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浜松ワクワク歴史マップ【4】重要文化財 中村家住宅

一緒にでかけた子ども

浜松ワクワク歴史マップ

 中村家住宅

敷地は25mプール約10個分!名門「中村家」のお屋敷

敷地3000平方メートルのこの屋敷に住んだ中村家は、鎌倉時代から32代続く名家です。18代正吉が徳川家康に仕えた縁から、お万の方が家康の次男である於義丸(後の結城秀康)をここで出産し、その時の胞衣を埋めた胞衣塚が残っています。主屋は昭和48年に重要文化財に指定されました。

子どもと発見!「中村家住宅」のココにも注目

ポイント1
国指定重要文化財の主屋は古民家の造りを学べる

主屋

敷地のほぼ中央に南向きに立つ主屋は1688年頃のものと言われ、出入り口が3か所ある土間は、身分によって使い分けられていたと考えられています。建物の造りや囲炉裏・茶室の設備などから、昔の生活を知ることができるポイントがたくさんあります。

ポイント2
四畳半の部屋にだけ天井があるのはなぜ?!

4畳半の部屋

中村家住宅は柱の角の面取りが建物の中心より南側の部屋にされていますが、この四畳半は北側なのに柱に面取りがされ、天井があるのもここだけです。壁に色土が塗られていることからも、特別に造られた部屋と考えられます。

ポイント3
胞衣塚に残る家康お手植えの木

胞衣塚

天正2年(1574)2月8日、於義丸がこの屋敷で産まれ、胞衣(後産)を埋めた胞衣塚には梅の木が植えられています。家康が息子に会った際に植えたとされ数代を経て残る姿は、家康が浜松の地で過ごした時代を思わせ感慨深いです。

 

 

お役立ち情報

● ファミリーで楽しむコツ

見学できるのは週末にかけての金~日曜日です。常駐しているガイドさんの説明がとてもわかりやすかったので、お話を聞くのがおすすめ。屋外はベビーカーが使えますが、屋内は段差があるため小さな子は抱っこでの移動になります。休憩できるベンチがありますが、基本的に飲食不可ですのでご注意を。浜名湖にほど近いため、合わせてうなぎ販売店やカキが食べられるお店(冬期)に寄るのもおすすめです。

結城秀康.png

● 歴史の不思議・こぼれ話

家康の第二子である於義丸は、中村家で育てられ11歳のときに羽柴秀吉の養子となったため、秀吉と家康から一文字ずつをとり「羽柴三河守秀康」の名となりました。17歳で結城晴朝の養子となり「結城秀康」を名乗るようになったそうです。

 

取材者/富永 訓子さん

※この記事は「浜松まちづくり公社助成事業」で浜松市内の小学生親子が取材した内容をまとめたものです。

歴史新聞 歴史新聞を作ったよ

歴史新聞【中村家住宅】.PNG

歴史新聞【中村家住宅2】

子ども調査員 /富永 紗帆ちゃん(小4)

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

施設情報

施設名 中村家住宅
住所 浜松市西区雄踏町宇布見4912-1 
電話 053-596-5585 
利用時間 9:30~16:30
休み 月~木、12/28~1/4
料金 大人200円、高校生100円、70歳以上中学生以下無料 
子連れにうれしい設備 休憩場所
駐車場 有(無料)・50台
URL https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/w-machi/culture_art/nakamurake_jutaku/index.html

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