航空自衛隊基地がある浜松では、航空機が上空を飛んでいるのはおなじみの光景です。毎年秋が近づくと、子どもたちは「そろそろブルーインパルスがくるかな？」とそわそわしはじめます。今年のエアフェスタはあいにくの雨でしたが、家の近くから上空を見上げ、マッハで飛んでいくブルーインパルスの姿に魅せられました。

「久しぶりにエアーパークに行きたいね」と、親子でお出かけしてきました。目的は、飛行服を着て実物の航空機に乗ることです。

入口受付で全天周シアターの説明を聞くと、次の上映がちょうどブルーインパルスの回で人気とのこと。子どもたちが「見たいな」と言うと、「混み合うので早めに並んでくださいね」と教えてもらいました。

資料館を順番に見て回りながら格納庫へたどり着くと、さっそく飛行服に着替えました。貸出時間は15分です。着替え終えると、お目当てのブルーインパルス機に一直線！

実際にコックピットに搭乗できるので、気分はすっかりパイロットです。緊張気味に操縦かんを握り、計器の多さに「すごいね」と目を輝かせていました。また2人乗りの航空機には前席と後席に兄弟で座り、一緒に写真をおさめることもできました。

そのあと、入場整理券を持って全天周シアターへ。ドーム型スクリーンいっぱいに映し出される航空機の映像は、スピード感があって迫力満点！子どもたちは映像の世界に引き込まれ、静かに見入っていました。

実物を見て、体験して、無料で楽しめるエアーパーク。何度訪れても、子どもと一緒に心が躍ります。平日には隣の飛行場から航空機の離発着も見られるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。