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浜松ワクワク歴史マップ【2】引間城跡(元城町東照宮)
家康天下取りの足がかりが「出世神社」に
家康が遠江地方を攻略する拠点として入城した引間(曳馬)城の跡地です。東照宮は明治19年(1886)に建てられました。社殿には徳川家の家紋「三つ葉葵」があり、境内には引間城だったことを示す「曳馬城址」と刻まれた碑があります(曳馬と記されている文献もあり)。
子どもと発見!「引間城跡(元城町東照宮)」のココにも注目

見事な装飾と徳川家の家紋「三つ葉葵」がいっぱい
二公像が有名な東照宮ですが、社殿や手水場にも龍や獅子などの見事な彫刻が施されています。その他にも「葵の家紋」がいたるところにあるのを発見。見つけるたびに子どもがよろこんでいました。

三方ヶ原の戦いのあと家康が通ったとされる小道
社殿の左側に、権現道とほられた石碑があります。東照大権現は家康の尊称です。家康が三方ヶ原の戦いで敗戦した際、この西の小道から逃げ帰ったと言われているそうです。

「ホンダ技研」も浜松のこの地から始まった!
引間城跡の北を通る道路沿いには、本田宗一郎が1946(昭和21)年に「本田技術研究所」を開設した場所として石碑が立っています。研究所ができる前は廃寺となった尼寺が放置され、「蛇屋敷」と呼ばれていたそうです。ヘビは商売繁盛の神様とも言われているからホンダも大きくなったのかも?!
ファミリーで楽しむコツ
国道152号(飛龍街道)沿い、浜松城向かいのHondaCars元城店の横道から坂道を上がるのが一番わかりやすいです。一般のトイレがないため、事前に済ませてから散策しましょう。東照宮でお参りの後は、浜松城公園の広場で遊ぶのも楽しいです。浜松城にいるボランティアガイドさんに聞くと、引間城や浜松城の歴史に関わるお話をしてくれます。
歴史の不思議・こぼれ話
家康が攻め入った時の城主だったお田鶴の方が討ち死にしたとされる場所に「椿姫観音」があります。この地にも城を守ろうとした女城主がいたことがわかりました。お田鶴の方は、家康の正妻 築山御前といとこ同士です。今年の大河ドラマに合わせて、歴史上のさまざまな人物のつながりを学べる場所です。
取材者/菅谷 祐里さん
歴史新聞を作ったよ
/菅谷 颯太くん(小5)、芹ちゃん(小3)
※この記事は「浜松まちづくり公社助成事業」で浜松市内の小学生親子が取材した内容をまとめたものです。
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
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施設情報
施設名 | 引間城跡(元城町東照宮) |
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住所 | 浜松市中区元城町111-2 |
電話 | 053-452-1634(浜松市観光インフォメーションセンター) |
URL | https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/miryoku/naotora/pr/shigaichi/02hikuma.html |