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パナソニック「レッツノート手作り工房」体験記

一緒にでかけた子ども

18倍の難関!!

8月最後の土曜日に、「Panasonic Let's note手作り工房」というパソコン作りの講座に参加しました。
この講座は、パナソニックの神戸工場でやるので神戸まで行きました。
子どもと私はやっと念願かなってこの講座に参加することになったので、わくわくしながら前日神戸に行き、当日に備えたほどです。
なんといっても、この講座に参加するには高倍率の抽選に当たらないと参加できないのです。2年前にこの講座の存在を知ったのですが、その時は、肝心の募集期間に応募できず見送り、翌年は申し込みはしたけれど、抽選にはずれてしまいました。今年やっと当たって、パナソニックの方から連絡が来た時には、飛び上がって喜んでしまいました。今年は、約900組の応募があった中、南は沖縄県、北は千葉県から50組の親子が当選したそうです。本当に狭き門なんです!!

いよいよ講座当日

当日は、朝8時30分から受付だったので、遅れていくのはもったいない!と、前日から神戸に宿泊して備えました。さらに、前日夕食は、「神戸ステーキといえば『三田屋』がおいしいから行ってみな! 」と、事前に関西グルメに詳しい友人に情報をもらい、ギザ有名、ギザウマのステーキを食べて気分は最高潮に達したまま行きました。
地下鉄西神・山手線で、「西神中央駅」まで行くと、工場までは直通バスが用意されていて、浜松市で言えば都田の工業団地を思わせるような雰囲気の道を通って行きました。
工場に着くと、たくさんのカメラが待ち受けていてどきどきしましたが、頭の中は、これからどんな風にパソコン作りが始まるかでわくわくしていました。
会場には、たくさんの家族が来ていました。
9時30分から開校式が始まり、司会は関西ならではの漫才仕込の進行で、息の合った2人が盛り上げてくれました。
そこに、『鉄腕アトム』の「お茶の水博士」が細く大きくなったような『博士』と『ブースケ(ぶた)』が乱入!!パソコンの仕組みを教えてくれました。

さあ!パソコンを作るぞ!

2014030307235_PC.JPG

この日1日、グループに分かれて行動するように、あらかじめ決められたグループで行動しました。もちろん、付き添いの家族も一緒です。
パソコンを作る工房では、部品の置かれた机に、何やら子どもの手がつながれていて、
「面倒臭くなって脱走しないように、つながれたの?」
と聞くと、なんとそれは、静電気を吸収してくれる装置だったようです。普段夏でも、あっちにビリビリ、こっちにビリビリと感電しまくっている私がそばにいていいのかと不安になりながらも、パソコン作りが始まりました。
パソコンの外側のケースが大きく開いた状態の中に、いろいろな部品をつなげたり、パソコンに水がかかった時に肝心な場所に水が入らないようにするシールを貼ったり、決められた順番にねじを留めていったりという作業でした。子ども2人に1人のパナソニックの社員の方がついて、大切な場所、きっちりねじを締めるコツなど、重要な部分は手際よく教えてくれて、みるみるうちに出来上がっていきました。うちの場合は、パナソニックの社員の方だけでなく、一緒に教えてもらっている子どものお父さんが、どうもパソコンには詳しいらしく、やりながらいろいろ解説してくれていたので、2人の講師がいるような感じで、
「ほほう、なるほど・・・。」
と思いながら製作できました。
全体でほんの1時間30分ほどで完成!!もっと時間がかかって大変だと思っていたので、言われるままに作業を続けているうちに、気がついたら出来上がっていたという感じで、見ている方も驚きました。参加資格が小学校4年生から高校3年生までということで、参加の子どもたちの年齢には幅があったけど、「世界でたった一つの、自分が作ったパソコン」ができあがり、みんな満足そうな顔をしていたし、パソコン作りをやり遂げたという自信に満ち溢れているように感じました。

パソコンの検査

昼食をとって、「大じゃんけん大会」で豪華景品をもらえるというイベントでさらに盛り上がってから、午後はいよいよ作ったパソコンの検査と工場見学です。
自分が作ったパソコンが、問題なく作動するのかどうかの検査のため、ここはひとしお緊張していた子どもたちです。もちろん、検査も自分たちでやりました。検査をするための場所に移動して、自分の作ったパソコンを調べます。画面に「よければ『はい』をクリックする」という指示が出るのを、ひとつひとつクリアしていくごとに、なんだか顔がニマニマしてしまいました。そして最後の項目にクリアした時、親子でホッとした顔になり、やっと肩の力が抜けました。

工場見学

工場見学では、『パソコン作り巨匠』という方が、プロの技でパソコン作りを披露してくれました。みんなが1時間30分で作ったパソコンを同じ工程で、なんと9分で完成させてしまいました。
『巨匠』は、
「こんなに大勢の前は始めてやから、ほんま緊張するわ」
といいながら、本当に指先がブルブル震えていながらも、しっかり10分きるところがすごいですね。普段は6分程度で1台を作ってしまうそうです。もちろん、みんなからは拍手喝采でした。
パナソニックのパソコンで、今回子どもたちが作ったのは、『Let’s note R6』というタイプのものでしたが、工場見学でパソコンの検査の工程には『TOUGHBOOK』というもので、水を360度の角度からかけても大丈夫な様子や、高温・低温の状態でも大丈夫な様子を見たり、今回作った『Let’s note』で100kgの重量をかけても大丈夫(実際に子どもたちが数名乗りました。)な様子を見たりしました。
また、工場の中で、パソコンの基盤が作られているところも見せてもらいました。
最後に、自分で作ったパソコンを梱包し、終了しました。

閉校式

2014030307235_PCheikousiki.JPG

そうしているうちに、ついに閉校式になりました。もっともっと見たい!知りたい!と思っていても、残念ながら時間です。子どもたちはみんな、梱包したパソコンを大事そうに持って、満足した顔をしていました。
たくさんの応募の中から抽選で選ばれないと受講できないので、興味のある人みんなが参加はできないけれど、今回参加させていただけて、本当に楽しかったです。子どものあの満足した顔つき、なかなか小学生でパソコンを作るという体験をしている子どもが少ないと思いますが、自分はやったぞ!という達成感と自信を感じている子どもの様子を、すぐ横で見ていて、パナソニックさんには、ぜひとももっと間口を広げてほしいという思いです。そして、浜松から神戸まで、交通費と12万円(今回の参加費、主にパソコン代)を払って行くことは時間も費用もかかるけど、ぜひパソコンの好きな子どもにはこういうチャンスを与えてあげられるといいと思いました。
ちなみに今までの応募期間は6月あたりでした。興味のある方は、その頃になったら、まめにパナソニックホームページをチェックしてください。

さて、パソコンの方はといいますと、当日は夜遅くまで神戸の町を満喫する予定でしたが、子どもがホテルに早く帰りたがるので、仕方なく早めに帰ると、さっそくパソコンに向かい、設定を催促されました。うれしそうに、そして大事そうに使っていたのが印象的でした。もちろん、家に帰ってからは、楽しそうにパソコンに向かっています。

取材ママ わかば

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