日本人なら一度は参拝してみたいと思う伊勢神宮。事前にインターネットで調べてみると、伊勢神宮には外宮（げぐう）と内宮（ないぐう）があり、一般的には「外宮から内宮へ参拝する」という習わしがあるとわかりました。ただ、外宮（げぐう）と内宮（ないぐう）は距離が離れており、子連れで一度に両方に行くことは難しいため、今回は内宮のみ参拝することにしました。

内宮周辺に到着したのはお昼すこし前。駐車場はちょうど七五三の季節だったためどこもすでに満車。少し離れた駐車場に車を停め、内宮の入口である宇治橋まで約1kmを歩くことにして、参拝の前に「おはらい町」でお昼ごはんを食べることにしました。

「おはらい町」は宇治橋から五十鈴川（いすずがわ）沿いに続く内宮の鳥居前町で、たくさんの土産物店や飲食店があります。有名な赤福本店がある「おかげ横丁」は「おはらい町」の一角にあります。このあたりは特に混雑しているので、子どもの手をしっかりつないでいないと迷子になりそうです。

昼食後、「おやつを買うのはお参りの後にしよう」と決めて五十鈴川沿いの道を歩きました。紅葉した山や澄んだ川を眺めながらのんびりとお散歩。人混みをさけることができるので子連れにはオススメです。

ようやく宇治橋に到着。ここから正宮までさらに800mほど。歩きながら6歳の娘に「神さまがいるところはまだなの？」と何度も聞かれました（笑）。橋を渡るとその先はずっとじゃり道なので、ベビーカーは大変かもしれません。奥に進むと撮影禁止の看板があり、カメラを持っている小学4年生の息子に「ここは撮影してはダメよ」と伝えました。

途中の手水舎で手を清め、いよいよ正宮へ。神社のお参りは「二拝二拍手一拝」が基本。参拝の作法はあらかじめ調べておき、子どもたちにも教えました。無事お参りを終えた帰り道は「おはらい町」でおやつタイムを楽しみました。機会があれば外宮も訪れたいと思います。

■伊勢神宮（内宮）
参拝時間
1月～4月、9月　5：00～18：00、
5月～8月　5：00～19：00、
10～12月　5：00～17：00
参拝は無料（祈祷などを受ける場合は別途有料）