連休に群馬へ帰省した際、碓氷峠（うすいとうげ）鉄道文化むらに立ち寄りました。群馬の横川と長野の軽井沢をつなぐ碓氷峠で活躍していた列車を中心に見学できる鉄道スポットです。

入口の高架橋をくぐると、広場には実物の特急「あさま」や、屋上遊園地にありそうな小さな列車がたくさん。息子はミニ新幹線に引き寄せられるように向かい、私も一緒に乗りました。

そのあとは、展示されている列車を見て回りました。一部の車両は中に入ることができ、運転席に座ったり、客車内を歩いたりできます。園内を散策したあと、「アプトくん」というアプト式の列車に乗って園内を一周。

乗り合わせた子どもたちが車内を見回しながら「鬼滅の刃みたい！」と話していて、たしかに今ではなかなか乗れない！そんなレトロな雰囲気に私も共感しました。最初は人の多さに緊張していた息子も、アプトくんで手を振ってもらえてうれしかったようで、そのあとは元気に園内を探検していました。

抜けるような浅間山の景色と澄んだ空気が心地よく、散歩好きな息子と楽しい時間が過ごせました。釜めしを広げる人の姿もあり、ピクニックも楽しそうです。蒸気機関車やアプト式など大井川鐵道を思わせる列車もあり、鉄道ファン必見。上州・信州方面への旅行の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。