浜松駅近くにある、巻き貝のすべり台が目印の野口公園。公園内にあるビオトープにはザリガニがたくさんいると聞き、3歳の息子と遊びに行きました。

ビオトープに着くと、いつも遊びに来ている様子の子どもたちが、ザリガニ釣りの真っ最中。釣り具を持っているザリガニ釣り名人の子もいて、虫かごにはすでにザリガニがたくさん入っていました。アメリカザリガニという品種らしく、色が赤く大きなハサミが特徴です。息子は、ザリガニを見るのはこれが初めて。絵やテレビで見るのと同じその立派な姿に、もう目が釘付けです。憧れの人を眺めるかのように、じーっと食い入るように観察していました。

その後は、ザリガニ釣り名人の子に教えてもらいながら、一緒に釣り開始。足元をのぞき込むとあちこちにザリガニがいるのが目視できるほど、たくさん生息していました。

だんだん上手に釣れるようになってくると、もう楽しくて仕方のない様子。大きいのが釣れると、みんなで大歓声です。「このビオトープは水深が浅く、足場の木もしっかりしているので、子連れで来るのにはちょうどいいんです」と、ザリガニ釣り名人のパパが教えてくれました。

結局、炎天下で2時間以上、ザリガニ釣りを大満喫した息子。「楽しかった！」と満足そうに笑っていました。

ビオトープのすぐ後ろには東屋もあり、公園のトイレも利用できるので、休憩しながら過ごせます。ただ、足場のところは日除けがないため日焼け対策は必須です。こんなに長くいると思わなかったので、私も息子も首の後ろが真っ赤になり、日焼け対策の甘さを反省しました。遊びにいく際は、ご注意ください。