妊娠中は特に心配な事がなくても、赤ちゃんとお母さんの健康のために、定期的に妊婦健康診査を受けるようにしましょう。
妊婦健康診査では、血圧・体重測定・尿検査(尿蛋白・尿糖など)・腹囲・子宮底長の計測・貧血等の血液検査などを行い、浮腫(むくみ)がないかどうかについて確認します。赤ちゃんが順調に発育しているかどうか、心拍数の確認や超音波検査が行われる時もあります。
妊婦健康診査受診票
親子健康手帳(母子健康手帳)と同時に交付される受診票で、県内の委託機関での妊婦健康診査が妊娠週数に応じて14回、また14回を超過した妊娠40週以降の基本健診については、追加で2回までを限度として、一部公費負担されます。なお、委託機関の中で、助産所における妊婦健康診査は最高11回までとなります。忘れずに活用しましょう。また、原則再交付できませんので大切に保管しましょう。
歯の健康診査につきましては妊婦歯科健康診査をご覧ください。
妊婦健康診査の公費負担制度
受診票を、委託機関に提出し、妊婦健康診査を受けてください。費用の一部が公費で負担されます。
(公費を超える部分については自己負担となります。)
- 初回
- 第2回 ※受診週数の目安 12週~15週
- 第3回 ※受診週数の目安 16週~19週
- 第4回 ※受診週数の目安 20週~23週
- 第5回 ※受診週数の目安 24週~25週
- 第6回 ※受診週数の目安 26週~27週
- 第7回 ※受診週数の目安 28週~29週
- 第8回 ※受診週数の目安 30週~31週
- 第9回 ※受診週数の目安 32週~33週
- 第10回 ※受診週数の目安 34週~35週
- 第11回 ※受診週数の目安 36週
- 第12回 ※受診週数の目安 37週
- 第13回 ※受診週数の目安 38週
- 第14回 ※受診週数の目安 39週
以下の検査受診票は、委託機関とご相談の上、妊婦健康診査受診票とあわせてご利用ください。
- 超音波検査受診票
- 血液検査受診票
- 血算検査受診票
- GBS(B群溶血性連鎖球菌)検査受診票
出産予定日以降の受診の場合
妊婦健康診査の受診票14回分を使用した後、妊娠40週0日以降に妊婦健康診査を受診した場合、追加で2回までを限度として費用の一部を助成します。
受診日が令和5年4月1日から令和6年3月31日までの方
申請に基づき、妊婦健康診査1回あたり上限4,010円を口座へ振込みます。
受診日が令和6年4月1日以降の方
妊娠届出時に受診票を交付します。
注 令和5年度に妊娠届出をされた方で、令和6年4月1日以降に下記の妊婦健康診査を受ける可能性のある方には、該当の受診票を順次発送します。
- 第15回 受診週数 40週以降
- 第16回 受診週数 40週以降
多胎妊婦の方は、追加で5枚交付される「多胎妊婦健康診査受診票」を先に使用してください。
多胎と診断された場合
多胎と診断された妊婦さんに、妊婦健康診査受診票(多胎妊婦用)5枚が追加で交付されます。
県外の医療機関で受診する場合
里帰り出産等により妊婦健康診査を県外の医療機関や助産所で受診した方は、後日申請により、費用の一部助成が受けられます。
転入した場合の妊産婦健康診査・乳児健康診査受診票等について
浜松市に転入後は、他の市町村で発行された妊産婦健康診査や乳幼児健康診査等の受診票は使用できません。各区の窓口で受診票の交付手続きが必要です。
先輩ママのアドバイス
健診では、超音波検査で、おなかの赤ちゃんの様子を見ることができます。病院によって、2D、3D、4D、カラー超音波などがあり、写真やビデオに撮ってくれるところもあるので、成長していく様子が毎回楽しみなものです。
妊娠は病気ではないので、医療保険の対象となりません。現在、親子健康手帳(母子健康手帳)と一緒にもらった「妊婦健康診査受診票」を利用すると、最高16回までの健診費用が一部公費負担されることになっています。また、多胎妊婦には、追加で受診票が5枚交付されます。
ただし、オプションで受ける検査等については実費となり、妊娠の経過により、すべての受診券を使わない場合もあります。健診の受診時期は、医師の指示に従ってください。