10か月頃の発育・発達

お気に入り
赤ちゃんからのメッセージ

赤ちゃんからのメッセージ

いろいろなところで、いろいろなものに触って遊びたいよ。
一人でも遊べるけれど、お父さん、お母さんに一緒に見ていてほしいんだ。お父さんやお母さんと遊ぶことが、友達と一緒に遊ぶ力になっていくよ。

「人見知り」がはっきりする時期です。今までニコニコしていた相手にも笑わなくなったり、親切に近寄ってきてくれた人やたまにしか会わない人に対しても泣いたりするようになります。これはとても大事なことであり、「大好きな人」をちゃんとわかっているということです。安心して「人見知り」をさせてあげてください。
さらに動くようになり、いろいろなものに興味を持って遊ぶようになります。遊びながら「発見する」「考える」「集中する」といった力が芽生えます。たっぷり遊ばせてあげましょう。
絵本も楽しめるようになります。わかりやすい絵本を一緒に楽しんでみましょう。テレビや動画などは刺激が強く、子どもの発達に影響があります。ぐずったり泣いたりすると大変だと思いますが、あやす道具やおもちゃ代わりとして使わないようにしましょう。

「人見知り」の時期ですが、お父さん、お母さんが見守ってくれていることに安心して行動範囲は広がります。

コミュニケーション

びっくりしたり怖い思いをしたりして、お父さん、お母さんの元に戻ってきた時は、受け止めてあげましょう。
思わぬいたずらをするようになるのもこの時期です。安全に気をつけながら自由に遊ばせてあげましょう。

見守ってくれている

からだを動かすのが楽しい時期です。

からだ

はいはいをしたり、伝い歩きをしたり、いろいろな動きがでてくる時期です。この頃にしっかり動いておくと、歩くことや走ることが上手になっていきます。
動きやすいように薄着を心掛けましょう。「大人より1枚少なく」が目安です。

いろいろな動き

まねっこが上手になります。

コミュニケーション

相手のしていることに興味を持ち、自分もしようとします。向かい合って、赤ちゃんと手遊びを楽しみましょう。
ゆっくり動きを見せながら、リズムよく楽しんでやりましょう。「いないいないばあ」も楽しくなります。
大好きなお父さんやお母さんの顔が「ばあ!」と出てくるのを待っています。お子さんも、一緒に「ばあ!」とかわいい笑顔を見せてくれますよ。

手遊び

お子さんは、お父さんやお母さんの話をよく聞いています。
楽しく会話することが、言葉の力を育てます。

ことば

まだ話はできませんが、いろいろなことを感じています。
「うわあ、おもしろいな!」「これはなにかなあ?」「いやだなぁ。」など、いろいろな気持ちを表情や声、赤ちゃん言葉で表現してくれます。手を伸ばして「あれ、あれ!」とアピールしてくることもあります。お子さんの見ているものを一緒に見て、「そうだねぇ。」「ほんとうだねぇ。」「おもしろいねぇ。」と話してあげましょう。お子さんが感じていそうなことを想像して、「ワンワンがいるね。」「ごはん、おいしいね。」「大きい音がして、びっくりしたね。」など、話してあげましょう。

いろいろな気持ちを表情や声

「手づかみ」で食事をする時期です。

からだ

汚れて大変ですが、この経験によって、意欲や手指を上手く使う力が育ちます。

手指を上手く使う力

赤ちゃん用の絵本を読んであげましょう。

あそび

市内の図書館などで、8か月から満1歳(誕生日当月まで)の赤ちゃんを対象に、『ブックスタート』を実施しています。(対象年齢内に1回)ぜひ、出かけてみるといいですね。

ブックスタート

ワンポイントアドバイス

「汚れることを気にしすぎないように!」
はいはいができるようになると、いろいろなところへ、自分で動いていこうとします。自分でいろいろなものに触り、まだ何でもお口に入れる時期です。
触って、口に入れて、考えて、頭の中はフル回転中!!誤飲や危険なものに気をつけながら、できるだけ見守ってあげましょう。

10か月

カテゴリー

最近チェックしたページ

このページを見た人はこんなページを見ています

このページの先頭へ