6歳頃の発育・発達

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子どもからのメッセージ

子どもからのメッセージ

もしぼくたちのことで心配なことがあったら、先生や専門家にも相談してね。お父さんやお母さんも困っているかもしれないけれど、ぼくたち自身も困っているし、不安なんだ。助けてくれると嬉しいな。

小学校の準備が始まる時期ですね。
でも、焦りは禁物。子どもにとっては頑張ることがいっぱい、不安もいっぱいの時期です。ゆったりじっくり、お子さんのペースに合わせましょう。心が休憩できるところ、心にエネルギーを補給できるところがあると、頑張れます。
家庭や園では、張り切って手伝いをしたり、年下の子に優しくしたりする姿が見られるでしょう。「ありがとう、助かるよ。」と一人前に扱ってあげましょう。誇りと自信が、優しさと意欲につながっていきます。

小学校

友達と話し合ったり協力したりすることができるようになります。

コミュニケーション

自分の気持ちや考えがしっかりしてきて、友達の気持ちや考えも理解できるようになります。「今日は何をして遊ぼうか?」「おにごっこをしよう!」「○○ちゃんは嫌だって。」「え~、でもさあ。」「じゃあ、こうする?」など、大人が口を出さなくても話し合い、協力することができるようになります。家庭でも、きょうだいで仲良く遊ぶ姿が増えてきます。(ケンカはつきものですが)

コミュニケーション

手指が器用になってきます。

からだ

字を書くことに興味を示す子もいますね。字を書く練習をさせる前に、手指をしっかり使う遊び・作業をしましょう。

【ギュッと力を入れる遊び】
相撲、鉄棒にぶら下がる、引っ張り合いっこ、雑巾しぼり、粘土や小麦粉をこねる など

鉄棒

【指を細やかに動かす遊び】
紙をちぎる、あやとり、折紙、迷路、指編み、指相撲 など

指相撲

【右手と左手の役割が違う遊び】
絵を描く、紙を切る、包丁を使う、果物の皮を手でむく など

包丁

わざわざ訓練をするのではなく、日頃の遊びや手伝いの中で、楽しく取り組んでいけるといいですね。

大人顔負けに遊べるようになります。

あそび

ルールや作戦が必要な遊びを楽しめるようになります。「なぞなぞ」や「しりとり」のような言葉遊び、ドッジボールやいろいろな鬼ごっこ、すごろくやカルタ、トランプのような順番のある遊び、パズルや数探しのような、全体図とパーツを照らし合わせる遊びなど、楽しめる遊びが増えます。大人も一緒に遊べますね。

ドッジボール

からだを複雑に動かせるようになります。

あそび

自転車や竹馬に乗れるようになったり、縄跳びや跳び箱を飛べるようになったりします。コマ回しやけん玉が上手にできるようになる子もいます。得意、不得意はあると思いますが、楽しめることが大事です。

竹馬

聞く力・話す力が大きく伸びます。

ことば

先生の指示や話をよく聞けるようになります。少し長くて複雑な絵本も楽しめるようになります。「過去・未来」「現実・想像」などの区別もしっかりしてきて、出来事や知っていること・経験したことを、上手に話せるようになってきます。話をよく聞いてあげながら楽しく会話をし、コミュニケーションの力を伸ばしましょう。

先生の指示

ワンポイントアドバイス

「できる・上手にこだわらない」
集団生活の中で、ルールを守ることや我慢することもできるようになります。「上手か下手か」「正しかったか間違えたか」「成功か失敗か」もわかるようになります。上手くやれなかったり失敗したりすると、とても傷つきます。その傷つきにはサポートが必要です。「できた、できない」「上手、下手」にこだわらず、「頑張ったのにできなくて悲しい、辛い」という気持ちを受け止めてあげましょう。自分の気持ちをわかってもらえて励まされれば、また挑戦する気持ちが育ちます。

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