開港6周年を迎えた富士山静岡空港。ニュースなどで話題にはふれていても、これまで一度も行ったことがありませんでした。それが9月20日の「空の日」イベント「こども制服撮影会」に応募したところ見事当選！　初めて空港を訪れることになりました。

旅客ターミナルビルに入ると、多くのツアー客でとても混み合っていました。「みんなどこへ行くのかしら？」と思いつつ近寄ってみると、聞こえた言葉は中国語。静岡空港には中華系の航空会社が多く就航しています。小学3年生の息子にこのことを伝えると、「日本人と顔が似ているのに言葉が全然違うね！」と興味津々でした。

そして「こども制服撮影会」の会場へ。私たちは静岡市に本社がある「フジドリームエアラインズ（FDA）」の制服を着ました。息子はパイロット姿に大変身。この時ばかりは親のほうがウキウキで、はりきって撮影しました(笑)

撮影会が終わると、3階の展望デッキ横にある「沼津魚がし寿司」で昼食を取ることにしました。ここで飛行機にのせられて出てきたお寿司に娘は大喜び！　しかもおもちゃとドリンクバー付きです。

食べ終える頃にふと窓の外を見ると、FDAの飛行機が出発のため動き始めているのが目に入りました。息子は「ぼく、見に行ってくる！」と展望デッキに向かって一目散。デッキへ出ると、多くの人が集まっていてその離陸を見守りました。

最後に、ターミナルビルから東に450m離れている「石雲院展望デッキ」に寄りました。ここは360度見渡すことのできる円形のデッキで、とても気持ちのよい場所です。お茶とコーヒーの無料サービス（土日祝のみ）があり、ベビーカーでそのまま入れます。そして何より、飛行機の離着陸を一部始終見ることができます！　息子は自分のカメラで、離陸の動き始めから飛び立つまでの動画を撮影しました。

空港に滞在中、飛行機の着陸1回、離陸2回を見ることができました。こんなに間近で飛行機が見られることは小さな空港ならではのメリットですね。中部国際空港（セントレア）にも何度か行ったことがありますが、子どもに“飛行機の動き” を見せたいなら富士山静岡空港がオススメです。