1か月頃の発育・発達

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赤ちゃんからのメッセージ

赤ちゃんからのメッセージ

初めての環境にドキドキ・ワクワク♪
いっぱい泣いちゃうこともあるけれど、お父さん、お母さん、これからよろしくね。

「赤ちゃん」の時期は、生まれてから1歳くらいまでを言います。この1年間で赤ちゃんはぐんぐん成長します。この時期に一番大切なことは、親子のきずな(愛着関係)を作ることです。赤ちゃんが「お父さん、お母さん大好き」と感じ、「お父さん、お母さんがいると安心する」と感じられる関係を作りましょう。

生後1か月頃は、昼夜の区別がつかない毎日で、赤ちゃんにとって、お腹の中とは全く異なる環境に慣れる大切な時期です。赤ちゃんが新しい生活に慣れていけるよう環境を整えてあげましょう。また、お母さんも身体が回復せず、疲れやすい時期でもあります。家事等、周りの人に手助けしてもらい、できるだけ身体を休めましょう。

スキンシップを大切にしましょう。

コミュニケーション

赤ちゃんはやさしく触ってもらったり、声をかけてもらったりすることが大好きです。特別なことをしなくても、授乳、おむつ替え、お風呂、着替えなど赤ちゃんのお世話をする時に「おいしいね。」「きれいにしようね。」「気持ちいいね。」など、やさしく話しかけたり、触れたりしましょう。

泣くことは、赤ちゃんからのメッセージです。

ことば

赤ちゃんは言葉で話せないため、「お腹が空いた」「おしっこやウンチが出そうで気持ちが悪い」「眠たい」「暑い」「寒い」など、してほしいことや気持ちを泣くことで伝えます。
赤ちゃんが泣いていたら、まず、声をかけて安心させ、不快なことを解消してあげましょう。

赤ちゃんが泣いてつらいときは

産後体調が万全でないお母さんにとって、赤ちゃんに泣かれるのをつらく感じる時もあるかもしれません。赤ちゃんのお世話はお母さんだけでなく、周りの大人みんなで分担できるとよいですね。

おっぱいとねんねを繰り返し、お腹の外の新しい環境に少しずつ慣れていきます。

からだ

お腹の中にいた時のリズムで夜活動するなごりがこの時期にはまだ残っていて、昼に寝て、夜は起きているということも多いです。
泣きやまなかったり、なかなか眠らなかったりと戸惑うことも多いと思いますが、なるべく周りの人の力を借りて無理をせず、気負わずに過ごしましょう。

赤ちゃんは抱っこが大好きです。

コミュニケーション

赤ちゃんは、お父さんやお母さんに抱かれると安心します。赤ちゃんが泣いたらまず「どうしたの」等と声をかけてから、抱っこしてあげましょう。抱きぐせを心配する必要はありません。

抱っこ

視力の発達をうながしましょう。

からだ

赤ちゃんの視力は、抱いてくれている人の顔がぼんやり見えるぐらいです。
オルゴールメリーやガラガラなど、ゆっくり動いているおもちゃをじっと見つめたり、音が鳴る方へ目をむけたりすることもできてきますよ。
抱っこをしてそっと微笑んだり、顔を近づけて語りかけたりするといいですね。

表情が豊かになってきます。

ことば

何かをじっと見つめたり、微笑んだりするようになります。機嫌がいいと、「あ~」「う~」などの声をだす子もいるので、お父さんやお母さんも赤ちゃんの顔を見ながら返事をしてあげましょう。赤ちゃんと一緒に「あ~」「う~」と真似して言ってみるのもいいですね。

外気浴を始めてみましょう。

あそび

夏場は紫外線や暑さに気をつけ、冬場は日中の暖かい時間に近所を散歩してみましょう。お母さんの良い気分転換にもなりますよ。
ただし、抵抗力がまだ弱いので人混みには連れて行かず、自宅の周辺を回る程度にしましょう。最初のうちは5分~10分くらいにし、少しずつ時間を増やしていきましょう。外気浴は赤ちゃんの体調を見ながら、調子の良い時に行いましょう。

外気浴

赤ちゃんに合わせた環境を整えましょう。

からだ

赤ちゃんの体温調節機能はとても未熟なため、体温は室温に左右されることが多いです。赤ちゃんも個人差があり、暑がりな子、寒がりな子もいますので、最適な室温は赤ちゃんの様子で判断しましょう。
赤ちゃんの首の後ろや背中が汗ばんでいるようなら、掛布団を薄手のものに変えたり、薄着にしたり、部屋の温度を下げるなどの工夫をしてみましょう。
逆に赤ちゃんの胸やお腹が冷えているようなら、室内の温度を上げ、洋服や掛布団を一枚増やすなどして保温してあげましょう。

ワンポイントアドバイス

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