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浜松ワクワク歴史マップ【5】二俣城跡
家康の長男信康 悲劇の最期を遂げた城
徳川氏と武田氏がその領有をめぐって7年間も攻防戦を繰り広げた城です。織田信長に武田との内通を疑われた家康の長男信康が自刃した場所でもあります。天守台の石垣は、家康の後の城主堀尾氏の領有時代(1590~1600年)に作られたと言われています。
子どもと発見!「二俣城跡」のココにも注目

いざ登城!雄大な天竜川の流れを望む城山
国宝の松江城と同じ野面積みの石垣がある天守台までは木々に囲まれた道を進みます。本丸の東屋側からは天竜川の流れを望むことができ、子どもたちは雄大な景色に見入っていました。かえでなどが多いので、秋には紅葉が楽しめそうです。

木々の間にはアスレチック風の木製遊具
西曲輪には木製の遊具があり、散策だけでなく公園としても楽しめます。周りは草木が多いため、夏場は虫やヘビに注意して下さいね。

きれいな水が湧き出る清瀧の滝はパワースポット!
清水が湧き出る滝があることから家康が名づけたと言われる「清瀧寺」は、二俣城跡を訪れたら一緒に回りたいスポットです。滝の近くには信康堂があり、願い事(家内安全、恋愛成就、入試合格、交通安全など)ができます。
ファミリーで楽しむコツ
152号線 秋葉街道の鹿島橋を渡りトンネルを抜けると、右手にコンビニが見えてきます。その交差点を左折するとすぐに山へ登る側道があり城跡入口まで行けます。ベビーカー、車いすで本丸まで行けますが、登城口から坂になっている為(徒歩3分弱)、少し大変かと思います。テーブルはありませんが、本丸周囲にベンチ数か所と東屋1か所、西曲輪にも東屋があります。
歴史の不思議・こぼれ話
織田信長に嫌疑をかけられ信康は自刃したと言われていますが、信康の類い稀な能力を恐れたため自害させたという説をはじめ、父である家康との不仲がもとで切腹を命じられたなど、信康の最期に関わる話は諸説あります。街を挟んで南側には、二俣城奪還のため徳川家康が本陣を構えた鳥羽山城跡がありそちらも現在は公園になっています。
取材者/中谷 真代さん
歴史新聞を作ったよ
/中谷 倫太朗くん(小2)
※この記事は「浜松まちづくり公社助成事業」で浜松市内の小学生親子が取材した内容をまとめたものです。
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
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施設情報
施設名 | 二俣城跡 |
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住所 | 浜松市天竜区二俣町二俣 |
電話 | 053-925-5845(天竜観光協会) |
子連れにうれしい設備 | 休憩場所、遊具 |
駐車場 | 有(無料・登城口前に約6台 清瀧寺境内に約10台)、駐輪場は駐車場と共有 |
URL | https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/miryoku/hakken/tanbo/201602.html |