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浜松科学館企画展
「きみのみらい・みらいのきみ-かこさとしと探しにいこう、絵本の中へ」
「だるまちゃんとてんぐちゃん」「からすのパンやさん」などでおなじみの、絵本作家かこさとしさんの企画展、「きみのみらい・みらいのきみ-かこさとしと探しにいこう、絵本の中へ」へ行ってきました。
2010年3月~5月に日本科学未来館で開催された企画展ですが、浜松実行委員会の皆さんの手によって浜松科学館にやってきました。
かこさとしさんの「科学のまなざし」を軸に、科学技術が見すえる未来が分かりやすくグラフィック展示されています。
だるまちゃんやてんぐちゃん、かこさとしさんご自身などが展示パネルに描かれ、いろいろな君(現在)、君を君としているもの(過去)、 君はどこへいくのか(未来)、をそれぞれのテーマに分けて紹介されています。
この企画展は、もともと、大人の方が子どもに寄り添って一緒に見ることを想定して作られているそうです。
お話も絵も、かこさんが子どもたちに語りかける形になっています。
まだ文字を読めない小さな子どもには、大人が読んであげるなどのお手伝いが必要となります。
大人も声に出して読むことで、いっそう理解しやすくなるのではないでしょうか。
お子さんとの会話を楽しみながら展示を見るのもよいと思います。
大人も子どもも、自分が、過去・現在・未来の時間の流れの中でどういう場所にいるのか、改めて科学の目で考えるきっかけになりそうです。
そして、かこさとしさんの描かれた絵本から「科学」を身近なものとして気づき楽しめるよう、会場内には絵本コーナーも設けられています。
絵本は自由に手に取ることができ、読み聞かせたりも腰を下ろしてゆっくり読んだりもできます。
小学校高学年の息子は何冊もの絵本を手に取り、静かに読んでいました。
私は、かこさんの絵本がこんなにも多くあることを知らなかったのでビックリ。
まだ読んだことのない本も多かったです。
科学絵本は、物語絵本とは違ったおもしろさもあります。
子ども向けに作られていますが、大人も十分楽しめる内容です。
また会場には、今回イベントのチラシやポスターの挿絵である、原画の展示、直筆のノート、直筆メッセージ、講演会ビデオの紹介もあります。
これらを目にして、かこさんの温かく、優しそうな人柄も感じることができました。
土曜日・日曜日・祝日には展示の他に、読み聞かせや科学あそびワークショップもを開催されます。
- 絵本や紙芝居の読み聞かせ(約30分)(1)10:30~ (2)13:30~ (3)15:00~
- 科学あそびワークショップ(約15分)(1)11:00~ (2)14:30~
詳細はこちらのサイトにも紹介されています。
浜松市立中央図書館では「かこさとしさんの世界をたのしもう!」と題し、かこさんの書籍を展示・紹介しています(4/27まで)。
「自分で判断できる、心も体も健やかな人間に育ってほしい」という思いがつまった本を読みに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
※子連れでおでかけブログの新着情報はInstagram@hamamatsupippi で配信しています。
施設情報
施設名称 | 浜松科学館 |
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住所 | 浜松市中央区北寺島町256-3 |
電話 | (053)454-0178 |
開館時間 | 09:30-17:00 |
時間備考 | 夏季の一部の期間(7月20日から8月31日)は9:30~18:00 (入場は17:30まで) |
料金 | 施設ホームページをご確認ください |
URL | https://www.mirai-ra.jp/ ![]() |