秋晴れの休日、袋井まで足を延ばしてみました。広すぎないけれど遊具が充実している公園を探して豊沢の丘公園へ。「すべり台が楽しそう」と期待に胸が膨らみます。茶畑に囲まれた見晴らしがいい公園に入ると見慣れないグルグルすべり台がお出迎え。わが家の兄妹はさっそくかけ出していきました。

しかし、ここで問題が発生！妹がすべり台まで続いているネットをうまく登れません。「足をかけるとこがわからない…」と何度も登ったり降りたり。小さな円形ネットのため大人が一緒に入るのは難しそう。

そして階段などの簡単な別ルートもないのです。涙目で諦めかける妹を見て、ひょいひょい登っていた小学生の兄が助け船を出してくれました。「右に足をのせるよ。そこはがんばって上に」と後ろでアドバイスしながら2人でなんとか頂上へ。最後はキャーキャーと楽しそうにすべってきました。

どうやらこのすべり台の醍醐味は登りきったときの達成感にあるようです。ちなみに外から見ていてもすべり台の中がどうグルグルしているかわかりません。登りきった子どもだけが味わえる世界です。

グルグルすべり台を満喫した後は、他もチャレンジ。お尻が痛くならないローラーすべり台、横幅が広くてスリル満点なすべり台など、好みが選べてまさにすべり放題です。象さんすべり台や幼児用ブランコなど小さな子が安心して遊べるエリアもありました。

また、公園全体に傾斜があるので広場の坂を段ボールですべっている家族がちらほら。それがとても楽しそうで「今度は段ボール持っていこう！」と公園を後にしました。