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大井川鐵道SLの旅

一緒にでかけた子ども

乗り物好きな子どもって多いですよね。
赤ちゃんでも、乗り物に乗ると急に泣きやむことがあります。うちの子ももれなくその類です。
最近は、バス・電車・新幹線・飛行機といろいろな乗り物がありますが、SLに乗る機会はありそうでなかなかないですよね。
日本全国でも、近場でSLが乗れるところは限られています。
また、このところ鉄道ファンの心がくすぐられるドラマが毎週放映されていて、それを見ながら、
「そうだ、SLに乗ろう!」
と思ったのです(といっても、私は鉄道ファンというわけではないのですが)。

大井川鐵道SL

東海道線の金谷駅から大井川鐵道に乗り換え、終点の千頭駅まで1時間15分程度かかります。
行った日はあいにくの雨でしたが、山の緑と川の流れを見ながら、のんびりゆったりとした時間を過ごせました。予想通り、線路沿いからはベストショットでSL写真を撮ろうと待ち構えているファンがいたり、SLの中にも、車窓の景色を撮ろうと、列車の前に後ろに移動しながら撮影しているグループがいたり、これもドラマの影響なのか、いったいどんな写真を撮ろうとしているのかと、こちらまでわくわくしてきました。

列車の中では、あらかじめ買っておいた「大井川ふるさと弁当」を、車窓の景色と一緒に楽しみました。お弁当はボリューム満点の昔なつかしい味わいで、お茶とSL乗車記念絵葉書がついて¥1,000でした。他にもいくつか種類があり、お子様弁当はお茶付で¥650です。
SLは、トンネルに入る前に汽笛を鳴らします。それを聞くと、開けていた窓を急いで閉めます。SLの煙が中に入ってしまうからです。こんな風景は、昔の話のドラマでしか見たことがなく、自分でやることなど想像もつかなかったけれど、すごく楽しかったです。汽笛の音、風の音や川の音が、日常生活を少しだけ忘れさせてくれるような気がしました。
また、途中には、車掌さんが来て、大井川鉄道の話や歌をうたってくれて、車内の雰囲気を盛り上げてくれるのが名物になっているようです。

大井川鐵道SL

車で浜松からSLの駅まで来る場合は、始発の金谷駅の次にある新金谷駅に1日¥500の駐車場があります。新金谷の駅には「PLAZA LOCO」という昭和の時代を感じられる看板やポスター、井川線で昔使われていたミニ客車などが展示されています。もちろん、お土産コーナーもあります。

終点の千頭駅に着くと、SL資料館があります。とにかく、鉄道ファンにはたまらないメニューがぎっしりの大井川鐵道沿いです。乗り物好きの子ども連れの場合は、ひとつくらい列車のおもちゃなどを買わされてしまいそうですが、これも思い出のひとつとして大切にしましょう。

SLに乗るには、電話などで座席予約をしておくと便利です。大井川鐵道の鉄道サービスセンターにお問合せください(下記をご参照ください)。桜の季節には家山という駅で下車すると、桜の名所があるようですので、来年はぜひ行ってみてください。また、沿線の途中には川根温泉があり、温泉でゆったり過ごすのもいいですよ。

取材ママ わかば

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

施設情報

大井川鉄道 新金谷駅

住所 島田市金谷東2丁目1112番地
電話 0547-45-4111
URL http://www.oigawa-railway.co.jp/

PLAZA LOCO

住所 島田市金谷東2丁目1112番地
電話 0547-45-4112
利用時間 9:00~17:00
定休日 年中無休
URL http://oigawa-railway.co.jp/museum

SL資料館

住所 静岡県榛原郡川根本町千頭(千頭駅構内)
電話 0547-59-2065
利用時間 8:30~16:00
料金 小学生以上100円
URL http://oigawa-railway.co.jp/

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、最新の内容をお確かめのうえお出かけください。

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