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ペルセウス座流星群観望会(2011.8.13)
毎年8月に、多数の流星が肉眼で観測できる「ペルセウス座流星群」。南区にある浜松市天文台で観望会が開催されていたので、夏休みの宿題ネタに参加したい息子の、アッシー君として出かけました。
とはいえ、私も天文現象大好き。ワクワクしながら、丸いドームが載った天文台(南区五島公民館)に到着しました。
観望会がはじまる夜10時少し前は、参加する人々が続々とやってくるところでした。遅い時間からはじまるイベントにもかかわらず、小学生や、もっと小さい子がいっぱい。しかも、みんな大人より元気です。きっと、昼間にたっぷり眠ってきたのでしょうね。
月の地図や模型などが展示してある部屋と、天文関係の本などがある図書室で、思い思いに待ち時間を過ごした後、天文台屋上に誘導されました。そこで、皆さん次々と敷物を敷き、場所取りを始めました。
私はうかつにも、敷き物を持ってきていませんでした。「いいよ、地べたに座ろ」と、私に似てあまり何も考えていない息子に救われつつ、流星群の放射点(※)が上昇してくる北北東の方角に向かって座りました。
「ここにカシオペア座があるのがわかりますか?この下あたりに放射点があります。ですが、流星は必ずしも放射点の周りに出現するとは限らないので、空全体を広く見るようにしてください」天文台スタッフの方が、夜空を黒板に、レーザーポインターで白線を描くように説明してくれました。
今回の観望は、あいにく満月近い月が煌々と夜空を照らしていて、条件としては良くありません。それでも、忘れたころに、ビュン、と、輝く流れ星が大空をよぎります。その都度、「おおお!」と、どよめきが起こり、拍手かっさい。
「すごかった!明るかったね!」子どもたちもはしゃいでいます。ちょっとしたお祭り気分に満ちた場内。ですが、気持ちよさげに眠ってしまっている人も…。
流れ星の待ち時間(というのも変な表現ですが)には、大きな天体望遠鏡で月や木星を観察することができます。クレーターの凹凸までも手で触れそうな月、そして木星の縞や衛星群が観察できました。
12時半ごろまでに数個の流れ星を見た後、ウトウトし始めた息子を起こして帰宅しました。「ええ夜やったな~」と息子。(半分寝ていたくせに…)
このペルセウス座流星群観望会は、毎年開催されているとのことです。今年はのべ300人を超える参加者があり、大盛況でした。来年もぜひ、敷き物持参で参加したいと思いました。また、2011年後半は、中秋の名月(9月)、皆既月食・ふたご座流星群(ともに12月)といった天文現象があり、その他にもさまざまな観望会が予定されています。
※放射点…流星群が放射状に飛び出してくるように見える、天球上の1点のこと。
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
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施設情報
施設名称 | 浜松市天文台 |
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住所 | 浜松市南区福島町242-1 |
電話 | |
電話 | 053-425-9158 |
開館時間 | |
休館日 | |
料金 | |
駐車場 | |
URL | https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/s-kumin/hao/ |