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冬も水分補給をしよう!

気温がますます低くなり、本格的に冬を迎えましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
突然ですが皆さんは冬に十分な水分補給をしていますか?今回は「冬の水分補給」についてお話したいと思います。

体と水の関係

 

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人間の体の約60%は水分でつくられています。私たちは普通に生活しているだけで1日に2.5L(尿便1.6L+呼吸や汗0.9L)の水分が失われています。ですが、食事中の水分や体内でつくられる水の量は1.3L(食事1.0L+体内で作られる水0.3L)のため、飲み水1.2Lを意識して飲まないと体の水分が不足してしまいます。
では、体の水分のどれくらいが失われると影響が出るのでしょうか。
体の水分5%が失われると脱水症状や熱中症の症状が現れ、10%が失われると筋肉痙攣、循環不全が起こり、20%になると命が危険な状態になると言われています。

冬に水分補給するメリット

風邪対策になる

冬場は湿度が低く、乾燥しています。その環境で風邪やインフルエンザの原因になるウイルスや細菌は活発に活動します。水分補給することで喉や鼻の粘膜を潤してウイルスの侵入を防ぎ、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けます。

脳梗塞や心筋梗塞予防になる

寒くなると水分摂取が少なくなり、汗をかかなくなります。そして、血液がドロドロの状態になり、血管が詰まりやすくなります。その結果、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクが高まります。

健康のための水の飲み方

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1.のどの渇きを感じる前に水分を摂る

 

のどの渇きは脱水が始まっている証拠です。そのため渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。就寝の前後、スポーツの前後や途中、入浴の前後、飲酒中あるいはその後は水分が不足しやすいために水分を摂取することが大切です。

2.コップの水をもう2杯が目安

水分摂取量は多くの方が不足気味で、平均的にコップの水をあと2杯飲めば1日に必要な水の量を概ね確保できます。
(※腎臓、心臓等の疾患の治療中の方は医師の指示に従ってください。)
寒くなると水分摂取を怠りがちになりますが、まずは目覚めの一杯、寝る前の一杯など水分を意識して摂取しましょう。


文/浜松市保健師 伊藤


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