気候もだいぶ暖かくなり、桜が見ごろを迎えていた週末。
自然大好きの長女に本当の洞窟を見せてあげたいなと思い、家族で引佐町の竜ヶ岩洞に行ってきました。

今回はお花見というつもりはなく出かけたのですが、竜ヶ岩洞に向かう上り坂を進んで行くと、きれいな桜が何本も見えてきました。
お昼ごはんを持参していたので、これはお花見しながらお弁当が食べられる！と、とても得した気分で車を降りました。

次女をベビーカーに乗せ、桜の下をくぐりながらまずはメインの鍾乳洞入口へ向かいます。
久しぶりに来たので私も入りたかったのですが、抱っこの子ども連れでは無理があるため、長女とパパが鍾乳洞の中へ。
何にでも興味津々な時期ですが、ちょっと怖がりな4歳の長女。
約30分の洞内ですが大丈夫かな？と見送りました。
パパは一生懸命変わった色の石について説明していたようですが、やはり洞窟内ではかなり早足で進んでしまった様子。それでも、狭くなっている内部の道もしっかり歩いていったそうで、戻ってからは興奮気味に報告する姿にちょっと成長を感じました。
そして、ちゃっかり出口にあるお土産屋さんで欲しいものをチェックしてきた長女。
ここは化石なども売っていて、ちょっと変わったお土産が購入できます。

今回私は入ることができませんでしたが、洞窟前ではガラス越しにこうもりを見ることができたり、植木でできた竜がけむりをはきながら眼を光らせたりしているので、ベビーカーでぶらぶらしつつ雰囲気を楽しむことができました。

敷地内でもうひとつ気になったのは、「岩石園」と「夢現の岩穴」です。
岩石園は岩山の周りを階段がぐるりと囲んでいて、頂上には鐘が設置されています。
ここには竜ヶ岩洞近辺を構成している岩石を展示しているとのこと。
そして、もう少し登ると夢現の岩穴という祈願スポットが！小さな洞窟に向かってお願いごとをすると叶うと言われているそうです。
長女とてくてく階段を上り、岩穴にたっぷりお願いごとをしてきました。
ほかにも「ようきた洞」という鍾乳洞の水が流れる足水場があったり、竜ヶ岩洞の発掘風景を顔ハメパネルにしたおもしろスポットがあったりと、洞窟以外にも子どもと一緒に楽しめる場所があります。
初めて子どもと一緒に見てまわったため、今まで足を向けなかったところまでじっくり堪能することができました

敷地内には売店の近くほか、何か所かテーブル席もあり、お弁当を食べるのにちょうどいい場所があります。
お弁当の後は、ここへ来ると必ず食べるミルク味のジェラートを食後のデザートにして、またぐるりと近辺を一周。
1歳になったばかりの次女とも、ゆっくりお散歩を楽しめました。
駐車場近くには、地元の野菜や果物を販売している直売所もあり、ちょっとした買い物もできます。
年間気温18℃という鍾乳洞内。次は暑い時期に訪れて、ひんやりとした洞内めぐりをしてみたいです。