ぎふワールド・ローズガーデンで遊んだ後、車で10分ほどのところに日帰り温泉があると聞き、天然温泉「三峰（みつみね）」に立ち寄りました。最近銭湯デビューした息子は、大きなお風呂にうきうき。想像以上にしっとりと趣あふれる外観と、モダンで清潔感のある内観で驚きました。

ちょうど母の日ということで、内風呂にはお花がたくさん浮かべられていて、リゾート気分。「すごいよ、お花が浮かんでる！」と息子は両手を伸ばし、抱えきれない花びらを一生懸命集めていました。内湯から大きな窓の向こうへ目をやると、各種の露天風呂が植木と岩の庭園のなかに配置されていて、風情たっぷりの空間でした。

「僕これが1番好き！」と息子が何度も入っていたのが、カーネーションをイメージしたピンクの炭酸泉の露天風呂。お湯の温度がぬるめで息子にちょうどよく、下が見えるほどの透明度がありながら派手な色味だったのがポイントだったようです。他にも120cmもの深さがある立ち湯は、息子を抱っこしながら入りました。「抱っこ風呂だね」と笑いながら、水の中の浮遊感を楽しんでいました。

お風呂の後は、そのまま食事処で夕食です。L字型の大きな窓ガラスの向こうにお庭が広がっていて、軒先には色とりどりのかわいらしいこいのぼりがずらりと飾られていました。ちょうど窓際の席に座れ、風でゆらゆらゆれるこいのぼりとお庭を眺めながら食事ができました。

よく手入れされた庭園には小さな川が流れていて、湯上がり＆食後の散策にぴったりでした。「魚がいるよ！何か他に生き物いないかなあ」とのぞきこむ息子。新緑の木々がサワサワと揺れ、とりわけハリのある青紅葉の葉が美しかったです。

お風呂上がりさっぱりした身体に、お腹いっぱいの食事。もちろん帰り道の息子は爆睡で、大満足の日帰り旅行でした。