里山留学、山村留学という言葉を聞いたことがありますか？  今回のイベントは新聞折り込みチラシでみつけ、“ミニ門松”“クリスマスリース”作りのワークショップが気になって参加しました。現地では、倉真（くらみ）地域の大人たちと、地元小学生たちがそれぞれ10人ほどおり、私たち親子を含めた参加者（4組9人）と1日交流をしました。

まず、倉真地区について動画を交えた紹介を受け、参加者全員で自己紹介をしました。

続いて年末の恒例行事である大門松作りを見学し、倉真小学校の校長先生に校内を紹介してもらいました。娘や他の子どもたちは、自分たちが通う学校との違いにとても驚いていました。小規模（全校生徒54人）学校では、教室の使い方は私たちがイメージしているものとまったく違うと感じました。校内の展示物は一つ一つが工夫され、図書室や廊下には共有スペースがあり、音楽室にはたくさんの種類の楽器がありました。参加した娘は、自分の通う学校との違いを、どのように受けとめたでしょうか。

学校見学のあとは、クリスマスリース材料の綿花摘み取りをしました。綿花は、NPO法人冀北の杜が無農薬で栽培しており、初めて見る綿花を娘や他の子どもたちもたくさん収穫しました。

昼食は、地域の方の手作りの食事をいただきました。

午後は、子どもはワークショップ、大人は倉真地域を実際に紹介していただきました。

今まで知らなかった地域が、この日の体験でとても身近に感じるようになりました。子どもへのひとつの教育としても、夫婦で里山留学にとても関心を持ちました。県内のその他の地域での活動もあり、SNS等で紹介されています。Facebookで「しずおか里山留学」と検索してみてくださいね。

■くらみ里山留学
【開催日時】2021年12月11日（土）9:00?15:30
【開催場所】倉真地域生涯学習センター
【対象】小学生親子10組
【参加費】大人1,000円、子ども700円