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イクメンの子育て広場

一緒にでかけた子ども

「イクメンの子育て広場」というパパがメインの講座が1月~3月にかけて開催されました。
初回のときに生後7か月だった娘を連れ、家族で3回とも張り切って出かけてきました。
初めてこのような講座に参加するパパもワクワクしていたようです。

毎回のプログラムは、パパ&子どもの組み合わせで、パパだからこそ楽しめる遊びや絵本、ママへのサポート法などをグループワークや実践を交えて学びます。その間、ママたちは別室で育児の悩みや情報交換をしてリフレッシュの時間を過ごす内容となっています。

イクメンの子育て広場

1回目、2回目に続き、3回目の3月10日土曜日。小雨の降る中、浜松市の福祉交流センター5階にある広々とした1室に、12、3組の子連れ家族が大集合。
子どもたちは、寝返りできそうな赤ちゃんから、元気に歩き回る3歳児まで、さまざまでした。
広場にいっぱい広げられたおもちゃに、9か月になった娘も徐々になじみ始めた様子。

隅のホワイトボードには「“おとうさん”絵本」が6冊ほど並べられていました。

“おとうさん”絵本

開始時間になると、子どもはパパに任せてママたちは別室に移動します。
ファシリテーターである田熊さんの進行で、まずはママ同士自己紹介。
それぞれ「好きな食べ物と嫌いな食べ物」を発表すると、早くも場が和みました。
次は「人生で引っ越しした数」「好きになった人の数」の順に並んでみたり、各自の思う故郷を、日本列島の北から順にして並んでみたり。

参加者の意外なプロフィールが聞かれる中、次は3人ずつのグループに分かれて着席。
田熊さんが、「NP(Nobody's Perfect)プログラム」や「コモンセンスプログラム」の紹介を交えながら、子育てに対して「子どもに振り回されない」「気持ちに余裕を持って冷静に対処する」ことを分かりやすく説いて下さいました。
具体的に問題が生じた時は、次の4つの段階にわけて考えるとよいそうです。
それは「何が問題なのか」「なぜ問題だと思うのか」「どうすれば解決するのか」「自分ならどの解決方法を選ぶのか」ということです。

そうした考え方をふまえ、次はグループディスカッション。
それぞれが感じている悩みや心配事の中で、「今日この場で解決できそうなこと」をひとつ紙に書き出して、話し合うことに。
すべて解決したわけではありませんが、お互い思うことを話すだけでも、ずいぶんと気持ちがほぐれるものですね。
田熊さんのお話にも、大いに励まされました。

そして最初の広場に戻ると、パパと子どもたちは思い思いの場所でいっそう仲よく遊んでいました。
パパたちは「(パパならではのダイナミックな動きを楽しめる)親子体操」に加えて、「(2人1組になり交代で)相手(=ママ)の話を無視する体験」や「ママに言うと喜ぶコトバを20個出す」こともしたそうです。
帰ってからパパに「喜ぶ言葉って何だったの?」と聞いたけれど、「内緒」だそうで教えてもらえませんでした。
いつかじっくり聞いてみようと思います。ほかのご家族は、いかがだったのでしょうか。

中にはママが来られず、パパと子どもだけで参加した人もいました。
「強者!」とわが家のパパ。
パパ同士の交流も楽しかったようです。
今後もこのような機会があれば、ぜひまた参加したいです。

文/さかち

主催者 うくれれくらぶ 石川有加さん
子育てサロン/うくれれくらぶ
※今年度も同様の講座を開催予定とのことです。
「日程が決まったらぴっぴのイベントカレンダーに掲載されるので、見てくださいね」とのことでした。

こちらの取材記事は「地域レポーター養成講座」を受講されたかたが、課題として作成したものです。

取材ママ さかち

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

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