2歳頃の発育・発達

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幼児からのメッセージ

子どもからのメッセージ

「いや!」「自分で!」といっぱい言って、お父さんやお母さんを困らせてごめんね。でも「自分の考え」があるんだよ。尊重してくれると嬉しいな。
教えてくれるときには、わかりやすく教えてね。わかればできることもあるよ。

いよいよ「イヤイヤ期」が始まるころです。
なんでも「いや!」、できないことも「自分でやる!」毎日のお世話も今まで通りにはいかなくなります。
この「イヤイヤ」はとても大切なこと。お母さんと一心同体だった赤ちゃんの「自分」作りの始まりです。しつけも気になる時期ですが、無理にやらせようとしても、なかなかうまくいきません。
「自分で決めたい」「自分でやりたい」という気持ちを認め、受け止めながら、この時期をうまく乗り越えましょう。

単語をつなげて話すようになります。(二語文と言います)

ことば

単語だけで話すので、それが何なのか、どうしたいのかなど、伝わりにくいこともありますが、そこには、いろいろな思いが含まれています。
「何が言いたいのかな?」と読み取って理解してあげましょう。

単語だけで話す

心の中には言いたいことがいっぱいあります。でも上手に言えません。

コミュニケーション

それで、グズグズ言ったり、ときにはギャーギャー言ったりしてしまうこともあります。お父さんやお母さんも、できるだけわかってあげたいけれど、どうしてもわからないときもありますよね。そんなときは、「ごめんね、わからないよ。」と伝えましょう。
グズグズやギャーギャーを叱っても解決しません。少しの時間一人にしてあげると、落ち着くこともあります。

わかってあげたい

「なに?」と聞いてくることが増えます。

ことば

指さしをしながら「なに?」といろいろ聞いてきます。すでに知っているはずのことも聞いてくることがありますが、それは答えを知りたくてというよりも、会話を楽しんでいることが多いです。「知っているでしょ。」と言わないで、答えてあげると嬉しいと思いますよ。

自分でいろいろやってみたい。

からだ

できないことでもやってみたいのです。「だって、大きくなったんだ!」という立派な気持ちです。まずは見守り、やらせてみましょう。でも、甘えてくることもあります。やれるはずのことを「やって!」と言ってくることもあります。そのときはやってあげましょう。その繰り返しで、成長していきます。

やってみたい

相手の気持ちをわかるのは、まだ難しい。

あそび

友達と一緒に遊びたいけれど、まだ上手く遊べません。
子どもは、お互いに自分の気持ちで動くので、どうしても友達とぶつかることが多くなります。
例えば、同じおもちゃでも相手の持っている方が良く見えて、取ってしまうこともあります。けがをしないように見守る必要はありますが、人とのかかわり方を学ぶ上で、けんかも大切な経験です。

テレビを見る時間は少なく、携帯電話等は与えない方がいいですね。

あそび

幼児用番組が楽しめるようになってきましたね。テレビや携帯電話の画面は刺激が強いので、子どもは癖になりすぎてしまいます。家事などで、どうしても手が離せないときなどに上手に使いましょう。使用は、1日1時間程度にしましょう。

だっこ

ワンポイントアドバイス

「しつけは少しずつゆっくりと」
そろそろトイレトレーニングが気になりますね。
スプーンやフォークを使って、自分で食べられるようにもしたいですよね。
大人にとっては当たり前のことでも、子どもには、新しい習慣を学ばなければならない、大変な時期です。
「こうしてね。」「こうするのがいいよ。」と繰り返し伝えていきましょう。言い聞かせようとしても上手くいきません。
お子さんが、自分からやってみようという気持ちが持てるように楽しい雰囲気作りなどをしながら気長に待ちましょう。

トイレトレーニング

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