1~2歳の発育・発達

2016年9月3日

1 体形

1歳で身長は生まれたときの1.5倍、体重は3倍になります。

一人歩きが上手になると、運動量も増していくので、だんだん身長は増えても体重はあまり増えずに、ほっそりとした幼児の体形になっていきます。

2 運動面

つかまり立ちからつたい歩きができるようになり、ひとりで立って歩けるようになります。歩ける時期は、個人差がありますが、1歳6か月を迎える頃になると、ほとんどの子がひとりで歩くようになります。手先も器用になり、親指や人差し指で小さいものでもつまんで引っ張ることもできるようになります。

2歳になると、歩き方もしっかりして、走ったり、跳んだり、登ったりと、活発に動き回るようになります。線や丸も書けるようになります。

3 言葉

1歳になると、早い子では「マンマ」「ブーブー」などの簡単な単語がいくつか言えるようになります。しかし、言葉の発達は個人差が大きいので、はじめは意味のある言葉が出ていなくても、大人の言うことを理解できていれば心配はありません。2歳頃になると「ワンワンキタ」「マンマチョウダイ」などの2語文がいえるようになります。しかし、個人差が大きいために、2語文がでていなくても単語や指差しで会話ができていれば、なるべく話し掛けを多くして、もう少し様子を見てみましょう。

4 好奇心

歩けるようになると、どこにでも行ってみたり、見るものすべてを触ってみたりします。大人にとっては困ったいたずらでも、この時期の子どもには、大切な探索行動です。危険なものは手の届かないところに片付けて、おおらかに見守ってあげましょう。思いがけない事故を起こす時期でもあるので、事故防止には十分な対策をしましょう。

5 「自分」の芽生えから自立心

1歳6か月頃になると、「自分」というものがわかり始めます。何でも「自分でやりたい」したいという気持ちがでてくるのですが、言葉でうまく表現できなかったり、思うとおりにできなくてかんしゃくをおこすこともあります。2歳になると、さらに「何でも自分でしたい」と思う時期になります。自己主張が強くなり、言葉で自分の気持ちをうまく表現できないために「いや!」「だめ!」の連発となり、いわゆる反抗期と言われる時期に入ります。

6 食事のこと

1歳から遅くとも1歳6か月までの間に、離乳食を完了させましょう。しかし、まだ大人と同じものでは上手に食べられないこともあるので、食べやすいかたさや形に調理しましょう。むら食いや好き嫌いも、あたり前にあることなので、無理強いせず、家族で楽しく食事が取れるような工夫をしてみましょう。

7 歯のこと

歯の生え始めの時期や生える順序にも個人差がありますが、だいたい1歳の誕生日ごろまでに前歯が上下4本ずつ生え、1歳4か月ごろには手前の奥歯が上下2本ずつ生えます。その後は、糸切り歯4本、奥歯4本が生えて、だいたい2~3歳の間に、上下20本の乳歯が生えそろいます。むし歯ができやすくなるので、食後の歯の清掃に注意して、歯みがきの練習も始めてみましょう。