自宅や里帰り先から産科医療機関等までが遠く長距離の移動を余儀なくされる妊婦に対し、産科医療機関等までの妊婦健診時や分娩時の移動にかかる交通費と、分娩時に出産予定日前から分娩取扱施設の近くで待機するための宿泊施設の宿泊費の一部が公費で助成されます。
対象者
妊婦健診時・出産時に浜松市に住民票があり、次のいずれかに該当する人
- 自宅(または里帰り先)から最寄りの産科医療機関等まで、片道おおむね60分以上の移動時間もしくは片道30km以上の移動距離を要する
- 医学上の理由等で、周産期母子医療センターで妊婦健診を実施する、または出産する必要がある場合は、自宅(または里帰り先)から最寄りの周産期母子医療センターまで、片道おおむね60分以上の移動時間もしくは片道30km以上の移動距離を要する
助成内容
妊婦健診時および出産時における交通費・宿泊費(分娩時の場合)が対象です。
妊婦健診時
交通費 | 妊婦健診時の交通費の一部(最大14往復分) (対象者1の場合)自宅(または里帰り先)から最寄りの産科医療機関等まで (対象者2の場合)周産期母子医療センターまで |
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分娩時
交通費 | 分娩時の交通費の一部(1往復分) (対象者1の場合)自宅(または里帰り先)から最寄りの分娩取扱施設まで (対象者2の場合)周産期母子医療センターまで |
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宿泊費 | 出産までの間に、分娩取扱施設の近くの宿泊施設で待機する場合の宿泊費の一部 (出産時の入院までの前泊分として、最大14泊分) |
手続き方法
STEP1.事前相談
基本的に、妊婦健診の受診前・出産前に、お住まいの地域を担当するこども家庭センターまでお問い合わせください。
問い合わせ内容を確認後、助成可能かどうか後日連絡します。
事前相談の際に確認すること
- 氏名、生年月日、住所、里帰りの場合は里帰り先の住所、出産予定日
- 妊婦健診の受診・出産を予定している産科医療機関等の名称と所在地
- 自宅または里帰り先から産科医療機関等までの移動時間・移動距離(あらかじめ移動時間・移動距離を地図検索アプリ等でご確認ください)
- 医学上の理由等により、周産期母子医療センターで妊婦健診を受診・分娩する必要がある場合、医師の判断理由
STEP2.申請書提出
出産後1年以内に、お住まいの地域を担当するこども家庭センターに、必要書類を提出してください。
申請書等の提出後に助成決定を行い、助成金額等を文書にて通知します。申請から、助成金の振込まで2か月程度かかります。
提出期限
出産後1年以内
必要書類
- 申請書 (PDF 496KB)
- 交通費および宿泊費の領収書等(交通費の助成希望で、車で移動した場合は不要)
- 親子健康手帳(母子健康手帳)
- 申請者名義の銀行口座が確認できる通帳もしくはインターネットバンキングの画面の写し
- 認印(スタンプ印を除く)
- (里帰りした場合)里帰り先の住所がわかる公的な書類(里帰り先の人の住民票の写しなど)
- (妊婦健診時の交通費の助成を希望する場合)交通費の対象日に妊婦健診を受診したことがわかる書類(産科医療機関等から発行される妊婦健診時の領収書など)
注)その他、医師の診断書等が必要になる場合もあります。