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津波避難タワーと津波避難マウンドはどこにある?

東日本大震災から本日で13年が経過しました。1月1日に発生した能登半島地震からは3か月あまり。現地の状況を知り、改めて地震の怖さを実感された方も多いことでしょう。

地震はいつどこで起きるかわかりません。浜松市では全長17.5mの防潮堤が完成し津波浸水域の想定は減少しましたが、常に想定外を考えて行動する必要があります。自宅が安全だとしても、仕事先、休日の外出先で被災する可能性もあるため、どこにどのような避難施設があるか知っておく必要があります。

浜松市では、津波から身を守る「津波緊急避難場所」として228か所が登録されています(2024年1月時点)。避難ビル以外に、鉄骨や鉄筋コンクリート作りの「津波避難タワー」、小高い丘などの「津波避難マウンド」があり、地域住民が避難できるよう整備されています。

現在、浜松市内の津波避難タワーは、中央区に9か所(旧南区2か所、旧西区7か所)。天竜川の河川敷からすぐの場所や、遠州灘の海岸近く、地域によっては住宅街の一角という場合もあります。タワーの入り口は通常ドアが閉められており、いざという時はアクリル板を押し込んでレバー操作でドアを開け、階段を使って避難スペースに出る仕組みです(写真:三新町津波避難タワー)。

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津波避難マウンドは、中央区に3か所(旧南区2か所、旧西区1か所)あり、いつでも登ることができます(写真:遠州灘海浜公園津波避難マウンド)。

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近くを通った際は、ぜひ立ち寄ってみてください。一度見ておくと、高さはどのくらいなのか、子どもや高齢者を含んだ家族と一緒にあがれそうかなど、イメージすることができます。実際に使う日が来ないことを願いますが、想像力を高めて「もしも」に備えることが大切ですね。

参考ページ

文/浜松市防災学習センター スタッフ 森口

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