、この防災月間、都田図書館の展示コーナーにて「ぴっぴの防災事業」の展示をさせていただきます。この展示コーナーは、浜松北地域まちづくり協議会が、地域との連携を目的として運営しているものです。地域で活動するさまざまな団体・企業が、月替わりで活動紹介や啓発等の展示を行い、今月は防災月間ということから、防災啓発の活動をしているぴっぴにお声がけいただきました。

    エントランス

    これまで10年以上にわたって「子どもの防災を考える地域のネットワーク事業」として取り組んできた事業の中から、災害時の乳児家庭に必要な支援物資を届けるためのプロジェクト「つながる支援パック」、そして、子どもを守る防災ワークショップ「ぼうさいぴっぴ」についてのパネル展示・現物展示を行います。「つながる支援パック」の現物や、ぼうさいぴっぴの教材・グッズの数々もご覧いただけます。

    図書館入り口

    「つながる支援パック」は、そのコンセプトを伝える「子どもがいます。」マーク、「アレルギーがあります。」マークが、第11回キッズデザイン賞(子どもたちを生み育てやすいデザイン部門/復興支援カテゴリー)を受賞しました。また、「ぼうさいぴっぴ」の講座は今年度、受講者累計1万人を突破しました。これも、たくさんの方々が関心を寄せてくださったおかげと感謝しています。

    都田図書館

    展示ケースでは、防災の他にも、子育てしやすいまちづくりを目指して行ってきた事業の一部をご紹介します。現在進行中の事業のチラシや冊子なども多数設置します。来館者の方々に防災について関心を持っていただくとともに、ぴっぴの活動全体を理解していただく機会になればと願っています。

    展示期間は本日より9月28日(木)までです。地域の皆さま、ぜひ、都田図書館の展示コーナーにお立ち寄りください。

    (ずきんちゃん)

     

    ぴっぴからのお知らせ&募集
  • キッズデザイン賞を受賞しました!

    2017年8月21日

    この春、人と防災未来センターで行われた「減災デザイン&プランニング・コンペ2017」で審査員賞をいただいたぴっぴの、「災害時心をつなげるマーク」(“子どもがいます”“アレルギーがあります”)。

    今度はキッズデザイン賞 『子どもたちを産み育てやすいデザイン部門 復興支援』で賞をいただくことができました。

    心をつなげるマーク

    このマークはつながる支援パックプロジェクトによって生まれたのですが、災害後、混乱の中で、乳幼児がいる・またはアレルギーがある子どもがいる家庭に配慮が行き渡るように、バッグの中に必要な物資を入れて配布されるよう、被災地へのロジスティックから考えたものでした。

    昨年春、熊本地震の時には、支援物資として熊本県益城郡嘉島町、益城町に送りました。

    今回の受賞により、より多くの人々に配慮が必要な存在がいるということを知らせる、共通のマークになることを今後も願います。

    つながる支援パックプロジェクトとは・・・   詳細はこちら

    <Hiro>

    つながる支援パックプロジェクト
  • JAとぴあ浜松 暮らしに役立つセミナー’17

    2017年8月14日

    8月3日、JAとぴあ浜松さんからご依頼を受け、女性部の方々を対象にセミナーを行いました。「パッククッキングを体験して、災害時の食事を考えよう!」がテーマです。調理実習も行いますが、お料理教室ではなく、あくまで防災の講座です。パッククッキングの実習を通して、あらゆる物資が不足する災害下の状況をより具体的に想像し、どう備えるか考えることが講座の主旨です。

    講座のようす1

    パッククッキング自体は、近年エコで簡単な調理法として知られるようになってきましたが、災害時にも食生活の質を高めてくれることが期待されます。これまでも、防災キャンプなどで子どもたちと一緒にカレーを作るなど、パッククッキングをワークショップに取り入れたことがありました。今回の講座では、家庭で備蓄しやすい常備菜や缶詰、塩昆布などの保存食を使い、からだにやさしい非常食づくりを目指しました。たいへん暑い真夏日でしたが、子育て中のママからグランマ世代まで50名の方が参加され、熱心に取り組んでいただきました。

    調理の加熱を待つ時間を使って、災害時はどのような生活になるかということや、そのために必要な備えについてお話をしました。また、災害下で食器が手に入らない・水が使えないということを想定して、牛乳パックを使ったお皿づくりにもチャレンジしました。そして、実際にこのお皿を使って試食していただきました。

    講座のようす2

    さて、避難所の女性の役割といえば「炊き出し」とイメージされがちですが、女性が必ず炊き出しをしなければならないという決まりはありません。にもかかわらず、災害時は性別役割負担が一層強くなり、家庭で女性に求められるような役割が平常時以上に求められる傾向があると聞きます。そんな時、こうした簡単な調理の提案をすれば、男女関係なく皆で作業できるかもしれませんね。

    災害後の生活でとても重要な「食」に関するワークショップを、年代も地域もさまざまな大勢の方々と実施でき、いろいろな気づきを共有できました。JAとぴあ浜松の皆さん、ありがとうございました。

    (ずきんちゃん)

    ぼうさいぴっぴ
  • 『小千谷から』

    2017年8月7日

    小千谷に住むママのブログです。
    2004年10月に起こった中越大震災後の様子が綴られています。

    小千谷から―新潟県中越大震災から2年半 被災地で暮らす主婦の記録
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    被災者として、子育て中のママとして、日々気づいたことや感じたことをストレートに書き、身近なところで起こっている被災後の生活者として感じた課題を伝えています。
    例えば、2005年3月に福岡で起こった震度6の地震の後、小千谷の仮設住宅に住んでいる人が困っていた漏水問題を伝え、福岡でもそのような仮設住宅が作られることがないようにと、実情をビデオに撮り、福岡県庁の担当課に手渡しに行ったことが書かれています。その視点と、自分と同じ被災者が困らないようにするためにとった行動に、いったいどんな人なのだろうと想像が膨らみます。
    本の中で語られている部分からは、本当にひとりの子育て中のママを想像しますが、著者のような人が地域にいると頼ってしまいそうです。

    (わかば)
    本の紹介
  • 非常食の定期宅配サービス

    2017年8月5日

    非常食の定期宅配

    買い物に立ち寄ったスーパーマーケットに、「食の備蓄 定期宅配サービス」のチラシが置いてありました。半年に一度、箱に入った3日分の非常食が届く仕組み。こんなサービスがあるんだと感心して調べてみたら、「yamory」という3.11後にクラウドファンディングで学生が始めた先行事例もありました。どちらのサービスも次の箱が届くタイミングで、前の箱の中身を食べて消費するという「ローリングストック」の考え方に基づいています。

    「ローリングストック」の考え方は、普段から少し多めに加工食品等を買い置きして、食べた分を買い足していくことで、常に一定量の食品を備蓄していく仕組みです。この理屈は頭ではわかっているのですが、実際にやると理想通りにはいかなくて、一定量をキープするのがなかなか難しいこともあります。

    定期的に届く仕組みなら、普段使い食品のローリングストックに挫折した人にもおすすめかもしれません。

    はっぴー☆

  • 水害から子どもを守る

    2017年7月31日

    今年は全国各地の水害で、土砂崩れや河川の氾濫により命を落とされた方がたくさんいます。未だ復旧の最中の方々にはお見舞い申し上げます。

    地震と違って水害の場合、急いで外に出るなと教えられてきました。まずは階上の高いところへと。しかし、土砂災害や河川の氾濫で避難命令が出た場合、どうすればよいのでしょうか?
    広島県の防災Webで子どもにもわかりやすいサイトを見つけました。

    「防災情報ステーションforキッズ」の水害について

    最近は1時間に80ミリ以上の雨が局地的に降るのが特徴のようです。これは猛烈な雨と表現されています。

    避難するタイミングはとても難しいですが、開設された避難所に向かう場合、地震とは違う装備が必要です。「ぴっぴ家族の減災BOOK」P21にも「洪水の場合の避難時の注意」について少し記載していますが、このサイトにも掲載されているのでご覧ください。水流に足元を取られないようにすることですね。子どもを連れての避難には特に注意が必要です。マンホールなどにも気を付けましょう。蓋が外れていて気付かず落ちることや側溝に落ちてけがをすることもあるようです。

    減災BOOK

    いずれにしろ、避難は容易ではありません。ふだんから避難所の場所やそこへたどり着くまでの経路などを、子どもと一緒に歩いてみると危険個所がわかり、実際の時に役立つでしょう。

    <hiro>

    防災豆知識
  • 萩っ子ふれあいスクール 防災講座

    2017年7月24日

    萩丘小学校は地域と一体となって子供たちを育む「地域とともにある学校づくり・コミュニティスクール」のモデル校となっています。
    7月12日午後、コミュニティスクールの一環として開催された「萩っ子ふれあいスクール」で防災講座を担当しました。当日は地域の方々が講師を担当するいくつかの講座が同時に進行しており、こどもや保護者が希望の講座に参加する仕組みです。当日の進行には大人だけではなくこどもたちも参加しており、講師の案内や、講座のはじめの・おわりの会もきちんと務めてくれました。

    講座の前半はいろいろな種類の災害から身を守るためのお話です。

    萩っ子ふれあいスクール講座

    後半は身の回りにあるものを活用したグッズ、スリッパとカッパを作りました。

    萩っ子ふれあいスクールスリッパ

    P1020143.JPG

    萩丘っ子ふれあいスクールバリバリスリッパ

    参加者の皆さんは、いくつもある講座の中から防災講座を希望してくださっただけに、お話を聞くだけではなく、時には一緒に考えて、そして発表してくれて、頼もしくさえ思えました。

    夏休みは、「我が家の防災」を見直すビッグチャンス!
    小学生が自分たちでもできること、家族で話し合って決めておくことなど、学んだことを家に持ち帰って「我が家の防災」に取り組むきっかけにしていただけたらと思います。

    受講者累計1万人を突破!

    さて、ぴっぴでは団体設立以来、子どもを守る防災ネットワーク事業として「ぼうさいぴっぴ」の講座を行ってまいりましたが、ついに今回の「萩っ子ふれあいスクール」をもちまして、受講者累計1万人を突破いたしました。

    阪神淡路大震災など大きな災害を教訓に「防災ワークブック」を、東日本大震災後には「減災BOOK」を作り、日本全国各地で講座を行いました。昨年の熊本地震をはじめ、台風や豪雨よる水害も多発。「減災・命を守ること」は子育て家庭のみならず常に多くの方々の関心事であること、そして年々関心が高まっていることを実感しています。

    ぴっぴでは、これからも皆様とともに「減災・命をまもること」を学んでまいりたいと思っています。今後ともどうかよろしくお願いいたします!

    <やまねくん>

     

     

    ぼうさいぴっぴ
  • 赤佐小学校での「ぼうさいぴっぴ」

    2017年7月10日

    7月2日、浜北区・赤佐小学校の「親子ふれあいの時間」にて、ぼうさいぴっぴの講座を実施しました。大変暑い気候となりましたが、子ども・大人あわせて84人もの方が参加してくれました。大きな自然災害が起きた場合を考え、どうすれば自分や家族を守ることができるのかという基本的なお話とあわせて、防災ゲームやワークを体験してもらいました。

    講話

    「きみは何を持って逃げる?」というゲームでは、災害で自宅にいられなくなり、避難所に行く場合を想定して、子どもが自分自身、何を持って行けば良いかを考えました。「なぜ」その持ち出し品を必要だと思うか?との問いかけに、災害後の状況を細かく想像し、家族や友だちとも一緒に考えて、意見を発表してくれました。

    持ち出し品

    また、その後は新聞紙でスリッパを作り、「物の無い状況で、身の回りにあるものを使って工夫する」ことに思いを巡らせました。新聞紙でできたスリッパですから破れることもありますが、素足で踏み出す前に、その場で手に入るものを使って対策できないか考えることが大切です。さらに、災害で物が散乱した状態に見立てた一角を作り、その上を歩いてみました。非常時は、家の中さえも全く変わってしまうことを想像してもらえたのではないでしょうか。

    バリバリスリッパ

    子どもたちそれぞれに、災害下の状況と、自分や家族のことを結びつけて考える時間となったとしたら幸いです。積極的に考え、参加してくれた赤佐小学校の皆さん、保護者の皆さん、そして先生方、ありがとうございました。

    (ずきんちゃん)

     

    ぼうさいぴっぴ
  • 夏休みに開催される『パパママ防災講座』のご紹介

    2017年7月7日

    「大規模災害!あなたは、こどもの命を守れますか?」をテーマに開催される子育て世代向けの防災講座のお知らせです。
    この『パパママ防災講座』は、浜松市社会福祉協議会 北地区センターの主催です。

    パパママ防災講座

    • プログラム1 防災講話「自分の身を守り家族を守る」
    • プログラム2 ワークショップ みんなで情報交換!
             「私んちの防災、ちょっとした工夫・アイデア」
    • プログラム3 ちょっとリフレッシュタイム『ヨガの体験』

    パパママが防災講座に参加している間、同伴の1歳から未就学の子どもは託児があり、小学生の子どもは同時開催の「こども防災講座」に参加できます。

    プログラム終了後は、家族いっしょに昼食をとりながら交流・情報交換ができるお昼タイムも予定されています。夏休みに家族で防災について学び、ついでにリフレッシュもできる一日を過ごしませんか?

    詳細は主催者ホームページにてご確認ください。
    http://www.hamamatsu-syakyou.jp/?action_contentsdetail=1&id=1559

    問い合わせ先
    浜松市社会福祉協議会 北地区センター 
    E-mail:csw-kita@royal.ocn.ne.jp
    TEL:053-527-2941

    はっぴー☆

    他団体の講座・催し情報
  • 『災害復興法学』

    2017年7月3日

    被災地を支援するというと、がれき処理や泥の掻き出しなどの作業を行うことや、物資を支援することなどを、まず思い浮かべるという人が多いです。確かに、被災者にとっては、災害の後、日常生活を取り戻すために、まず生活の場を得て、食事や日用品を確保することが大切です。そして次には、災害に関連して起こったトラブルの解決や、諸手続きが必要になります。

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    このトラブル解決や諸手続きを行うことは、誰もが簡単にできることではありません。時には法律が絡み、専門的な知識が必要になることもあります。自分や自分の家族以外の人や家が絡む場合には特に、問題解決が困難になるケースもあります。そのような場合に、法律の専門家が相談にのってくれる支援の場や機会が必要になります。
    著者の岡本氏は、東日本大震災後、弁護士として無料法律相談を行い、日本弁護士連合会(日弁連)がデータ・ベース化したものやリーガル・ニーズがどこにどのようなものがあるのかを書いています。
    被災後の生活から日常生活を取り戻すために、もしも法律の壁を乗り越えなければならないなら、このような支援があるということを思い出したいものです。もしも身近にそのような問題を抱えている人がいれば、こういう情報を伝えられるとよいですね。

    (わかば)
    本の紹介
  • 全国瞬時警報システム(Jアラート)

    2017年7月1日

    全国瞬時警報システム(Jアラート)とは、大地震や津波など、緊急度が高く、すぐに身を守る行動をとることを促すための情報を、気象庁から消防庁を経由して市町村の防災行政無線を自動的に起動し伝える方法です。緊急地震速報、大津波警報、津波警報、噴火警報(居住地域)、 噴火速報 、気象等の特別警報などがこのシステムにより発信されます。

    また、武力攻撃などの緊急を要する情報についても同様のシステムを用い、内閣官房をから消防庁を経由して同じく行政無線から発信されます。弾道ミサイル情報、航空攻撃情報、ゲリラ・特殊部隊攻撃情報、大規模テロ情報などがこれ該当します。

    情報が流れる際には、サイレン音とともにメッセージが流れます。サイレン音は総務省消防庁のホームページで試聴することができます。ただし、緊急を知らせる音なので、人によっては不安や不快を感じることがあるかもしれないので、気を付けましょう。

    最近では自然災害のみならず、弾道ミサイルにつての報道も多く、大変心配です。実際に避難訓練をした地域(秋田県男鹿市北浦地区)もあると聞いています。

    弾道ミサイル情報で危険が知らされた場合にはどうしたらよいのでしょう。
    【屋外にいる場合】
    近くのできるだけ頑丈な建物や 地下に避難する。
    近くに適当な建物がない場合は、物陰に 身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。
    【屋内にいる場合】
    できるだけ窓から離れ、できれば窓のない 部屋へ移動する。

    近くに落ちたら・・・
    【屋外にいる場合】
    口と鼻をハンカチで覆い、現場からすぐに離れ、密閉性の高い屋内、風上に避難する。
    【屋内にいる場合】
    換気扇を止め、窓を閉め、目張りをし て室内を密閉する。

    浜松市では行政(同報)無線で情報を流すほか、緊急速報メール等により緊急情報を知らせることなっているので、詳しくはこちらをご覧ください。

    <やまねくん>

    防災豆知識
  • 地域と企業のつながり

    2017年6月24日

    6月20日(火)夜間に大分で震度5強の地震がありました。昨年は熊本地震が4月にあったばかり。防災意識は地震が起きれば高まりますが、あっという間に忘れてしまいがちです。


    個々の家庭での備えも必要ですが、働いている父母の方々は職場の防災も気になるところではないでしょうか。昼間、突然、地震に見舞われたらどこに逃げるのかなど、防災訓練はされていますか?

    ソミック石川

    さて、今回は、自動車部品(ボールジョイント、ダンパー)の開発・設計・製造・販売メーカー株式会社ソミック石川(浜松市南区古川町)の防災に配慮された工場内の写真をいただいたので掲載します。こちらの工場には約1,700名の従業員がおられ、南海トラフ地震では震度6が想定される地域なので「従業員の安全確保」を第一に、耐震や落下物による二次災害への備えにも対処できるような体制をとっているそうです。

    避難地

    東日本大震災以来、災害などにより企業の機能が停止する事態が起きた場合、損失や風評被害も起きるので、万一に備え、あらかじめ対策を立てておくBCP(Business Continuity Plan)が重要になってきています。近年では各企業が災害対策を実施していることを、私たちも知っておくことは必要でしょう。

    避難場所

    ふだんはつきあいがないところかもしれませんが、地域で夏祭りなど催して子どものいる家庭も含め地域に開放しつながりを持とうとしている企業もあります。(まさにこの企業では夏祭りを行うそうですが)何かあったときに地域での協力体制を持っておくといいですね。

    事業所の防災対策に関する様々な取組事例(静岡県公式HPより)

    <Hiro>

    さまざまな防災の取り組み
  • 浜松市の防災マップが更新されました

    2017年6月15日

    浜松市の防災マップが更新されました。
    災害時に、警報や避難勧告など避難情報が出された地域や避難所の開設状況、道路の通行止めなどの状況がリアルタイムで見られる機能が追加されたようです。
    自分の住む地域、通勤通学の経路がどうなっているのかを把握して行動ができるのでありがたいです。(もちろん災害が起こらず利用する機会がないのが一番ですが・・・)

    また、今回新たに津波の浸水予測マップも追加されています。防潮堤のあり、なしで浸水地域が切り替わるようになっています。

    津波浸水マップはこんな感じで見られます。

    防潮堤なし 防潮堤あり

    はっぴー☆

    防災豆知識
  • 「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」募集情報

    2017年6月5日

    一般社団法人 日本損害保険協会が、第14回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」を実施しています。これは、防災・防犯・交通安全など「地域の安全・安心」をテーマに、<1>まちなかを探検、<2>マップを作製、<3>グループごとに発表 というワークを経て、作られたマップを審査するコンクールです。

    応募資格は、2人以上の小学生が関わって作成されたマップである、ということ。参加を申し込めば、実施キットとマニュアルが提供されます。昨年は2,871もの作品が寄せられたとのこと。今年度の応募締切は2017年11月8日(水)です。まだ日程に余裕があるので、夏休み期間などに地域の子ども会や少年団などの集まりでマップ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

    これが夏休みの自由研究にもなり、さらには入賞して文部科学大臣賞受賞!……なんてことになったら、一生の思い出になりますね!

    詳細・募集要項などはこちら(日本損害保険協会のホームページ)

    (ずきんちゃん)

    他団体の講座・催し情報
  • 毎年6月は、土砂災害防止月間

    2017年5月29日

    毎年、梅雨入り前あたりから雨が気になります。そして、日本が熱帯になってしまったかのようにも感じられる「ゲリラ豪雨」や、局地的集中豪雨に伴う土砂災害も気になりますね。2014年には広島県安佐北区の土砂災害、鬼怒川の堤防決壊などの関東・東北豪雨がありましたし、2016年には、熊本地震から復旧できていないという時期に九州地方の豪雨により、二重にも三重にも苦しい思いをされた被災者がたくさんいます。
    土砂
    土砂災害から身を守るためには、日ごろから自分の住む地域の危険度を把握しておく必要があります。しかし、たとえ危険度の低いところに住んでいても、雨が降り出したらテレビやラジオ、インターネットなどで、情報に注意しましょう。そして早めに避難することが大切です。大雨の時、家の中にいると、雨音で外の様子が全く聞こえない場合もありますが、周囲の変化に気を付けましょう。夜間に避難するのは危険が高くなりますから、明るいうちに避難する方が良いです。何事もなければ「何もなくて(災害がなくて)よかったね」と考えるとよいです。

    毎年6月は、「土砂災害防止月間」です。みなさんの自宅や、学校、職場など、よくいる場所の危険度チェックと、いざという時の避難について、再度チェックしてみませんか?

    (わかば)
    防災豆知識
  • 奪われた村 避難5年目の飯舘村民 上映決定

    2017年5月24日

    「日本で最も美しい村」といわれていた福島県飯舘村。

    2011年3月の東日本大震災後、その美しい村から何が奪われてしまったのか・・・ 2015年3月から2016年4月までの1年間を撮影したドキュメンタリー作品です。村の人々が「奪われたもの」を自覚するまでには5年という苦しく長い年月があった・・・いったい何が奪われてしまったのか。

    奪われた村


    監督/撮影の豊田直巳さんは静岡県出身。ヴィジュアルジャーナリストとしてイラクやパレスチナなどの紛争地を取材。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験もあり、その後、福島に入られたそうです。

    浜松市での上映が決まりました。1日限りの上映です。

    ※上映終了後に豊田直巳監督の講演があります。

    日 時: 6月4日(日)14:05~15:50
    会 場: シネマイーラ 
          浜松市 中区田町315-34  TEL 053-489-5539
    料 金: 大人1500円 大学生以下500円
          (各種割引、スタンプ、招待券、優待券の利用はできません)


    詳しくはこちらをご覧ください。

    <やまねくん>

    忘れない3.11
  • 非常時用防災備蓄下着レスキューランジェリー

    2017年5月17日

    4月16日に、人と防災未来センターで行われた「減災デザイン&プランニング・コンペ2017」の2次審査会で最優秀賞となったのが
    「非常時用防災備蓄下着レスキューランジェリー」でした。

    東日本大震災で2011年、被災地を回ってヒアリングを重ねた折にいくつかの課題があがってきました。その中にもあったのが、避難所での洗濯です。女性の場合、プライバシーも全くない体育館や学校での避難生活で着替えも洗濯も大変だったという話を聞きました。


    そんな最中、仙台で聞いたのは洗濯ボランティアさんの存在。でも、それもある程度、落ち着いてからの状態だったようです。
    昨年の熊本地震では、着替える場所の確保はさすがに考えられていましたが、依然として、水不足や干すところを考えると躊躇してしまいますね。

    そんなところに視点がいったのがこの「非常時用防災備蓄下着レスキューランジェリー」なのではないでしょうか。
    2次審査会でお話を伺った女性社長さんは、水害が起きた被災地出身の方でした。女性の視点ならではの発想。どの年齢でも使えるような色合いです。


    現在、一部の自治体で備蓄に採用されているとか。行政が備蓄してくれるのは数が限ってしまいそうなので、個人として備えておくことも考えてはいかがでしょうか。

    非常時用防災備蓄下着 Rescue LingerieのFacebook

    <Hiro>

    さまざまな防災の取り組み
  • 平成29年度「災害ボランティアコーディネーター養成講座」情報

    2017年5月11日

    地域防災に何か役立ちたい、もっと防災のことを知りたい…。そう考えて、いろいろな講座を受けるなど、勉強している方も多いようです。このブログを読んでくださっている中には、ぴっぴの防災講座やワークショップに参加された方もいらっしゃることでしょう。防災というと男性の領域…という考えはもうひと世代前のものなのか、防災関連の講座に行くと女性がかなりの割合を占め、子育て中のママの姿を見かけることもあります。女性視点での防災はとても大切なことなので、良い傾向ですね。

    さて、「防災のことを学んだら、その知識を地域でのボランティア活動に活かしたい」という方は、「災害ボランティアコーディネーター養成講座」を受講するという選択肢もあります。災害時に支援を必要とする方とボランティア活動を結びつける、つなぎ役である災害ボランティアコーディネーターの養成講座です。被災地に赴いて支援活動をするばかりが災害ボランティアコーディネーターの活動ではありません。自分たちで啓発講座を開いたり、防災訓練を企画したりするような啓発活動も、大きな役割です。防災のことをまとめて学び、学んだ内容を活動の中で活かせる講座を、興味のある方はぜひ受講してみませんか。

    平成29年度 災害ボランティアコーディネーター養成講座

    日 時:平成29年6月10日(土)、6月17日(土)、7月1日(土) 全3日間

        受付 9:30~   講座:10:00~16:00

    内 容:災害ボランティア・災害ボランティアセンターの役割や仕組みを理解する、災害に関するワークショップ、グループディスカッション

    講 師:災害支援に関するNPOスタッフ、団体

    参加費:1,000円(1日目の受付時に集金)

    定 員:30名

    対 象:浜松市内に在住・在勤されている方・3日間すべて出席できる方・災害ボランティア活動に関心のある方

    申 込:受付開始は4月17日(月)から浜松市社会福祉協議会まで、電話または受講申込用紙を郵送・ファックスで。

         〒432-8035   浜松市中区成子町140-8 福祉交流センター5F  電話:053-453-0580  fax:053-452-9218

    情報掲載サイト  

    (ずきんちゃん)

    他団体の講座・催し情報
  • 『LDK 防災の便利帖』

    2017年4月24日

    まず、この雑誌の表紙に書かれている文字から目が離せなくなりました。
    「完全主婦目線」
    「他人事」もうやめましょう。
    と書かれています。

    LDK防災の便利帖 (晋遊舎ムック)

    晋遊舎 (2017-02-23)
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    確かに、防災を実行するためには、「他人事」でとらえていては、実行できません。もしかしたら、いつか自分や家族が被災するかもしれないから、「いざという時のために備える」のです。防災意識は、知らず知らずのうちに薄らいでしまいがちですが、こういう言葉を見かけるたびに、ハッとさせられます。

    そして、ページをめくってみると、再びハッとします。
    「東日本大震災・熊本地震に直面!ママたちに聞いた被災の『困った』ランキング50+α」
    という見出しがあります。
    「他人事」を「自分事」に引き寄せるためには、実際の体験者の声に耳を傾けることが必要です。大きな震災の経験がなければ、実際「その時」どのようになるのかを想像するのは難しいです。体験者ならではの言葉から、「自分や家族にもその危険性があるかもしれない」と感じた時に、備えの必要性を感じるのかもしれません。

    解説が主婦目線で所狭しと書かれています。気軽にページをめくりながら、防災チェックしてみてください!

    (わかば)
    本の紹介
  • 熊本地震から1年

    2017年4月21日

    2016年4月14日から発生した熊本地震から1年経つことを受け、さまざまなメディアで報道がさかんです。

    静岡新聞(4月13日朝刊)に掲載された記事に、2度の震度7に襲われた熊本県益城町、そして震度6を観測した嘉島町で現在も仮設住居に暮らす方々の様子とともに、ぴっぴの活動やつながる支援パックのコンセプトを表すマークについてなどが紹介されました。

    未だ多くの方々が不自由な避難生活を続けている現実を前に、ぴっぴも思いを新たにしました。
    災害時の子育て家庭を支援する仕組みづくりについては、今後も団体として継続的にすすめていきますので、どうぞ皆様引き続きのご協力をお願い致します。

    20170413静岡新聞朝刊
    ※静岡新聞社 掲載許可済

    つながる支援パック

    つながる支援パックプロジェクト
  • 減災デザイン&プランニングコンペ 審査員賞受賞

    2017年4月21日

    満開の桜に迎えられるように訪れた神戸。「減災デザイン&プランニングコンペ2017」の公開プレゼンテーション&2次審査会のため、人と防災未来センターに行ってきました。ちょうど1年前、熊本地震の本震が起こった4月16日でした。

    私たちがコンペに出したのは「災害時、心をつなげるマーク」ということで、「子どもがいます。」マークと、「アレルギーがあります。」マークの提案です。

    減災デザイン&プランニングコンペ2017

    減災デザイン&プランニングコンペ2017

    結果は最優秀賞・優秀賞は逃しましたが、審査員賞をいただきました!!ありがとうございます。

    思い起こせば、熊本地震発生後たくさんの方からの寄付と応援をいただき、「つながる支援パック」という乳児用の支援物資をバッグにひとまとめにしたものを、嘉島町と益城町に送りました。そのバッグには、これらのマークをつけていました。

    災害の後、乳幼児連れで支援物資をもらう列に何度も並ぶことは困難です。アレルギーは見た目で分かりにくいため、みんなと同じように「食べられない」ことが「わがまま」と捉えられ、辛い思いをしたという話もあります。これらのマークを付けている人を見たら、子どもがいる家庭やアレルギーがある子どものいる家庭であることに気づき、配慮をしてほしいというものです。

    1次審査通過した提案は20点ありました。これまでの災害から見えてきた課題や、解決策を考え、試行錯誤しながらも製作物として完成したものばかり。他の提案のプレゼンテーションを見ながら、「私たちにいただける賞はあるのだろうか……。」と不安が募りました(神戸まで行くからには、何らかの賞をもらおうという気持ちを持って行ったのですが、現地で怖じ気づいてしまいました)。

    しかし、審査員賞を受賞でき、これまでアドバイスしてくれた方や、プロジェクトに協力してくれた方たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。また、これからも、このマークを広めることや、「つながる支援パック」をいざという時に役立てることを目指して、活動していきます。そのためにも、まだまだ応援よろしくお願いいたします。

    今回提案されたものは、5月7日(日)まで、人と防災未来センターに展示されています。お近くまで行かれる方は、ぜひお立ち寄りください。

    (わかば)

    つながる支援パック

    つながる支援パックプロジェクト
  • PUBLIC DAY IN 浜松城公園

    2017年4月10日

     熊本地震から1年が過ぎようとしています。

    昨年4月14日夜に震度7(マグニチュード6.5)、そして16日深夜には震度7(マグニチュード7.4)という前々日を上回る大きな地震が立て続けに起こりました。その後も大きな余震が長い間続きました。14日の震度7の揺れが前震で、さらに大きな本震が襲ってくることをどれだけの人が予想できたでしょうか。

    災害はいつも想像をはるかに超えて私たちに襲いかかり、大きな爪痕を残していきます。多くの犠牲を伴いながらも、いくつかの教訓も残していくので、「我が家の減災」を更新していくアンテナを持ち、災害に学ぶ姿勢を持ちたいものです。

     

    ★ 防災×キャンプ  < PUBLIC DAY  IN 浜松城公園>

    さて、熊本地震を振り返り、追悼し、学ぶイベントが浜松城公園で開催されます。

    防災×キャンプ(難場所でもある浜松城公園にテント泊する避難体験)はすでに申込み締め切りですが、その他にも防災ゲームや起振体験車など、親子で参加できるプログラムがたくさん企画されています。

    日時:イベント4月15日(土)10:00~17:00      キャンドルナイト 18:30~20:30

        (宿泊者のみ16日(日)~10:00終了)

    場所:浜松城公園(浜松市中区元城町100-2)

    主催:浜松PPPデザイン

    ※雨天の場合は中止(決定はホームページに掲載します。)

    詳しくはこちらをご覧ください。

    <やまねくん>

     

    他団体の講座・催し情報
  • 災害支援の準備をしておきたい!ご協力お願いします。

    2017年4月3日

    昨年4月、熊本地震があったこと、みなさん覚えていますか?

    「まさか自分たちが被害にあうとは思わなかった。」大災害にあった人々の中でそんな言葉がつぶやかれていました。南海トラフ大地震の被害想定が出ている日本列島太平洋側。季節、時間、場所によって被害はずいぶんと変化します。

    ぴっぴでは、東日本大震災、熊本地震で実際、現地に飛んで、災害にあった人々に話を聞いて、まさかのために・・・の準備が必要であると切に考えています。ぴっぴはこれまでにたくさんの調査を経て、つながる支援パックを考案しました。

    経緯はこちら 

    支援物資を入れるバッグには災害時の避難所などで妊婦や乳幼児、アレルギーの子どもがいることを周囲に伝える2種類のマークがプリントされています。このマークは特別な支援が必要な被災者であることを知らせるのが狙いです。

    つながる支援パック

    災害が起きた時、子育て世代、アレルギー患者、障がいを持った人、高齢の方々、外国人、そしてけがをした人など要配慮者となる対象者には支援物資のことや、避難する所などをめぐって困りごとが発生する状況が考えられます。

    自分のことは自分で助ける、「自助」はもちろんたいせつで、備蓄、持ち出し用バッグの備えは必要ですが、どうしても持ち出せなかったという場合もあります。自治体が備蓄している物資には限りがあります。民間で賄わなければならない物資があることを留意しておかなければなりません。

    災害が発生した時に、被災した乳幼児親子に支援物資を迅速に届ける、新しい仕組みづくりの目指し、「子育て世代への災害支援」のための寄付金を募ります。ぜひともご協力お願いいたします。

    詳しくはこちらをご覧ください。 

    なお、こちらに寄付していただいたお金は、現在、ぴっぴは仮認定NPOであるため、寄付金控除の対象となります。

    <Hiro>

    つながる支援パック

    つながる支援パックプロジェクト
  • 第12回図上訓練に参加して(プレイヤー参加)

    2017年3月29日

    「第12回 静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」 が、3月4日・5日の2日間にわたり静岡労政会館で開催されました。全国の災害ボランティア、行政・社協職員、災害支援団体などから、団体・個人を含め300名以上の参加者が集まる巨大規模の訓練です。ぴっぴは今年も、地域で子育て支援を行う団体としてワーキンググループのメンバー(運営側)、そしてプレイヤー(実施側)の両面から参加しました。今回は、プレイヤーとして参加した視点からの報告です。

    開催のようす1

    今年度のテーマは「災害時の助けあいと平時のつながりを考えるワークショップ」。第10回開催時からひとつながりのテーマで3回連続で実施された訓練の、最終回という位置づけです。(昨年度の様子

    前回、各地域ごとに計画した防災訓練プログラムを、今年度いっぱいかけて各地域で実践し、その報告を持ち寄りました。たとえば、浜松市中区ではこのような形で実施し報告しました(自主防災隊&災害ボランティアがコラボした防災訓練)。

    訓練の1日目では、各地域から持ち寄った報告を、地域を離れた各分科会で共有しました。互いにプログラムの良いところを褒めあい、課題や社会資源を共有しあい、より良い取り組みとなるよう提案をしあったのです。

    訓練の2日目は、それらを踏まえて、再び地域の参加者グループでのセッションです。想定される困りごとに関して、自分たちにどんな支援ができるか、また外部の支援チームに何を頼めるか、を洗い出しました。その後、関係各機関が壇上で模擬の「情報共有会議」を行いましたが、これは実際の災害時を具体的にイメージできるような内容でした。

    開催のようす2

    開催のようす3

    さて、これまで何度かプレイヤーとして訓練に参加しましたが、毎回再認識し身震いするのは「いざ大規模災害が起きたとき、浜松市の被害は恐ろしく甚大なものになる」ということです。市南部だけでも46,000棟の建物が全壊し、津波の浸水域は広大で20万人以上が避難者となり、指定避難所には到底おさまりきりません。こうした中で、災害ボランティアにできることはとても限られた範囲なのだと痛感することになります。

    日頃からつながりのある地域の参加者間で訓練をすることは、連帯感を持てるという意味では意義がありますが、全体の状況を把握することができません。実際の災害時に、地域の混乱した状況の中に身を置いて、外の状況がよくわからないという疑似体験をしているかのような気にもなりました。そうした意味では、ビジターとして会場を自由に見学できる立場で参加した方たちの方が、全体を俯瞰して見る事ができたという声を聞きました。

    県外から参加された方からは「静岡県はすごく先進的で、感心しました!」という意見をたくさんいただきましたし、実際にこれだけの規模・内容の図上訓練は他に例が無いようです。(それを準備・運営するワーキンググループの方々の働きには頭が下がります)。図上訓練は来年も開催されるそうです。少しでも関心を持たれた方は、まずはビジターからでも、ぜひ参加されてはいかがでしょうか。

    (ずきんちゃん)

     

    講座・講演
  • 『アンダーグラウンド』

    2017年3月20日

    災害にはいろいろな種類があります。地震・津波、火災、風水害、土砂災害、火山噴火などの自然災害の他にも、事件・事故、テロなどの人為的災害もあります。
    この本は、小説家である村上春樹氏が、1995年(平成7年)3月20日に東京の地下鉄サリン事件に巻き込まれた62人から聞き取った証言がまとめられているものです。

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    1995年1月17日に、阪神淡路大震災が起こりました。その約2か月後に地下鉄サリン事件が起こったのです。著者はこれを書くにあたり、まず証言をしてくれる人を探し、インタビューをします。中には「もう辛くて忘れたいから、これ以上話したくない」という人も多数いた一方、「これを風化させてはいけない」ということで、証言してくれる人もいたようです。その証言を著者は、できるだけその人のことばのままの形でまとめたといっています。これらの証言から、災害発生時に当事者がどのように受け止め、どのように考え行動したかということが、とてもよくわかります。その時に死がすぐ隣にある緊迫感、自分自身も具合が悪いような気がしているにもかかわらず、もっと苦しそうにしている人を助けようと必死になっている様子など、その場にいた人が証言しなければ、また、それをインタビュイーの言葉のままに伝えなければわからない事実です。

    災害時に人は、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまうという特性で「正常性バイアス」というものがあります。災害発生時、自分自身が被災者となっているのにもかかわらず、「たいしたことないのではないか」とか、「まさか、そんなに大変なことにはならないだろう」という意識が働き、避難行動をとるのが遅くなってしまうことがあるそうです。この中の証言にも出て来ますが、自分も周囲も混乱していて何が起こっているかがわからず、自分はただの体調不良だと思っていたり、鼻水が異常に出るということがなぜかもわからない状態だったりしたようです。「普段と違っておかしいな」と気づいたら、危険がないかを冷静に判断したいものです。

    さらにこの本には、この事件に巻き込まれた人たちのその後の生活も書かれています。サリンによる後遺症でこれまでと同じように仕事や生活ができなくなったり、ひとりで外出することや地下鉄に乗ることの恐怖などを感じるPTSDなどを抱えたりして過ごす様子にも触れられています。
    災害に遭うということは、すぐに元の生活に戻ることが困難になる場合もあるのです。災害の当事者の証言から、今後に備えることができるなら、行動を起こしていこうと、このような本を読むと思うのです。

    (わかば)
    本の紹介
  • 子育て世代への災害支援~3.11からはじまった支援のかたち~

    2017年3月11日

    私たちぴっぴにとっても、3月11日は忘れようのない日です。この日から始まったいろいろなことが、今日までのぴっぴの活動を大きく動かしました。

    自然災害は多くの命を奪います。だからこそ、生き残った命を守り、大切に育てたい。子育て世代のための災害支援にはとても重い意味があります。

    大規模災害時には物資が不足します。特に、乳幼児用品やアレルギー用品は、公的な備蓄が十分ではありません。支援物資が届いても、乳幼児家庭が支援物資を求めて何度も配布の列に並ぶのは大変なことでした。東日本大震災の後、ぴっぴは被災した地域や支援した方々を訪れ、災害時に何が必要だったのかの調査を行いました。調査結果から、10品目の支援物資をひとまとめにしてバッグに入れ、配布することを考えました。これを「つながる支援パック」と名付け、災害時に必要な人に行き渡らせるためのしくみを試行錯誤していたところ、平成28年4月に熊本地震が発災。そこで、ぴっぴはこの「つながる支援パック」を熊本に届けることを決め、募金活動を行い、多くの方の支援のもとに、このパック100個を熊本に送り届けることができました。

    バッグ中身

    バッグ

    あれからまた、1年近い月日が過ぎましたが、災害は再び、いつでも、どこでも起こり得ます。そのときにできるだけ早く、必要な支援ができるように――ぴっぴは、「つながる支援パック」の考え(マークがそのコンセプトを表しています)を広め、大規模災害発生時には子育て世代にこのパックを送ることができるように、ずっとこの活動を続ける事を決めました。

    この活動には、原資が必要です。そこで、ぴっぴとつながる皆様には、この活動のための寄付をお願いしたいのです。熊本地震のときのように期限を区切った寄付のお願いではありません。「いつも」「いつでも」寄付していただければ、ぴっぴがそのお金を「ずっと」、子育て世代への災害支援のための活動に役立てていきます。賛同してくださるかたは、どうが、リンク先のページから、寄付の申し込みをしてください。

    子育て世代への災害支援を寄付で応援する

    <ずきんちゃん>

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  • ≪速報≫「ハルをさがして」限定上映!

    2017年3月7日

    東日本大震災後、福島から東京に家族で自主避難していていたチエコが、福島に残してきた愛犬<ハル>が行方不明になっていることを知り、中学校の同級生たちと<ハル>を探し被災地へ旅にするという物語です。主なロケ地は福島県いわき市と福島県田村郡小野町。主演は『楽隊のうさぎ』で映画デビューした浜松在住の佐藤菜月さんです。

    浜松ではシネマイーラにて3月11日(6年前に震災が起きたその日)に1回だけの限定上映。

    当日は 佐藤菜月さんの舞台挨拶が予定されています。

    上映会場:シネマイーラ(浜松市中区田町315-34 tel:053-489-5539)

    上映時間:13:20~14:55 (上映終了後に舞台挨拶)

    「ハルをさがして」公式ホームページ

    ハルをさがして

     

    <やまねくん>

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  • 「支え合いの仕組みづくり実践講座」

    2017年3月7日

    2月28日(火)、静岡市社会福祉協議会主催の「支え合いの仕組みづくり実践講座」の「災害と子ども」の講座を行ってきました。

    静岡市社協.JPG

    参加者は、静岡市内で民生児童委員や自治会役員など、地域で活躍されている方たちです。日ごろから防災についての関心も高いこととは思いますが、熱心に参加していただきました。今回は、災害時に子育てファミリーがどのように困るのか、日ごろはどのような点に気を付けて備えていけばよいのかというお話をしました。ちょうど、この講座の前に、「災害と高齢者」というテーマのお話があったのですが、高齢者の抱える課題と子どもの抱える課題とはとても関連性の強いものでした。
    実は、日ごろから、子育ての課題として取り上げられていることは、高齢者や介護の課題とも共通点が多いのです。高齢者や介護の必要な人が抱えている問題を、乳幼児や子どもに置き換えて考えると、同じようなことが問題となっていることに気づくことが多いです。ちょうど今回は、高齢者をテーマにお話があった直後に、子どもをテーマにしてお話したので、高齢者の問題と子どもの問題を関連付けして考えやすかったのではないかと思います。

    避難所では特に、自宅に住めなくなった人たちが集まっているので、みんながそれぞれ不安を抱いていることなどから、お互いを思いやる余裕がなく、配慮が必要な人が遠慮などから避難所に居ずらくなることがよくあります。被災後の混乱して不安をたくさん抱えている時に、さまざまな人に配慮することは難しいかもしれませんが、平常時に災害時にどのような配慮が必要かを想定しておくことによって、冷静に判断したり、困っている人に目を向け対処したりすることができるとよいですね。
    平常時、いかに課題を見つけ、対処法を何通りも考えておくということが、災害時に「おたがいさま」の関係性を実現することにつながるのかもしれません。

    (わかば)





    講座・講演
  • 故郷と被災者をつなぐ広報

    2017年3月1日

    東日本大震災から6年を迎えようとしています。

    未だ震災の爪痕が残っている地域、原発の被害で立ち入りが許されない地域などもあります。震災の被害を受けなかった地域では、すでに風化が始まって久しくなってきています。しかし、震災被害は今も続いている東北の各県。特に福島県は東京電力福島第1原子力発電所事故で帰還困難区域に指定され、よそに避難したまま帰れない人々もいます。福島県内の広い範囲に除染で取り除いた表土や草木が入ったフレコンバックが山積みされたまま、除染が今も続いています。

    2011年11月、福島から新潟へ避難した人々が集まるうつくしまの会を訪れたとき、故郷と被災者をつなぐ情報はこのうえもなく大切なものでした。あれからこれまでにはずいぶん変化はしているもののやはり、情報提供だけではなくこころをもつなぐものなのではないでしょうか。

    福島県庁では「避難者支援課」という部署を震災後より設け、避難者向け情報紙「ふくしまの今が分かる新聞」を発行しています。県内外で被災され避難している人々に向けて情報提供している広報誌です。Web上にはPDFで公開しています。

    例えば、

    2016年12月号

     知事の思い、“新生ふくしま”の復興と飛躍に向けた取組、原子力損害賠償、応急仮設住宅の供与期間と住宅支援策について

    2017年1月号

     甲状腺検査、双葉郡の医療体制、原子力損害賠償(住宅確保損害)、ふくしま健民パスポート事業について

    2017年2月号

     会津地方の移住・定住促進の取組、会津地方の風評被害の取組、福島県IT企業への就労マッチング事業、原子力損害賠償紛争解決センターからのお知らせが掲載されています。

    子どもがいる家庭は、数年の間に学校の転校で新しい友人関係ができ、親も仕事を見つけるなどして生活が定着しており、いざ帰還できるとなっても帰らないという家庭も多くなっているようです。数年間で変わってしまったであろう故郷。帰還される人もいるでしょう。離れたとは言え、現地の様子や助成制度などを知るのにつながっておきたい人々のためにも自治体が発信する情報はたいへん貴重です。

    今年の1月号(NO.51号)では「からだとこころの健康のために」が特集で、気になる原発と甲状腺がんの関係について、双葉郡の医療体制、被災者のこころのケアについてなどがQ&A形式で掲載されています。その他にも、原子力損害賠償について。これもQ&A形式での掲載。おそらく知っておきたい情報が盛りだくさんに掲載されているのでしょう。

    今やWebで情報を簡単に入手できますが、広報誌として紙のまま残しておけばお年寄りでも見られるという利点があります。今後も日本中に分散されているご家族に広報が届くといいですね。

    ※ぴっぴでは

    震災以降、「忘れない3.11」としてブログ掲載をしています。

    <hiro>

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  • 子どものための体験宿泊施設「モリウミアス」

    2017年2月24日

    東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県石巻市雄勝町。その高台に残る築93年の廃校を生まれ変わらせ、子どもが自然の中でいろいろな体験や交流ができるようにした施設が「モリウミアス」です。

    施設外観

     ここではこどもを対象に、短期(1泊2日・2泊3日)、長期(7泊8日)で滞在しながらさまざまなプログラムに参加できるプランが、春休みや夏休み時期に開催されています。沢や海での自然体験、漁師さんと海産物を獲って調理する体験など、地域の環境を活かしたプログラムがたくさん用意されています。 

    プログラムの様子

    ホームページによると、夏休みのプログラムの予約が始まっています。また、春休みのプログラムにもまだ空きがあるようです。子どもたちにとっては、地域の人たちとの交流を通して、震災からの復興や持続可能な暮らしについて考える機会となるかもしれません。

    また、先月、別館として、大人のための協働宿泊施設もオープンしました。自炊できるキッチンやスタジオ、露天風呂などが完備し、未就学の子どもとも一緒に宿泊できるそうです。この春休みの旅行先として、ぜひ行ってみたくなる施設ですね。詳しくは、同施設のホームページを訪れてみてください。

    モリウミアス ホームページ 

    (ずきんちゃん)

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