日本の歴史に興味を持ち始めた息子の希望で訪れた岐阜県関ヶ原町。ここは言わずと知れた“天下分け目の決戦”の地。関ヶ原ウォーランドで合戦の世界を楽しんだ後は、「本物の合戦の地を見てみよう！」と石田三成の陣跡である笹尾山へ寄ることにしました。石田三成は西軍（豊臣方）の人で、東軍の徳川家康とは敵になります。

小高い山の入口には、敵の攻撃を防ぐための柵が再現されています。

階段を上ると、頂上には石碑と展望台がありました。ここに立ってみると…なるほど、この場所は合戦場全体を見渡すことができます！　まるで自分も石田三成になった気分です。

息子と一緒に陣形図を見ながら「あの辺りが家康の陣だね」とか、「西軍だけど東軍に寝返った小早川秀秋の陣（松尾山）はあれだね。ここから見ると西軍の背後から攻撃をしたのがわかるね」と話しました。この風景を見て、関ヶ原の合戦に対する理解がさらに深まったようです。でも、4歳の娘にとっては遊ぶものが何もなく、単なる山登りでしかなかったかもしれません。

歴史好きであれば大人も子どもも感動を得られる場所です。百聞は一見にしかず、この場所に立って体験してみてはいかがでしょうか？