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子連れで熊野詣

一緒にでかけた子ども 小学生以上

娘の小学校卒業記念に世界遺産の「熊野詣」をしたいと考えた私。でも恥ずかしながら何の知識もなかったのでまずはネットで調べました。「熊野詣」とは紀伊半島南部にある熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を参詣することで、熊野詣のために通った道が「熊野古道」です。

今回は三山のうちの一つ、熊野那智大社を家族4人で訪れることに。初心者でも歩きやすい熊野古道「大門坂」を登る、熊野那智大社、那智の滝へと向かうコースです。

地図

その日はあいにくの雨。朝9時半、大門坂駐車場に車を停めてトレッキングスタート。石畳は美しく、風情があってとても素敵でしたが、足元がすべるのでゆっくり歩きました。

石畳

約30分かけて大門坂を登りきり、那智山観光センターでひと休み。さすがにキツかった。でもこの先も石段が続きます。

階段が続く

ようやく熊野那智大社に到着。お参りをして、御神木・大樟(くす)の根幹部の空洞をすりぬける「胎内めぐり」もしました。

熊野那智大社

八咫烏(やたがらす)という三本足の烏は、熊野の神様の使いで"より良い方向へ導く"導きの神様だそう。娘はおみくじを、息子は「みちびき守」を買いました。日本サッカー協会のシンボルマークにもなっています。

八咫烏

隣の那智山青岸渡寺に寄り、今度は石段を降りて那智の滝方面へ。ちょうど桜が咲いていて、三重の塔との美しいコラボ写真が撮れました。

青岸渡寺

那智の滝

ここでお昼になったので、近くの食堂で私は熊野地方の郷土料理「めはり寿司」(高菜の浅漬けの葉でくるんだおにぎり)を食べました。

めはり寿司

那智の滝が御神体の飛瀧(ひろう)神社にも寄りたかったのですが時間が足りず、帰りは那智の滝前バス停から路線バスに乗って大門坂駐車場へ戻ってきました。

お守り

640mの大門坂は体力に自信のある小学校高学年から中高生、大人向きです。靴は登山ができるものを。子連れには山の上の駐車場を利用した方がいいと思います。わが家にはこの素晴らしい体験が良い思い出になりました。

■世界遺産 熊野古道 モデルルート
【URL】https://www.wakayama-kanko.or.jp/plan-your-trip/model-courses/kumano-and-koyasan/plan03/

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

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