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はまなこ里海の会

一緒にでかけた子ども

はまなこ里海の会1浜名湖や遠州灘で操業している漁師さんたちが中心になって立ち上げた、NPO法人「はまなこ里海の会」主催の「浜名湖“海の恵み”探検隊」に参加してきました。
これは静岡県水産振興室がバックアップして行っている事業で、浜名湖周辺で行われている漁業がテーマの体験学習講座です。
こう紹介すると難しい講座のように思われるかもしれませんが、決して難しい講座ではなく、浜名湖での漁業の様子を漁師さんたちと一緒に体験しながら大人も子どもも楽しく学ぶことができます。
スタッフには自然観察指導員の資格を持つ人もいて、浜名湖の植物や魚介のことも詳しく教えてもらえます。

はまなこ里海の会2今回は海苔網からの海苔摘み、海苔すき体験をしました。
当日は海苔の養殖場まで魚船での移動予定でしたが、あいにくの強風で乗船できず残念でした。
まだ肌寒い日でしたが「胴長」と呼ばれる胸元まであるゴム製の防水ズボンを貸してもらい、素手なのに水の冷たさも忘れるほど皆さん熱中して海苔網からの海苔摘みをしていました。
普段なかなかできない水産物の収穫体験は子どもだけでなく大人にとっても楽しかったです。
でも漁師さんたちは朝早くから、季節や気温・風に関係なく仕事をされているんですよね。
はまなこ里海の会3それから昔ながらの手作業による海苔すき体験もしました。
市販されている海苔のように、均一に仕上がるよう木枠に生海苔を流し入れる作業は難しかったです。
でも子どもたちは何度も海苔すきに挑戦して、だんだんとコツを掴み上手になっていました。
自分たちの口にできるものを作ることに興味が沸くのかな。
今は海苔摘みをはじめ海苔を製品にするための作業は機械化されていることが多いそうです。
また浜名湖の幸の試食もあり、美味しい生海苔の食べ方も教えてもらいました(^^)v。

身近な浜名湖ですが、意外と知らないこともありますね。
漁業者とお話をしたり水産体験したりすることで浜名湖の自然や漁業の現状を知り、この先もおいしい浜名湖の幸を味わうためには、どうするべきだろうかと親子で考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。

はまなこ里海の会では水産体験教室以外にも、アマモ場観察会・海浜植物観察会・各種稚魚(種苗)放流事業・舞阪漁港見学などを予定しているそうです。稚魚の放流は小さな子でも楽しめそうですね。
レジャーの場だけでない浜名湖を知ることができる観察会や体験教室に参加してみるのはいかがですか。

取材ママ いっこ

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

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