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第6回親子で学ぶ心肺蘇生

一緒にでかけた子ども

Let's Save A Child in Yamanashi Project は「山梨県における学校での突然死ゼロ」を目指し、心肺蘇生方法を普及させるため市民講座を開催している医師・看護師を中心とした専門医療スタッフで組織された団体です。パパの職場の方から講座の誘いを受け、8歳、6歳、4歳の3人の子どもたちと参加してきました。

講座ポスター
 
最初に「心肺蘇生について」の講義を聞きました。わが子たちが退屈しないか心配でしたが、かわいいイヌのキャラクターのアニメを使ったクイズ形式の講義で、楽しく見ることができました。末っ子はアニメに出てきた「119番とAEDをお願いしまーす!」というセリフを気に入ったらしく、今でも時々まねしています。

講座スタート

その後、卓上で心肺蘇生トレーニングツールを使い、胸骨圧迫、AEDの使い方をシミュレーションしました。心臓モデルは正しく圧迫すると「キュッ」と音が鳴るのですが、わが子のうち音を出すことができたのは8歳の長男だけで、コツと力がいることが分かりました。

卓上トレーニング

おねがい

休憩後に人体モデルを使っての実習がありました。試してみたくて仕方がなかった子どもたちは、配置につくと、説明を聞く前に服を脱がして胸骨圧迫をしようとしていました。

人体モデル

日本では突然死の現場に居合わせた人による心肺蘇生実施率は48.3%だそうです。講座資料よると、AEDによる心肺蘇生は急に倒れたり窒息を起こしたりした人に対し、その場に居合わせた人が救急隊や医師に引き継ぐまでに行う方法で、専門的な医療器具や薬剤を使う必要がないため、誰でも行うことができます。

グッズ

胸骨圧迫で助かる人は2倍に、AEDにより助かる人は4倍になるそうです。私は講座を受ける前は、たとえ目の前で人が倒れても何もできなかったと思います。でも、講座を受けたことで人の役に立つことができるかもしれない、という気持ちになりました。親子で受講することができたので、街でAEDを見つけたら、話題にすることができそうです。
 
■第6回親子で学ぶ心肺蘇生講座
【日程】 2018年7月22日(日)
【時間】 10:00~12:30(受付開始9:30)
【集合場所】 山梨大学医学部 玉穂・医学部キャンパス 臨床講義棟・大講堂(1階)
【入場料】 無料 *看護師による保育所開設有
【主催】 Let's Save A Child in Yamanashi Project
【共催】 国立病院機構 甲府病院
【協賛】 公益財団法人 宮田心臓病研究振興基金、山梨大学医学部小児科 循環器グループ
【後援】 山梨大学医学部小児科学講座、山梨県小児科医会
【URL】 https://www.facebook.com/saveachild.yamanashi/

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

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