保護者が就労などの理由で、放課後子どもへの対応ができない場合の預け先として、放課後児童会や民間の学童保育などがあります。
民間の学童保育は、放課後児童会と比較すると、料金は割高になってしまいますが、時間に融通がきいたり、夕食の提供や送迎サービス、習いごとのオプションが設けられていたりするところもあります。
放課後児童会
保護者が就労などの理由で、放課後子どもへの対応ができない家庭の小学生を預かる事業です。浜松市が開設し、民間事業者が運営しています。(公設民営)
基本的には、小学校区ごとに設置され、小学校の空き教室や協働センター、専用施設などで開設しています。
民間放課後児童クラブ
国の基準に従い、市の条例で定めた設備及び運営の基準を満たしていることを条件に補助金を交付している児童クラブです。(民設民営)
民間事業者自ら開設場所を確保し運営しています。受入対象小学校区、開所時間、保護者負担金の金額は運営事業者により異なります。
類似放課後児童クラブ
浜松市が独自に設けた基準を満たしていることを条件に、運営費の一部を助成している児童クラブです。
放課後子供教室
放課後児童会のない小学校区では、放課後子供教室が開設されているところがあります。
その他の民間学童保育
民間で運営されている放課後の子どもを預かってくれる所です。
放課後等デイサービス
障がいのある子どもや発達に心配がある子どもが、放課後や夏休み等の長期休暇中に過ごす学童保育の場です。生活能力の向上のために個々の状況に応じて必要な訓練を行います。
先輩ママのアドバイス
住んでいる地域に関わらず利用できる幼稚園や保育園と違い、放課後児童会は小学校区単位での設置になるため選ぶことができません。お迎えの時間が合わない場合や、待機児童がいて入会が難しい、学年が上がると継続が難しいといった状況の場合は、ファミリーサポートセンターの併用や民間の学童保育も選択肢として検討しておく必要があるかもしれません。10月から11月にかけて行われる新入学児童の就学時健診の時に、放課後児童会の入会説明会がありますので、その小学校区の状況を聞いて放課後をどう過ごすかを考えていきましょう。