6年生になって歴史に興味を持ちはじめた息子を連れて、平野美術館の特別展「蘭字ー横浜開港と近代日本輸出ラベル」へ行ってきました。

「蘭字ラベル」って何？ と思った方も多いと思います。”明治時代になって輸出品として注目されていたのは、「お茶と生糸」”というフレーズを習ったというパパママも多いかと思います。蘭字ラベルとは、お茶を輸出するための木箱に貼られたラベルのことです。単なるラベルなのですが、デザイン性に優れているだけでなく、当時の日本を知るうえでも貴重な資料になっています。

むずかしい話はさておき、館内に入ると、「この絵をさがしてみよう」という、まるでかくれんぼ絵本”ミッケ”のようなラベルの一部が記されたクイズがおいてありました。

さっそく息子は、館内をまわりながら、絵を探していきました。蘭字ラベルだけでなく、当時の横浜港の様子や製茶のパネルも展示されていました。

あとで感想を聞いてみると、「蘭字ラベルは、昔の時代なのに、色が派手で絵がかっこよかった。お茶を手で作っているところに驚いた。」とのことでした。低学年の子どもには難しいかもしれませんが、授業で歴史を学び始めた息子にとって、良い機会だったと思います。

蘭字ラベル展は、8月14日までですので、「しずおかミュージアムパスポート」を持って、ぜひ行ってみてください。

■蘭字ー横浜開港と近代日本の輸出ラベルー
【開催期間】2022年6月11日(土)～8月14日(日)
【料金】大人800円、中高生300円、小学生200円（土日に限り小中学生は無料）
【備考】キッズアートプロジェクトしずおかミュージアムパスポート利用可
【URL】http://www.hirano-museum.jp/ranjiyokohamakaikou.html