子育てのヒント

がんばれ!シングルファーザー ~ひとり親家庭の交流の場づくり~

2016年1月13日

今月5日、ひとり親家族バーベキュー(BBQ)開催しました。14組37人のひとり親の家族が集まり、親同士が交流し、子どもたち同士で、元気に飛び跳ねて充分遊べた機会を作れました。BBQをしながら、いろんな子どもたちを見ていると一番元気なのは小学3,4年生です。疲れを知らないぐらい一日中遊んでいます。

私自身は女の子二人を育てたのですが、女の子でも小さいときは活発でした。一度、真夏にプールに連れて行ったときがあり、放っておけば開園時間から閉園時間まで炎天下の中を走り回っています。これは男親でも体力的に付き合うのは辛く、たいへんな思いをしました。また元旦に遊園地のパルパルに行った時はフリーパスを購入して、まさかの全部の乗り物に乗らされて、最後コーヒーカップが立体的に動き始めたときは、私は二度と遊園地に行かないことを決意しテーマパーク嫌いになりました。

キャンプ自分の子ども時代は旅行に連れて行ってもらったときの記憶ぐらいしか残ってなかったので、夏休みには時間に余裕があれば、とかくキャンプに連れ出していました。春野町の気田川のキャンプ場には良く行きました。二人の娘と手をつなぎ、川の中を歩いていたとき、二人とも足を滑らせ流されそうになり、渾身の力で踏ん張った記憶があります。あのとき気を緩めていたら、二人とも流されて、たいへんなことになっていました。今から思うのに行き当たりばったりな子育てで、結果、事故も大病も起こさないで二人とも成人したことは、神様に感謝しています。男親でもひとりだとアウトドアなどに連れて行くとたいへんですので、母子家庭だとなおさらのような気がします。

ひとり親家族BBQはもともとはシングルマザーの方から、「男親がいないので子どもたちにBBQやキャンプを体験させられない」「そんなイベントがあれば参加してみたい」という言葉から始めました。今回は2回目で、参加してもらった親子はできればこの機会を利用して、他の家族と交流機会を作れないかと考えました。子どもたちは木工体験で、親ではない、他の大人たちに手伝ってもらいながら貯金箱をつくりました。保護者の方はみんなでBBQの準備をして、食べるときはみんなで、ワイワイガヤガヤと会話しながら、おなかいっぱいになれたと思います。やはり「食べながら交流することが、お互いにいちばん打ち解けやすいのかな」、そんな気がします。BBQの後でも畳のお部屋で、交流会を続けました。

後で聞いた話ですけど、参加していたお母さんが新しい職を探していたのですが、ちょうど他のお母さんの職場で人を募集していたのでご紹介したみたいです。前向きになれる交流が出来たのです。

ひとり親の家庭はひとつずつ見ていくと凸凹と見えるかもしれません。でもこのような交流会を通して、すこしでもその凸凹が補い合える事が出来れば価値あることだと思います。BBQをたくさん開催することも必要ですが、もっと定期的に交流できる居場所があれば沢山の出会いが生まれます。その事例として首都圏では今、「こども食堂」が増えています。子どもたち晩ご飯を無料もしくは、300円で提供されるそんな食堂です。そこはもちろん親子で参加出来ますし、地域のボランティアの方も参加して、一緒にご飯を食べます。そんな食育を通して、ワイワイガヤガヤできる居場所をることが出来れば、自然に地域の方が集まってきて、ついでに学生さんが子どもたち勉強を教えたり出来ます。このような活動によりお互いの凸凹を埋め合う場所ができるかもしれません。私どものNPOも是非とも子ども食堂をなんとか始めたいと考えています。皆様のご協力をお願いいたします。

文/NPO法人サステナブルネット理事長 渡邊修一さん

ひとり親家庭