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港町舞阪の伝統料理「お日待ち御膳」体験
「お日待ち」は舞阪地域で正月などに人々が集まり、情報交換をして互いの結びつきを強めるための行事です。その時に並んだ料理を「お日待ち御膳」といいます。その風習を知った私は興味を持ち、ふるさと交流体験プログラム「伝えよう!ふるさとの味」で体験講座を見つけて娘(小6)と親子で申し込みました。
私たちが会場に着くとすでに大勢の人が支度をしていました。「お日待ち御膳の会」を主催している加藤さんは伝統を守り、次世代へ伝える活動をされています。舞阪漁協婦人部や地元「りんりん会」の協力も得て、小学4?6年生の親子6組が参加。あちこちから「子どもたち手伝って!」と声がかかり、さっそく作業にとりかかりました。
調理台には生しらす、あさり、青のりなど舞阪ならではの食材が並んでいます。
次々とできあがっていく料理に「初めて見る料理がたくさん!」と娘は目がキラキラ。
子どもは「花びら餅」や「勝手巻き」を作ったり、天ぷらや煮物の盛り付けを教えてもらったりしました。
作業の合間に加藤さんが器について教えてくれましたが、なんと江戸時代後期(安政6年)のお椀でビックリ!
今ではなかなか体験できないお膳の前で正座をする礼儀作法も身につけて欲しいと、できあがったお膳は和室でおいしくいただきました。
「お日待ち御膳の会」は今回で20回目。この素晴らしい舞阪の伝統は実際に見て、触れて、食べてみて初めてわかると実感。多くの人に体験してもらえるといいなあと思いました。機会があればぜひ参加してみてくださいね。
■ふるさと交流体験プログラム「伝えよう!ふるさとの味」
港町舞阪の伝統料理「お日待ち御膳」体験
【日時】2023年1月15日(日)9:00?13:00
【場所】舞阪協働センター料理室
【参加者】小学4年生から6年生までの親子6家族
【料金】5,000円(1家族)
【主催】NPO法人浜名湖フォーラム(西区舞阪町舞阪1650)
【URL】https://hamanako.org/
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