「この近くに水曜日だけやってる駄菓子屋さんがあるよ」とママ友に教えてもらい、気になっていた相生公園徒歩6分図書館、通称「あいろく」。小学校から帰ってくると、ゲームばかりやっている息子を誘って行ってきました。

ここは子どもと若者のための私設図書館ですが、水曜日には駄菓子屋もやっています。玄関のドアを開けると、小さな売り場にたくさんの駄菓子やくじが並んでいました。息子がどれを買うか迷っている間に、次々と子どもたちがやってきて売り場はぎゅうぎゅうに。中には紙と鉛筆を持って、100円ピッタリになるよう計算しながら選んでいる子もいました。

買った駄菓子は、本や漫画がある横の部屋で食べることもできます。金曜日には駄菓子をすべて片付けて、子どもが過ごせる図書館としてオープンしているそうです。

2児の母でもある管理人は、コロナ禍で学校給食がなくなり食事を取れない子どもたちがいるというニュースを見て、なにか自分にできることはないかと思い、県外で同様の活動をしている人たちを知ってこの活動を始めたとのこと。この日も、駄菓子を食べながらおしゃべりしている子たちがいて、友達の家にように子どもたちが安心して過ごせるいい空間だなあと感じました。

金曜日の私設図書館は「自分で来て帰れる小学生から18歳くらいまでの子」が対象で、大人は入れません。水曜日の駄菓子屋の日は小さな子や大人も大歓迎だそうなので、今度は下の子も連れて行ってみたいと思います。