日本脳炎予防接種は、平成17年5月末から平成21年度まで、「積極的勧奨の差し控え」により予防接種のご案内を行っていない時期がありました。この間に予防接種を受けなかった方は、特例措置により未接種分の予防接種を受けることができます。
接種回数フローチャート
親子健康手帳(母子健康手帳)などで今までの接種記録をご確認いただき、未接種分がある方は、注意事項を読み、接種についてご検討ください。接種回数やスケジュールは、お子さんの年齢や今まで日本脳炎の予防接種を何回受けているかによって異なりますので、フローチャートで確認してください。
日本脳炎の予防接種 接種回数フローチャート(PDF 563KB)
特例措置の対象者
平成16年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた人
20歳になる前日まで定期予防接種として、第1期の不足回数分、および第2期1回の未接種分を公費(無料)で接種ができます。(最大4回)
また、接種を受ける方が13歳以上の場合、保護者の同伴なしで接種できます。
「生後6か月以上7歳6か月未満」および「9歳以上13歳未満」に接種した回数により、以下のように接種してください。
接種回数が0回のとき、4回接種できます【注1】
1回目 | 体調の良い時になるべく早く接種 |
---|---|
2回目 | 1回目の後6から28日間隔で接種 |
3回目 | 2回目の後おおむね1年を経過した時期に接種 |
4回目 | 3回目の後6日以上の間隔をあけて接種 |
接種回数1回のとき、残り3回接種できます【注1】
1回目 | 接種済み |
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2回目 | 1回目の後6日以上の間隔をあけて接種 |
3回目 | 2回目の後6日以上の間隔をあけて接種 |
4回目 | 3回目の後6日以上の間隔をあけて接種【注2】 |
接種回数2回のとき、残り2回接種できます【注1】
1回目 | 接種済み |
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2回目 | 接種済み |
3回目 | 2回目の後6日以上の間隔をあけて接種【注3】 |
4回目 | 3回目の後6日以上の間隔をあけて接種【注2】 |
接種回数3回のとき、残り1回接種できます【注1】
1回目 | 接種済み |
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2回目 | 接種済み |
3回目 | 接種済み |
4回目 | 3回目の後6日以上の間隔をあけて接種【注2】 |
注意事項
保護者の同伴は必要ありません。予診票は医療機関にあるものを使用してください。
【注1】
- 標準的な接種スケジュールでの接種が可能な場合は標準的な接種スケジュールにて接種する。
【注2】
- 1回目と2回目の間隔が5年以上あいている場合は、3回目と4回目の間隔は、おおむね1年(少なくとも6か月以上)の間隔をあけて接種することが望ましい。
- 1回目と2回目の間隔が5年未満の場合は、3回目の接種終了後6日以上の間隔をあければ4回目の接種が受けられるが、おおむね5年の間隔をあけて接種することが望ましい。
【注3】
- 3回目の接種は2回目から1年以内の場合はおおむね1年(少なくとも6か月以上)後に接種し、2回目から1年以上あいている場合は気づいた時点で接種する