パパママインタビュー

子どもを預けることについてどう思いますか?

2017年10月13日

さまざまな理由から「子どもの預け先を考えなくてはいけないとき」ってありますよね。
今回は「子どもを預けること」について、0~6歳の未就学の子どものいるパパママ対象にアンケートを実施しました。子どもを預けることのハードルになっているものについて、「預ける側の心理面での抵抗」と、「受け入れ側の間口の狭さ」の両面からコメントが多数寄せられ、この問題への関心の高さがうかがえました。

アンケート実施期間 平成29年9月1日~平成29年9月30日
回答総数 204件

預けることに「抵抗がある」が多数派。しかるべき理由が必要?

幼稚園や保育園への日常的な通園以外で、子どもを預けるということについて抵抗があると答えた人が62%で、ないと答えた人の38%を上回っています。また、実際に子どもを預けた経験がない人のほうが「抵抗がある」と答えた比率が高いことがわかります。

Q1グラフ Q1×Q3相関グラフ

「子どもを預けてまで出ていく必要があるか」を考えてしまいます。自分自身の気持ちの問題もありますが、きちんとした「理由」がないと預けににくいと正直感じます。

子育ては心が孤独になる。誰かに子どもをみてもらって、その間にお母さんが少しだけリフレッシュできる。そういう時間はとても大事だと思う。そういうことが浸透していけば、虐待も減っていく気がする。核家族で知り合いも居ないなかで子育てして感じました。

過保護なせいもあるかもしれませんが、預けるのは不安。 預けるなら、保育士の資格がある方が見てくれるところがいいです。

子どもを預けることがもっとオープンになればと思います。日本はまだまだ子どもを預けることよりも、母が子を守ることが美徳となっているせいか、預けられる環境が少なく、どうしても頼む側に遠慮が生じてしまう気がします。

子どもを預けられる場所を知っているだけでも不安が軽減

浜松市内には、子どもの預かりをしてくれる施設やサービスがいくつかあります。一般的な用事で預けることができる、認定こども園や保育園の一時保育や、ファミリー・サポート・センターは、約8割の人が「知っている」と回答し、利用するしないにかかわらず、認知度が高いことがわかりました。逆に、緊急時など利用対象が限られるようなサービスについては認知度が低い傾向がありました。

一時的に子どもの預かりをしてくれる場所やサービスを知っていますか?

Q2グラフ

実家が浜松になく、共働きのため、預けざるを得ない状況を考慮して沢山情報収集してきました。選択肢が沢山あると知っているだけでも不安が軽減します。一つの出来ごとで切羽詰まる核家族も多いと思います。預けるためのハードルが低くて預けやすい場所がもっと欲しいです!

預けられるサービスは知っていても予約が必要だったり街中だったり料金がいまいち分からない  駐車場完備の街外れにもサービス施設がほしいです。

預かり先がたくさんあると助かります。 ときどき民間のベビーシッターを利用していますが、値段が高いため、利用を渋ることもあります。 保育園などの一時預かりは狭き門のイメージがあります。

身内に預けることしか手段はないと思っていたので、もっと情報があれば助かるなと思います。

子どもの預かりサービスを利用しない人はどうしているの?

子ども連れで行きづらい用事を済ませたいときは、身内(夫や妻、祖父母など)に頼んでみてもらう、または、日を変える、時間を変える、予定そのものをあきらめるなどしていることがわかります。子育て中の親本人の努力や、その家族の協力の範囲で対応できるうちは良いのでしょうが、無理をしているケースも多いのかもしれません。

子どもを預けない時はどのように調整していますか?

Q5グラフ

認可保育園に一時保育を申し込もうとしても、空きがないとして断られることが結構あります。その他の施設やサービスを利用するとなると、料金が気になり、それなら自分が我慢しようと思ってしまいます。助成があるといいなと思います。

預けてまで…、と罪の意識を持ってしまい、利用することができなかった。自分の予定を調整したり、夫にみてもらったりしている。

上の子の学校行事の時に一時保育先を探しましたが、預け先が確保できず困りました。結局主人に休みを取ってもらったり、予定を変更してもらったり、抱っこひもで連れていくしかありませんでした。

仕事や通院のほか、講座やリフレッシュ目的の利用も多い

子どもを預けたことがあると答えた人は204人中82人と約40%でした。仕事や通院などの用事のほか、1位の講座や習い事、4位のリフレッシュなど自分のための時間を作るのに利用した人も多くいます。自分の時間を作るために利用した人の中には「罪悪感や申し訳なさを感じた」「預けている間も常に気がかりだった」という声もありましたが、リフレッシュ効果の大きさから必要性を実感したという声も聞かれました。

どんな時に利用しましたか?

Q4グラフ

幼稚園の見学会に参加するため、今回思い切ってこども館の託児を利用してみました。 子どもは楽しく遊んでいたようでしたし、保育士の方々も丁寧に見てくださっていたので次回も利用しようと思います。

自分のリフレッシュ(美容院や友達との食事)のために子どもを預けるのは最初抵抗感や罪悪感がありましたが、 今ではストレスがたまってイライラしてるママよりも、リフレッシュしてニコニコしてるママの方がいいと思っています。

就職活動 自分の通院 講座や習い事で預けた経験があります。集中的に用事を済ますことで自身も安定し、一緒にいる時にめいっぱい関わってあげることが出来て得られるものも大きいなと感じています。身内はただただ可愛いになってしまいますが一時保育やファミサポの方はたくさんのお子さんを見ているだけに、報告を見て新しい面に気付かされることもあります。

親の心配をよそに、子どもの対応に慣れている保育士さんに遊んでもらったのが楽しかったらしく、またいきたいと催促をされるように。子どもも楽しいし、親も負担が減るならwin-winだし、たくさん活用出来たらいいと思う。ただ中々空きがなかったり申し込みが難儀なのが現状で、思いとは裏腹に利用できていない。

まとめ

子どもを預けることのハードルになっているものについて、たとえ短時間でも子どもを預けることへの親自身のためらいや不安、周りから批判されるのではという心配など「預ける側の心理面での抵抗」と、実際に受け入れてくれる施設の少なさ、手続きのわずらわしさ、また費用の問題など「受け入れ側の間口の狭さ」の両面からコメントが多数寄せられました。

考え方や立場はそれぞれなので一概に語ることは難しいですが、「子どもを預けたい」という切実なニーズがありながらも、そのサービスに容易にアクセスできない親たちがいることが浮き彫りになりました。サービスの種類だけを見れば決して選択肢が少ないわけではないのに、なぜ、こうしたミスマッチが起きるのでしょうか。今後、別の形でその問題にスポットを当てていく予定です。

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