「図書館なのに、おもちゃやすべり台もあるし、ヤギさんにも会えるんだよー！」 そう伝えると「行く行くー！」と二つ返事で目を輝かせる子どもたち。そこで、磐田市の「ひと・ほんの庭 にこっと」に家族で訪れました。ここは、公立図書館だったのを、絵本を活かした子育て支援施設にリニューアルした施設です。

わが子がまず一直線に向かったのは、おもちゃコーナー。かわいいもの好きの2人はうさぎのぬいぐるみに心奪われ、名前までつけて一緒に遊んでいました。手作りのものや木のおもちゃなどぬくもりを感じるものが多く、見守る私も何となくほっとした気分で過ごせました。

娘はおもちゃで遊びつつも、やはり絵本が気になるよう。時折、手を止めて本の方をキョロキョロしています。大型絵本のコーナーに、娘の大好きな絵本の大型版があったので読んであげることにしました。読み終わると「わにわに、大きいけど怖くないね」と得意顔。

そのうち息子もやってきてサンドイッチの大型絵本を読むと「食パンでかすぎだろー」と自分の頭を絵に重ねて大笑い。いつもと同じ絵本でも、絵が大きいからこその楽しみがありました。

市外在住の私たちは本を借りられないのか…と残念に思っていると、AIがその人にぴったりの絵本をおすすめしてくれる機械を発見。好きな色や好きな表紙などにタッチして答えていくので、子どもでも簡単に診断できました。後日、浜松市の図書館で予約してみようと思います。

施設を出ると、隣接するアミューズ豊田の前にコイのいる池を見つけました。常連らしき家族にアミューズの受付でもらえると教えてもらい、わが家もコイのエサをGET♪はらぺこのコイが、必死で餌に食らいつく音がおもしろくて、ゲラゲラ笑いながら餌やりを楽しみました。

ここ1か所で、屋内外の遊びが楽しめる、にこっと。これからの梅雨と猛暑の時期のヘビロテ施設になりそうです。