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鈴木康広展 BORDER(浜松市美術館)

一緒にでかけた子ども

浜松市美術館で、今、とっても楽しい展覧会を開催しています。
浜松市出身のアーティスト、鈴木康広さんによる「産官学連携プロジェクト 鈴木康広展 BORDER-地球、まばたき、りんご、僕」(2011年11/23まで)。
タイトルだけ見ると難しそうなイメージかもしれませんが、子どもと一緒に肩の力を抜いて非日常気分を味わえる展示内容です。

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たとえば、入り口を入ってすぐのホールに展示してある作品「まばたきの葉」。
木をイメージした背の高い装置が中央にあり、周りに白い葉っぱ形の紙がたくさん落ちています。
この葉っぱ、手にとって見ると、人の目が印刷してあります。片面に開いた目、もう片面に閉じた目。
地面に落ちている葉っぱを集めて、装置についた差し込み口に入れると、葉っぱは装置に吸い込まれ、てっぺんの穴から勢いよく噴出されて降ってきます。
ひらひらと、まばたきを繰り返しながら…。
装置の周りでは、幼稚園くらいの女の子たちが、歓声をあげながら何度も何度も葉っぱを集めては、まばたきの落ち葉を降らせていました。

他にも、「時間を計るスプーン」(計量スプーンの底に穴が開いて砂時計になっている)のような小品から、「遊具の透視法」(遊具を回転させると子どもたちの姿が浮かび上がる)のような大がかりな作品まで、脳が心地よく刺激を受けるユニークな作品が並んでいます。
それに加えて、至る所に並べてあるパラパラマンガは、鈴木康広さんの手描きの線がなんだか懐かしい味わい。
子どもの頃、教科書の隅にパラパラマンガを描いたことのあるパパやママなら、思わず共感してしまいそうです。

展示を見終えると、とっくに知っているはずの周りの世界が、少し違ったものに見えてきます。
これこそがアートの力なのでしょうね。
子どもと一緒に、いろいろと対話しながら観覧できるような、このような展覧会が
もっと企画されれば、美術館がさらに身近なものになるのではないでしょうか。

なお鈴木康広さんは、この夏浜名湖に登場した「ファスナーの船」の作者でもあります。

浜名湖をファスナーの形をした船が横断し、その様子を上空から見るとまるで浜名湖が開かれているように見えるというもの。
11月23日まで、この船に乗ることができます。興味のある方はぜひどうぞ。

関連事業 「ファスナー船 浜名湖を開く」
【運航日】11月23日まで
【乗船場所】浜名湖マリーナ遊覧船乗り場
詳しくは 美術館イベント情報をご確認ください

取材ママ midori

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
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施設情報

    
施設名称 浜松市美術館
住所 浜松市中区松城町100-1
電話
電話 053-454-6801
開館時間
休館日
料金
駐車場
URL https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/

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