子連れでおでかけ

子育てのヒント

特集記事

お気に入り

ギャラリー ケイブ

一緒にでかけた子ども

子育てしていると、ギャラリー(画廊)に入ってみる機会はほとんどありませんよね。
子どもが作品に手を触れたり壊したりしたらどうしよう?と、連れて行ったほうも気が気ではなく、じっくり作品鑑賞なんてできなさそうな気がして、自然と足も遠のきます。

ですが、助信にある画廊「ギャラリー ケイブ」は、そんな思い込みを覆してくれる空間です。

2014030309857_cave.jpg

工場跡をリフォームした広い空間は、アメリカ人アーティスト デヴィッドさんによる自由で大胆なデザインが施され、メキシコを思わせる壁面やオブジェがあったりと、非日常感たっぷり。

ギャラリーでは現代美術を中心に展示を行っており、数々の企画展も開催しています。

現在、「形象の円環」という展覧会を開催中です。
これは、四人の若手作家による自主企画展で、木や金属など、さまざまな素材を使った独創的な造形が、空間いっぱいに広がっています。

子どもにとって、いえ、大人にとっても、現代美術を間近にじっくり鑑賞する機会は、浜松ではそれほど多くありません。こんなギャラリーが、助信の住宅街の中に存在することを知ったときは驚きでした。

「子どもにとって現代美術は、あるいはショッキングだったり、怖かったりする作品があるかもしれません。ですが、そうした本質に触れる体験というのも必要ではないかと思います。いまの子どもたちは、ゲームやアニメなど、ヴァーチャルですぐに移ろっていってしまうものに囲まれていますが、作家が作ったおもしろいものを直感的に感じ取る力は、やはり大人よりもすぐれていると思います。お子さんと一緒に、ギャラリーに作品鑑賞にいらしてください。触ったら壊れそうなものを触らないようにするなど、基本的な態度を大人が教えてあげることも、大切なコミュニケーションではないでしょうか」(オーナー・山内さん談)

ガラスや柵で囲まれてはおらず、直接作品に接することができるのがギャラリーの醍醐味。作品のまわりを走り回ったり、繊細な部分を乱暴に触ったりするのは子どもといえど自粛させたいですが、なかには作家が「触っていいですよ」と言ってくれる作品もあります。展覧会会期中の土曜日曜は作家の誰かが会場にいますので、作品について尋ねてみるなど、会話をしてみてはいかがでしょう。アートが一層身近に感じられ、新しい世界が広がりますよ。

12月13日(日)には、展示作家たちによるワークショップ「オリジナルリースを作ろう」を開催します。
お子さんといっしょに、世界にひとつのアートなリースを作ってみては。
(要予約、参加費500円)

11/28~12/27は「形象の円環」展を開催中
開館は土曜・日曜の12:00~19:00

取材ママ midori

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

施設情報

ギャラリー ケイブ

住所 浜松市中区助信町31-20
電話 053-473-6135
駐車場 展覧会会期中は教育会館の駐車場、浜資待避駐車場が使えます。
アクセス方法 【電車】遠州鉄道助信駅から西へ徒歩約5分
URL http://www.gallery-cave.com/

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、最新の内容をお確かめのうえお出かけください。

カテゴリー

このカテゴリの記事

子連れでおでかけ
を検索

このページの先頭へ